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▼ 【隠れた銘竿に脚光を!】ラグゼリフレックスティガロ91MLインプレ
17年発売のロッドのインプレを今更ですがさせてください。
というのもそれだけ感動したので、とにかく一人でも多くの人にこの思いを届けたいのです。
暑いですね、暑い日は取り敢えずエアコンの効いた釣具屋さんで日が傾くのを待ちましょう…。
そんなことを考えて釣具屋さんに向かったわけなのですが、気がついたらロッドとリールが増えていたのです。おかしいなぁ…。
この度購入したロッドはがまかつのルアーロッドブランド、LUXXE(ラグゼ)の上位機種、リフレックス ティガロの91MLというロッドです。
がまかつってどんなイメージか、恐らく多くのアングラーからすると「磯竿作ってるところだよね」だとか「エサ釣りのイメージが強い」とかだと思いますが、実は自社窯を有している国産ルアーロッドブランドLUXXE(ラグゼ)を有しています。
ライトゲームをされる方でしたら「宵姫シリーズ」の名前を聞いたことがあるかもしれませんね。
かく言う私も、ラグゼのロッドは初めまして。そもそも軽度のシマノ信者のため、シマノ以外のロッドを手にすることも少ないです。
さて何故この竿にしたかですが簡単な話、店頭に並んでいたのを振ってみて久しぶりにピンと来たのです。
私はロッドのフィーリングを店頭で簡単に確認するのに、ロッドのトップで空中に字を書いたり指揮を振ってみたりします。
どの速さまで思い通りの軌道を描けるか、もちろん硬さや重さ、調子にもよりますが、ピンと来る竿は自分の想像の少し上を行くのです。恐らくは重量バランスやテーパーの感じなどが自分の好みに合うかどうかなのでしょう。
仕様の紹介
がまかつラグゼリフレックスティガロ91ML(長い!)の適合ルアーは5~24gと、やや柔らかめのスペックです。(これに関しては後々良い意味で裏切られます)
私が連日通うホームは夏場はどうしてもシーバスの釣果が減り、クロダイの釣果が良くなるので7g前後のチニング用のルアーを投げられる柔らかめのロッドが欲しかったのです。
オールチタンフレームのKガイド、TOPのみSiCで他はトルザイトリングが採用されています。TOPのSiCはおそらく糸鳴り防止のためでしょう。
シートは二重になっていてしっかりとロックすることが出来る、少し太めで大きめの手でも握り込み易いシートになっています。
全体的に黒と銀で統一されていて、過度な装飾もなく「ティガロ」の語源でもある虎の模様をあしらったネームがバットにある程度です。
ブランクスはナノアロイ採用の強い高弾性カーボンが使われており、それをがまかつ独自の技術である「PCS(パワークロスシステム)」というカーボンテープをクロスさせて締め上げることでネジレなどを防止しています。まあこれは某大手の特許が切れた瞬間あらゆるメーカーが真似した技術ですが、がまかつのPCSは恐らくシートの状態で貼り付けて焼成しており、ブランクスが持つポテンシャルを崩すことなく効果を得るようにしている気がします。(素人なので全く見当外れだったらがまかつさんごめんなさい…)
テーパーはレギュラーでベリーが良く入ります。それもそのはず、センターのジョイント部はかなり細いです。それでありながらバットはしっかりしていて大物を物ともしないパワーが秘められています。
重量は130gとなかなか軽量、なによりバランスが良く、リール(225g)を付けた状態で短めのフォアグリップの先に重心が来ます。
また質感や仕上げの丁寧さが某大手の最上位機種(日本製)に比べても圧倒的に良いです。ガイドのスレッドなどもさることながら、ブランクスのスパインの位置が完璧な場所に来るように緻密に組み上げられています。
某黒いシーバスロッドの合わせマークがズレてたり、某真っ赤なバーサタイルロッドのガイドがグラグラしてたりと良い思いをして無かっただけにこの完成度は本当に嬉しいです、これぞ日本製、メイドインジャパンだよぉ!
実釣!
我慢できず、車内でノットを組みそのまま釣り場へ直行です。タモも持たずにね。(以前忘れた際にその場で購入した安いタモセットを車載していたので事なきを得ました)
先ずはキャストフィールを確かめたく、自分の中のルアー表の真ん中に置いているサイレントアサシン99S(17g)を投げました。
おぉっ!?
