【Ｔ．Ｂ．Ｓ．Ｆ．管理人のひとりごと】美少女幽霊は怖くない　・　・　・　ほんとです

　数年前のある週末の晩のこと。
この日は某有名河川でシーバスしてました。
「釣れないなぁ。。。なんで？」
と、あれこれ考えてると、対岸の正面に女子高生っぽい女の子が体育座りしながらこちらを見てます。
はっきりとは解らなかったけど、女子高生以上女子大生未満って感じでしょうか。
白のブラウスらしきものと紺系のミニスカートを履いてます。
「こんな夜中、しかも真っ暗闇なのに女の子が１人とは危ねぇなぁ。」
とか思いつつも一生懸命キャストを繰り返します。
そしてちょっと歩いて立ち位置を変えて再びキャスト。
気が付くと女の子はわたしの正面へ移動してました。
まぁ、ここまでは深くは気にもせず釣続行。

　しばらくして再び少し移動してキャスト。
すると、いつの間にかまた正面に座ってます。
「なんで？」
「あたしのこと知ってる娘？」
「んなわきゃぁ～ねぇ～な。。。なんでだろう？」
と思って見ていると　・　・　・　ポン！
き、消えたし　・　・　・　目を疑ったけど、確かに消えた、タヌキかよ！
？？？？？？？
頭の中は？マークで一杯。
特にゾッとする何かを感じた訳じゃないし、まいっか。
やはりあまり深く考えずに再びキャスト開始。

　その直後、気配を感じたので、チラッと斜め後ろを見ると、な、な、なんと立ってるし！
人間が対岸からこちらへ来ようと思ったらかなり歩いたところの橋を渡らないと来れません。
どう考えても短時間でこちらへ来ることは無理。
でもやはり不思議なことにゾクッとするでもなく、特にイヤな感じもありません。
悪さしようとしてる風でも無いようです。
なので、時折チラ見しながら釣続行～♪
　その間、じ～っと斜め後ろに立ってます。
チラッ。。。結構可愛いじゃん
チラッ。。。彼氏居ないのかなぁ？
チラッ。。。おいちゃんに惚れちゃった？
で、釣はというと。。。

結局ダメダメなので帰ることにしました。

　撤収準備中も動かず同じところでじ～っとしてます。
そして帰り際に、「もう帰っちゃうけど、大丈夫？」と声を掛けてみました。
すると、ゆっくりうなずきました。
なんか、どこと無く寂しそうではあったけどやはり悪さしに来た感じはありません。
なんか気のせいかも知れないけど、あたしのひとことで妙に安心した風にも感じました。
車横付けポイントだったんですが、タックルを積み終えて車に乗り込む前にその娘の方を見ると。。。
既に居ません。
「強烈に何かを訴えたかった様子も感じなかったので、きっと寂しかっただけなのかな？」
と、勝手に納得して帰宅しました。
その後も時折その場所へ釣に行きますが（もちろん夜に一人で）、２度と出てきません。

　後日不思議な事に気付きました。
その場所は真っ暗です。
もちろん対岸も真っ暗で、人が居てもライトを付けた時に始めて「人が居たのねん」と気付くような場所です。
何故対岸に出たときに、服装まではっきり解ったんでしょうか？
不思議だ。。。
意識はほぼ釣に向いてたし詳細は覚えてないけど、後で考えるとその娘の体は発光してたような気もします。

　かなり後で知ったんですが、そこから少し下流で２０歳前後の女の子のど○えもんが発見されたそうです。
なんだか時期も同じようだったので少々複雑。

でもこの世にそれ程強い未練があったようにも感じなかったし強烈に悲しそうでもなかったし、どうしたんだろう？
確かに少し寂しそうだったことは確かだけど。
いまだに謎です。

どうです？
マジで実話なんすけど、少しは涼しくなりました？