わが身の丈

画像には残るが記憶には残らない鱸







画像には残らなかったが
 

記憶には焼きついた鱸










手に出来なかった悔しさは無い


 

と言い切れるほど
釣りを積み重ねて来たわけではない


 

が!

 

手に出来そうであった彼女の

 

想像を超えた優雅でかつ神々しさの前では
それは些細なこと




そう気付かせてくれた晩秋の海

 

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