キャストフィールが最高すぎる。
竿に力を込めた瞬間ベリーがギュンと曲がり込みそれに釣られるようにバットも曲がります、そして蓄積されたエネルギーがバットからベリーに送られ、スムースにティップまで弾き出すようにしてルアーを放ちました。
曲がるのにダルさがなく、シャキッとしててコントロール性にも優れます。
ルアーが空中を直線的な弾道を描いて飛んでいきます。
最初なので楽にキャストしたつもりでしたが、いつもの感覚より明らかに遠くに飛んでいます。
他にも色々なルアーを試しました。スウィングウォブラー85Sがあんなところまで!?エクスセンスクーが弾丸のように飛ぶ!?メバル用のプラグが余裕で使えるだと!?
たのしい!!
以外だったのが重いルアーが余裕で投げられるところでした。
勿論ペンデュラムキャストではありますが、40gのジグだって普通にぶっ飛びます。30gのキャスラバもフルキャスト可能です。
スロー寄りのロッドって適合ルアーの幅狭まりがちですよね、ワールドシャウラ2832RSも7-30gって書いておきながら50gまでは使えるもんな…。
ロッドに変な癖が無いからか、ピン撃ちだってベイトタックル並みにできます。ピッチングやバックハンドキャストでも本当に効率的にキャストが出来るので楽しくて仕方ないです。こんなにはしゃいだのは1X年前当時小学生だった私が、釣具屋オリジナルブランドのロッドからシマノのソルティーショットにグレードアップさせたとき以来です。
そんなこんなで楽しんでいた時に事件が!
初めて買ったグルービン65Sのアクションを確認していました。
スローのただ巻に緩めのトゥイッチをかけていたら、
ズシン
あ〜根がかrじゃない!じゃない!魚だ!シーバスだ!
買ったばかりのロッドが笑えるくらいしなってます。
「綺麗なベンディングカーブだなぁ…」と感心してる場合じゃありません、真夏シーバスめっちゃ引く。しかも重い!
いや、でもめちゃくちゃファイトしやすいぞ。
磯竿のように全体が曲がるのにバットの強さで魚の動きを封じ主導権を渡さない。ネジレもパワーロスもないから意のままに操れる。
そしてあっという間に魚を引き寄せてしまいました。あ、結構デカい。
さて問題はここからです。明らかにタモが小さすぎます。(大きさもだけどネットが浅すぎる)
満潮時刻とはいえ小潮なので海面との距離もギリギリ。
かれこれ3分ほどでしょうか、、手こずりまくり、、恥ずかしい限り。。
ですが、その間何度か魚が暴れましたが、ロッドが完璧に追従しテンションを緩めず魚をバラさずに居てくれました。
やっとのことで上げました

ビューティフォー!!
脳汁やばいですよ、あくまでキャスト感覚掴むための練習のつもりで小潮の上げ止まりでも投げてたのに。。そんなに魚影が濃い場所でもないし、水温高いし。今日買ったばかりのタックルだし。
ランカーには届かないものの、今年の自己最高記録更新です。というかこのホームなら自己最高かも。
この一匹を手にしたことで、この竿の最も素晴らしいポイントが見えてきました。
魚を釣る全てのプロセスで素晴らしいパフォーマンスを得られるロッド
であるということです。
と言うのも「投げて、アクションさせて、掛けて、獲る」という釣りにおけるトータルの性能を全て両立させることは並みのことではありません。
特に最近のスペックのために高弾性カーボンを考えなしに使用したロッドは、ロッドのせいでバイトを弾いたりバラしたりってことも少なくありません。
その点このロッドはすべての過程でアングラーの右腕となり得る最高のロッドの一つだと思います。
一つ問題があるとすれば、こんなに素晴らしいロッドを未だ釣り場で使ってる人を見たことがないことです。
全員ラグゼ使っててもおかしくないのに何故…。(ちょっと大げさ)
やはり知らないということが大きいのではないでしょうか。以前のがまかつのルアーロッドのように「曲がるけど少しダルい気がするかも」というイメージのまま触ることすらせずに素通りしてしまっている方が多いのでは無いでしょうか。
騙されたと思って触ってみて下さい。
あとで写真追加します。
