マイペースでがんばれ！


あれ？マイペースでがんばれって矛盾してない？

いいじゃん！(^_^;)


恒例のお正月番組「サンタク」の終わりで明石家さんまさんが少しだけ歌った甲斐バンドの「最後の夜汽車」サビは
君が乗った最後の夜汽車が僕の町を遠ざかる・・・
何故この歌で１コーラスだけだったのか歌ったさんまさんしか理由はわからないのでしょうが、
「なんでこの歌なんだろ？サンタク終わるのかなぁ」と、ふと思ったことを思い出した。

さてお正月気分も通り越し、普段の仕事モードになったとたん「SMAP解散！？」
年末年始いっぱい出てたでしょ！？

　5人が5人とも立場（情報を受けた時期、対する考え、行動、結果は異なっていたのでしょう）SMAPとしてどうするという結果を残すのであれば、今回テレビでの謝罪会見か本当の意味での解散となったはずだ。
　その後一般人としてそれぞれの道を歩むのか、芸能界に残りピンで活動するのか残ったメンバーで別のグループを作るのか、様々な道から選び出した結果5人で飲み込んだ「ルール」であると思う。
　今回の謝罪会見が正しいのか過ちなのかは5人だけのジャッジとなる。たとえ誰かがそれを喜んだとしても、揶揄しても、後世に汚点を残す結果になったとしても、彼ら5人でしかできなかったこと、成し得なかったこと、それが今ベストだと信じてそこに立ち、それぞれの誰かに謝罪し、礼を述べ、ある意味ゼロからの出発を選んだ。
　これからのSMAPは今までのSMAPとは異なるのかもしれないが間違いなく今までの5人で「前に進んでいく」のであり「変わっていく」のである。
　さて、問題は他にもある。周りで見ている人達はテレビやスクリーンの前でその生き様を見ていかなければならない。それを望んだからである。目を反らさず見ていかなければならない。ある意味5人よりも辛い事を望んだのかもしれない。否応なくテレビを点ければそこにSMAPが居るのだから。今までと異なった目で見ることになるとおもう。
　理由は、なにも芸能人である彼らだけがこのような憂き目にあうわけではないからだ。
　とらえ方も人ぞれぞれだと思うが、私たち一般人であってもどこかの会社に属しているのが大半で、すばらしい経営者や諸先輩達ちに見守られながら、自らを鼓舞し、また後輩達を同様に見守り叱咤激励できている人達は少ないと思う。
　ほとんどの人達はブラック（黒に近いグレー）で、それでもそこでがんばるか、止めて新天地（少しでも白に近いグレー）を探すか、真っ白に見える自分の会社を立ち上げしかないのだ。（大げさに書くとこうなっちゃうねm(_ _)m）
　探し出せずに元の会社に戻れるなんてのはよほどいい人か会社に貢献できる人なのだが、理由があって辞めて行き、出戻った人を周りはどう見て扱えばいいのだろうか？いくら嫌われ上司の責任が周知の事実だったとしても、他の社員は上手にいなし、日々仕事をしているわけだ。
「何時かは独立」
「でも今じゃない」
「計画的に」なんて個々が思っていたとしても口にも出さず、虎視眈々と狙っているのだ。

「飛んじゃった。」
「あれ？戻ってきたよ」
「今までどおり？無理っ！」
「しばらくの間はおとなしくしているだろうが、また・・・」
「楽しそうに話しているところを嫌われ上司に見られたら同じ様に見られてしまう！」って思われるのが不通でしょ？
あれ？でもこれって「いじめ」と似ているなぁ。
前述のSMAPはどう見られるのだろう？

いじめに遭っている子供達が何とか学校を出て社会に飛び出していっても
「SMAPの5人でさえがんばっているんだから、がんばれる。前を向いていかなければ。」と思ってもらえるだろうか？
「社会に出てもあんな風にいじめられるのならこの世なんて無くなってしまえばいいのに。」なんて思わないだろうか？
こんな事を考えている僕は後ろしか見ていないのかもしれない。

が、息子には何もしないよりは失敗した方が前に行ける。
辛い事があっても嬉しいことが待っているから前を向ける。
人と同じ道、歩幅で歩く必要はない。
遠回りしてもその分、人と違った経験となる。
それを人にはマイナスに見られてもそれは自分で選んだ道。
自分で自分にプラスと思えればいいじゃん。
同じ様な人達のことが少しでもわかる大人になってもらえれば優しいお兄ちゃん。オンリー　ワンになれるのでは？
気付け息子よっ！
と伝えたい。伝えているつもりだが、伝わってる？

長文だね～m(_ _)m