File No.2011.07.006

Field Date                      16.Juｌｙ.2011
Field　Time　　　　　　　　  03:00 ～ 05:00　
Sea Bass Size　　　　　 　 55cm
Field Place　　　　 　　　   筑後大堰下流域　筑後川
Field Information　　　　   大潮 　↘ 　　（三池）　　晴




前回記事中の「何かが合わないカンジ・・・」は・・・

現実としてフィールドで「まったく合わないカンジ・・・」に

変化していった・・・（笑）


夏の盛期　毎年　「夜」　は難しかった記憶がある。

バイブレーションで広く探れば、

そこそこ 「 ｅａｓｙ 」 にキャッチできるのだが・・・

敢えてそれをしないで、別の釣り方で狙うと難しかったということ・・・


フィールドにはベイトの気配・・・

その流れに逆らう直線的な泳ぎ方から「クルメサヨリ」 と思ったが・・・

大潮の流れの強さに手前に溜まっていたベイトは

全長わずか２０ｍｍ～３０ｍｍの「何か」・・・だった


その流れに逆らう直線的な泳ぎは 「 細魚 」 系だが・・・

クルメサヨリの稚魚か・・・？？？

アリアケヒメシラウオか・・・？？？

確認することができなかった・・・（泣）


それに対応するように、

有明鱸の気配はあっても、どうしてもバイトに持ち込めないでいた。

表層系のシンペンに　「　ジュボッ・・・　」　と１回のミスバイトのみ・・・（汗）

「こんな時は・・・」

着水からの立ち上がりと比較的早めのリトリーブに

反射的なバイトくらいしか・・・ナイ・・・？？？

そんなカンジで着水後の泳ぎ出しの瞬間に集中する


そのうちに・・・（笑）

いいカンジでキャストが決まった・・・


着水からシンキングペンシルがスルスルと泳ぎ出してすぐに・・・

沖目の水面が割れた・・・？！


そのまま、リトリーブスピードを上げて巻きアワセを入れると・・・

ロッドに重みがのってきた。


そのままゴリ巻きで手前まで一気に寄せる。


手前でランディングのために少し捌くと・・・





５５ｃｍの筑後川の有明シーバス・・・！！

差し詰め、ダップルのあるヒラスズキのような魚体





このサイズでも丸々している。

さっさと撮影を終えて、リリースをおこなうと

すんなりと筑後川の悠久の流れに戻って行ってくれた


その母なる筑後川へ帰る有明鱸の背中を見送りながら、

日本の東日本大震災からの一日も早い復興と

本日も有明鱸を授けてくれたことへの感謝を込めて 

この筑後川の悠久の流れに「 一礼 」 をおこない、

静かに夜が明けそうなフィールドを後にした。




Tackle
Rod                 　　　Shimano GAME AR-C  906
Reel                 　　　Daiwa Certate Hyper Custom 3012H
PELine             　　　UNITIKA Silver Thread SaltWater-PE 20Lb.(♯1.2 ) 200m
Joint                　　　Sasame 200-F RedPowerStainSwivel Size10
Shock Leader    　　　Seaguar Premium MAX 30Lbｓ. Fluoro Carbon
Lure                　　　 SinkingPencil   
 




  
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