というのもそれだけ感動したので、とにかく一人でも多くの人にこの思いを届けたいのです。
暑いですね、暑い日は取り敢えずエアコンの効いた釣具屋さんで日が傾くのを待ちましょう…。
そんなことを考えて釣具屋さんに向かったわけなのですが、気がついたらロッドとリールが増えていたのです。おかしいなぁ…。
この度購入したロッドはがまかつのルアーロッドブランド、LUXXE(ラグゼ)の上位機種、リフレックス ティガロの91MLというロッドです。
がまかつってどんなイメージか、恐らく多くのアングラーからすると「磯竿作ってるところだよね」だとか「エサ釣りのイメージが強い」とかだと思いますが、実は自社窯を有している国産ルアーロッドブランドLUXXE(ラグゼ)を有しています。
ライトゲームをされる方でしたら「宵姫シリーズ」の名前を聞いたことがあるかもしれませんね。
かく言う私も、ラグゼのロッドは初めまして。そもそも軽度のシマノ信者のため、シマノ以外のロッドを手にすることも少ないです。
さて何故この竿にしたかですが簡単な話、店頭に並んでいたのを振ってみて久しぶりにピンと来たのです。
私はロッドのフィーリングを店頭で簡単に確認するのに、ロッドのトップで空中に字を書いたり指揮を振ってみたりします。
どの速さまで思い通りの軌道を描けるか、もちろん硬さや重さ、調子にもよりますが、ピンと来る竿は自分の想像の少し上を行くのです。恐らくは重量バランスやテーパーの感じなどが自分の好みに合うかどうかなのでしょう。
仕様の紹介
がまかつラグゼリフレックスティガロ91ML(長い!)の適合ルアーは5~24gと、やや柔らかめのスペックです。(これに関しては後々良い意味で裏切られます)
私が連日通うホームは夏場はどうしてもシーバスの釣果が減り、クロダイの釣果が良くなるので7g前後のチニング用のルアーを投げられる柔らかめのロッドが欲しかったのです。
オールチタンフレームのKガイド、TOPのみSiCで他はトルザイトリングが採用されています。TOPのSiCはおそらく糸鳴り防止のためでしょう。
シートは二重になっていてしっかりとロックすることが出来る、少し太めで大きめの手でも握り込み易いシートになっています。
全体的に黒と銀で統一されていて、過度な装飾もなく「ティガロ」の語源でもある虎の模様をあしらったネームがバットにある程度です。
ブランクスはナノアロイ採用の強い高弾性カーボンが使われており、それをがまかつ独自の技術である「PCS(パワークロスシステム)」というカーボンテープをクロスさせて締め上げることでネジレなどを防止しています。まあこれは某大手の特許が切れた瞬間あらゆるメーカーが真似した技術ですが、がまかつのPCSは恐らくシートの状態で貼り付けて焼成しており、ブランクスが持つポテンシャルを崩すことなく効果を得るようにしている気がします。(素人なので全く見当外れだったらがまかつさんごめんなさい…)
テーパーはレギュラーでベリーが良く入ります。それもそのはず、センターのジョイント部はかなり細いです。それでありながらバットはしっかりしていて大物を物ともしないパワーが秘められています。
重量は130gとなかなか軽量、なによりバランスが良く、リール(225g)を付けた状態で短めのフォアグリップの先に重心が来ます。
また質感や仕上げの丁寧さが某大手の最上位機種(日本製)に比べても圧倒的に良いです。ガイドのスレッドなどもさることながら、ブランクスのスパインの位置が完璧な場所に来るように緻密に組み上げられています。
某黒いシーバスロッドの合わせマークがズレてたり、某真っ赤なバーサタイルロッドのガイドがグラグラしてたりと良い思いをして無かっただけにこの完成度は本当に嬉しいです、これぞ日本製、メイドインジャパンだよぉ!
実釣!
我慢できず、車内でノットを組みそのまま釣り場へ直行です。タモも持たずにね。(以前忘れた際にその場で購入した安いタモセットを車載していたので事なきを得ました)
先ずはキャストフィールを確かめたく、自分の中のルアー表の真ん中に置いているサイレントアサシン99S(17g)を投げました。
おぉっ!?
