【ロックショアゲーム　竿を持って歩こう　EX】試合にでています。

俺は真鯛釣りの試合に出場しています。

徳島県鳴門のブランド鯛である「鳴門鯛」での釣果を競う

なんとも贅沢なトーナメントである。

大会スタートの第一回から出場させて頂いているが

「もちろん選手でだ」

テスターだからとかなんだからとか

関係ない！

俺以外にも二、三名のテスターさんも出場していた。

とにかく本気でやるんだ！

と

スタートして何年かな？

最近、ふと気が付くと。。。少し参加者が減っている。

まぁ年間を通して戦う試合だから

後半戦は参加人数が減っていくことは理解できる。

また
当初の考えからブレずに
本気の人が残っていると俺は思っている。

そして

リアルトーナメントであるがゆへ
休日が合わなければ選手の増減は仕方ないことか
転勤で東京勤務となった人も
三重県から参加の人も
地元の徳島の人、四国の人
おとなり兵庫県

そして

もうひとつの真鯛のブランドを誇る「チーム明石」の人たちも
この試合に熱い！
まぁ草試合と言うとそれまだが
何度かシマノさんが協賛してくれた事もある

ちゃんとした試合だ。
主催の辰丸さん発祥のロットビシカブラ

での参加者が多いが
中には「餌」の人も「ビニール」の人も
ただ「おまつり」の加減があるので要確認だ
これで先日の試合は９０メートルまで攻めた。
ときに１００メートル以深をも攻める。

ビシマと８匁のカブラ（ルアー）
をフロロ３号でつなぐ。
勘のいい人は気がつくだろう
これで攻め込むと
一概に「餌が強い」と言い切れなくなる。
多くを語らなければならないところかも知れないが
今日はこの辺りで。。。

道具たてと狙いの場所により
ルアーは餌に勝てる。

朝の日の中
籤で乗り分けた試合艇が
連なり港を出る

もう冬だ。
辰っちゃん（船長）と出会って何年だろう
一番最初に辰丸でキャッチした真鯛が
俺の自己記録なのが泣ける(笑)
本当に色んなことを話せる。

ほんと海の男だ
良い時も悪い時も有る釣りをしているんだ

籤引きで辰丸を引いた時はいつも
しみじみとそんなことを考える。
と
試合開始で
チーム金時さんがビニール仕掛けを！
実は俺はビニール仕掛けの「おそろしさ」を知っている
去年RBBの大西さんを連れて行った時に
爆発している。

知っている事が全て良い事ではない・・・
この場合。。。
ものすごい嫌な気持ちになり
誘いのスピードが乗らない。。。
「どーせビニールから食うぞ」
誘っても誘っても・・・

しかし

チーム金時が静かだ！
ときおり
「あれ？」
みたいな言葉すら聞こえる

ビニールの強さを知る男もうひとり

恐れおののき
見よう見まねで「ビニール」を投入してい
それは漁労長だ。
漁労長がビニール仕掛けをクシャクシャにしている！
しゃがみこんでいる漁労長！

「ビニール仕掛けが火を吹かないのか？」

その時
俺の相方のニシケイが「よっしゃ」と小さく言った！
乗せた！
今回はニシケイが走ってくれる
俺はタモを持った。

一人でもエントリーできるのだが
基本はペア戦である。
個人を一位と言い
ペア勝者二人を優勝と言う
ペアの合計重量が多いチームが優勝だ

それにも納得の深さがある

各船の船頭は「舵を離さない」
船頭がタモを持っている間の船。。。ってのがないのだ
ペアがタモを持つ
これが
公平で平等

と走るニシケイのスピードを超え走る
鉄＆まきと
の鉄！
スゴイ！ヒト流しで何度も当てている。。。
相棒のまきとに急ブレーキのトラブル
しかし鉄は止まらない
止めるのでは無い
「抜くんじゃ！」
と

ケニーさん
が走り出した。
嘘の様な巻き返しだ！
釣りまくりで
ぶっちゃけうざいくらいの
「調子いいこと」言う始末だ(笑)
まぁ釣ったもんが偉いのが試合
普段の友達釣行じゃないからね。はいはい
試合は「精神戦でもある」
このくらいは当たり前だ。
船中　８人で魚を持ってないのは
なんと俺！

「他魚は一点」
深い所から釣った魚でリリース不可能ってて魚もいる
粗末に扱うこともなく
「美味しく頂く」
試合中にありがちな事をなくすためのルールでもある。

さておき
他魚種も釣ってないよ俺！

どうなるのか俺・・・

そこで
なんと

通称ラーメン
ビシマ糸が絡まる・・・

ビシマ糸はロットガイドを通らない
だからタライで取り扱う
もちろんこの部分は手で手繰る
約３０メートルは手でのファイトだ。
仕掛けが船に上がっている間も気が抜けない

ちゃんと管理しないと
船が走ｒっている間や大きく揺れると
こんなことになることもある。

そんな中
どこかのタイミングで俺が吹っ切れる
俺の順番が回って来た！
鉄の釣座からケニーさんは見えない。
鉄がケニーさんの生簀を見に来たのは「一回」
鉄と俺の間にはニシケイ
一気に俺が走る走る
ゼロから一気に！
船中竿頭のケニーさんに追いついたか否か？

相棒のニシケイさんに感謝だ。

沖にいるうちに
各船長が全ての鯛を〆る
ステッカーサイズや
リリース予定魚は〆ない
この時点でどうやら鉄は気がついたようだ(笑)

いまさらケニーさんと漁労長の生簀の鯛を数える
鉄の後ろ姿！

それを見て笑顔のチーム金時

先流れの多かった「みよし」の籤を取ったから
後ろ見てなかったのねぇ♪

『チーム優勝見えてきたな～っ！」
とかの余裕の発言してたやろ(笑)
聞こえてたぞ～(笑)

ケニーさん漁労長に生簀から見える魚・・・
１５，６か？
１７．８か？

さぁさぁ！
どうやら、どうやら
俺の追い上げは届いやようだ。
引数もケニーさんを抑えた
重さも。

辰丸の竿頭いただき。

大会テントに行く

１０枚！

軽量後
ややこしくならないように
各自のグリップなどを入れる人が多い

軽量済の氷を乗せて
軽量に並ぶ人の釣果のタライを覗くと・・・

あれ

あれれ

他船の釣果が！

おめでとうございます！
和田さん
河野さん
恵美さん

そして！
優勝は

河野さん恵美さん！

この優勝の仕方がカッコイイですよね。
と言うか
ほんとカッコイイです！
「自分がもし一位のアングラーの相棒なら」
横で走る相棒のタモを握りながら
釣果を並べに行かないと優勝は無い。
『足ひっぱったらどーしよう！』
これをみんな胸に置いて戦い抜くのです。

精神戦なのです。

俺は６位でした。

ファンキー山岡全力出し切り
言い訳なしで６位！

出会った全ての皆さんありがとうございました。

スタッフの皆さんありがとうございました。
鳴門の海に感謝です。

2014年11月18日
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