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釣行日記(〜内房遠征〜 メイクドラマが待っていた)

  • ジャンル:釣行記

長文ですので、お手元にはお茶菓子のご用意を推奨します。また遠方(トイレ)はお済ませになります様、よろしくお願い致します。
では ~セナ的シーバス釣行記録、内房遠征編~ スタートです。


釣行日時:平成22年12月4日(土)19:30 ~ 5日(日)09:30

12月初旬、早朝の内房磯でランカーが姿を現した。
その姿たるや威風堂々…。実は私ランカーシーバスを生で見るのは初めて。何もかもがワンランク上のサイズで異次元の出来事のようであった。

話は11月下旬の先週末に遡る。
ソル友makimakiさんが房総半島へ遠征したと報告があり、そろそろ東京湾奥のシーバスも落ち始め、南方へ遠征する時期に差し掛かっていた。
makimakiさんの遠征ログを見て来週は是非行きたい旨を伝えると、「じゃー来週末は大潮だし一緒に行きますか!」っという方向で話は決まった。
3日(金)遠征前夜、お互いの奥方へ相談の結果、出撃OK!私は4日(土)は仕事休み。makimakiさんは仕事であるため、終わり次第セナ宅に集合し、私の車で出発する事になった。
遠征先は内房の漁港や磯、河口。目ぼしい所を取り合えずランガンする形となり、千葉市内を出発する。

車中で、
maki:「そういや、タモ忘れた…」
セナ:「私、適当なタモが欲しいのでどっかで買って行きましょう!」
話はとんとんで決まり、ちょうど車から見えた上○屋で購入することとなった。
店内に入る間でもなく入り口に寂しそうにかつ雑に2980円のタモ発見。しかもランディングネットのπが大きくちょうど良い感じ。迷うことなくすぐ手に取りレジへ…。
暫く私はタモに関してどうせ買うならいいものを買おうか、またはタモを使用する頻度を考えると年間数える程でもないのでリーズナブルな物を購入しようか悩んでいたが、これにて呆気なく一見落着。
この早い決断があのドラマへと繋がっていく。

週末であるためか、また時間がまだ早いためか車が多い。車中ではもちろん釣り談義。あそこの店が安いだの、あのルアーが欲しいだ話題が尽きない。やっぱり一人で釣りに行くより断然楽しい。
途中いつものラーメン屋で腹ごしらえをし、いよいよポイントを絞っていく。
取り合えず、先日の暴風雨の影響でベイトが湾内へ入り込んでいるのでは?っという事で内房の漁港をランガンする事に。
予想通り、漁港に着き車のヘッドライトを海面へ照らすと鰯らしきベイトがパニックスイミング★
よしよし取り合えず第一条件クリア!状況は同じであろうと近くにあるもう一つの漁港へ向かう。しかしこちらは先行者とうねりがキツいため先ほどの漁港へ戻る事に。

先ほどの漁港へ到着、22:00過ぎ。下げ止まりの時間帯。取り合えずベイトはいるので上げ潮を期待してキャスト開始。
暫く様子を見るがベイト達は優雅に泳いでいる。緊張感はまるでない。という事は天敵のシーバスらは近くに居ない証拠。一応レンジが低いのかとシンペンやバイブレーションで探るが無反応…。
少し移動して漁港入り口付近のテトラ帯へ。
テトラへ移動して数投したとき、ロッドに違和感が伝わってきた…。

???

キャストすると同時にガイドに『ガガガッ!』とラインがぶつかる感触が…。ゆっくり巻いてみると何とPEが玉状に…( ̄□ ̄;)!! 
「ありゃ…久しぶりにやってもうた…」
 [そういえばこの遠征に備えてラインを新しくしていたんだ…]と思い出した。
一投目からシンペンを投げていたのでラインスラッグが原因かと思い、ラインシステムを組み直す。
ラインを組み直してテトラへ降りてキャスト開始!数投後…同じ現象が…Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン 
「はぁ~何で?」少し苛立ったが見過ごす訳にもいかないので再びシステムを組み直す…。
釣り開始から一時間経過…。私は一人でFGノットの暗闇練習と化している…(爆)
ラインシステム回復。鼻息荒くしてキャストを開始するが、初ステージであるため今度はバイブレーションを根掛りさせ、再びシステム修復…(´Д`|||) [ホント何やってんだか…]
隣でキャストしていたmakimakiさんによると状況はパッとしないため、移動しようか?っと提案が。確かに周りの人たちも沈黙が続いているよう…。大きく場所を動くことにした。
ってかこの遠征大丈夫か?っと不安が過ぎる…( ̄_ ̄|||)