キャストフィールが最高すぎる。
竿に力を込めた瞬間ベリーがギュンと曲がり込みそれに釣られるようにバットも曲がります、そして蓄積されたエネルギーがバットからベリーに送られ、スムースにティップまで弾き出すようにしてルアーを放ちました。
曲がるのにダルさがなく、シャキッとしててコントロール性にも優れます。
ルアーが空中を直線的な弾道を描いて飛んでいきます。
最初なので楽にキャストしたつもりでしたが、いつもの感覚より明らかに遠くに飛んでいます。
他にも色々なルアーを試しました。スウィングウォブラー85Sがあんなところまで!?エクスセンスクーが弾丸のように飛ぶ!?メバル用のプラグが余裕で使えるだと!?
たのしい!!
以外だったのが重いルアーが余裕で投げられるところでした。
勿論ペンデュラムキャストではありますが、40gのジグだって普通にぶっ飛びます。30gのキャスラバもフルキャスト可能です。
スロー寄りのロッドって適合ルアーの幅狭まりがちですよね、ワールドシャウラ2832RSも7-30gって書いておきながら50gまでは使えるもんな…。
ロッドに変な癖が無いからか、ピン撃ちだってベイトタックル並みにできます。ピッチングやバックハンドキャストでも本当に効率的にキャストが出来るので楽しくて仕方ないです。こんなにはしゃいだのは1X年前当時小学生だった私が、釣具屋オリジナルブランドのロッドからシマノのソルティーショットにグレードアップさせたとき以来です。
そんなこんなで楽しんでいた時に事件が!
初めて買ったグルービン65Sのアクションを確認していました。
スローのただ巻に緩めのトゥイッチをかけていたら、
ズシン
あ〜根がかrじゃない!じゃない!魚だ!シーバスだ!
買ったばかりのロッドが笑えるくらいしなってます。
「綺麗なベンディングカーブだなぁ…」と感心してる場合じゃありません、真夏シーバスめっちゃ引く。しかも重い!
いや、でもめちゃくちゃファイトしやすいぞ。
磯竿のように全体が曲がるのにバットの強さで魚の動きを封じ主導権を渡さない。ネジレもパワーロスもないから意のままに操れる。
そしてあっという間に魚を引き寄せてしまいました。あ、結構デカい。
さて問題はここからです。明らかにタモが小さすぎます。(大きさもだけどネットが浅すぎる)
満潮時刻とはいえ小潮なので海面との距離もギリギリ。
かれこれ3分ほどでしょうか、、手こずりまくり、、恥ずかしい限り。。
ですが、その間何度か魚が暴れましたが、ロッドが完璧に追従しテンションを緩めず魚をバラさずに居てくれました。
やっとのことで上げました

ビューティフォー!!
脳汁やばいですよ、あくまでキャスト感覚掴むための練習のつもりで小潮の上げ止まりでも投げてたのに。。そんなに魚影が濃い場所でもないし、水温高いし。今日買ったばかりのタックルだし。
ランカーには届かないものの、今年の自己最高記録更新です。というかこのホームなら自己最高かも。
この一匹を手にしたことで、この竿の最も素晴らしいポイントが見えてきました。
魚を釣る全てのプロセスで素晴らしいパフォーマンスを得られるロッド
であるということです。
と言うのも「投げて、アクションさせて、掛けて、獲る」という釣りにおけるトータルの性能を全て両立させることは並みのことではありません。
特に最近のスペックのために高弾性カーボンを考えなしに使用したロッドは、ロッドのせいでバイトを弾いたりバラしたりってことも少なくありません。
その点このロッドはすべての過程でアングラーの右腕となり得る最高のロッドの一つだと思います。
一つ問題があるとすれば、こんなに素晴らしいロッドを未だ釣り場で使ってる人を見たことがないことです。
全員ラグゼ使っててもおかしくないのに何故…。(ちょっと大げさ)
やはり知らないということが大きいのではないでしょうか。以前のがまかつのルアーロッドのように「曲がるけど少しダルい気がするかも」というイメージのまま触ることすらせずに素通りしてしまっている方が多いのでは無いでしょうか。
騙されたと思って触ってみて下さい。
あとで写真追加します。
- 2020年8月30日
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fimoニュース
登録ライター
- 『掌返し?』 2025/6/4 (水) …
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