どこへ行こうか車中移動しながら検討会を開く。サーフ?河口?物色するがどこもフィーリングが合わない。
途中、私が気になる場所があるため寄ってみた磯では、サラシが若干発生していて難易度はMAX…。
実は私、本格的な磯シーバスは初めて…。何をどうしたら良いのか分からずもちろん撃沈…。この磯で伝家宝刀ヨレヨレ(4代目)を殉職…。
あまりの負けっぷりにmakimakiさんが一言…「って事よ!」お互い爆笑…。

日付も変わりナイトゲームの時間もそろそろ大詰め。とりあえず先行者覚悟で某河口に狙いを定め腰を据えることに決めた。
河口到着5日1:30。上げがかなり利いているため予想していたよりも先行者は居ない。しかし状況を確認してみるとゴミと濁りで釣りが成立するか不安。先行者の方に伺うと「全然ダメですね…」っと絶望的なお言葉が…(´o`) 
どうするか…?もうそろそろ2:00になる。仮眠も取らないと…。朝マズメ行くポイントは決まっているので、ここは思い切ってナイト終了。仮眠タイムとなった。4時起床でこの河口の状況が良くなってればここで粘る、ダメなら予定通りの磯へ移動する事に決め仮眠スタート ( ´ρ`)

4:00起床。
激寒…。眠い目を擦りながら川の状況を見ると濁りはそのまま…。思い切って予定通りの磯へ移動した。
到着後、早速準備しポイントへ向かう。まだ夜明け前…。寒い上に物々しい不陰気バンバン…~~~(m-_-)mウラメシヤァ 
途中道にかなり迷い最悪このまま釣り出来ず撤収か…と思ったが神様の導きの通り獣道を抜けるとちょうど一年前に来た磯へ無事到着した。
早速キャスト開始!ちゃんと釣りできるのは遠征始まって初めて…[おいおい…](汗)
暫くは沈黙が続く。東の空が明るくなり始めた。先ほどmakimakiさんが投げていた場所、地形的にすこし磯が奥まっていて直感的に何かありそう。makimakiさんが移動すると同時にすぐさま入らせて貰い、一年前この場所でイナダを釣った状況を思い出しながらNOODをキャストする。
すると手前で『ゴン!』っとヒット炸裂!結構強い引きであるので、そこそこあるか?期待の新人タモが…ちょっと手の届かない所にある…(T□T)
 でも折角購入したタモだし使わないと勿体無いって事で、バラシ覚悟で強引にタモ取りに!何とかバラさずタモを手に取り初タモでのランディング!意外とサクッとネットイ~ン★


期待していたが上げてみると53cmとやや小ぶりの魚体のきれいなシーバスでした。ホームの河口でも同サイズをゲットしたがこちらのシーバスの方がコンディション良いのだろうか?すごい元気だ(^_^) 

遠征前半での苦労が報われた…。あのままでは最悪の遠征記になっちゃうのでは?と不安もあったがとりあえず結果は出せた。釣れて嬉しいと言うよりは…何事も諦めちゃ報われないっという根性論が教訓になった感じであった。
釣れたファクターは今回はよく解りません…(爆)
それからまもなくmakimamkiさんにもヒット☆しかし私は気付かず…「あ~!」っと雄叫びで振り向くと、どうやら60cm弱のシーバスをランディング直前でバラしてしまったとの事…。タモがあれば取れたかも…。気づかずにすいません…m(_ _)m 
お互いシーバスへの反応を得た後、アタリが遠のく。

時計を見ると7:30。
そろそろ帰宅する時間が迫ってきた。

最後、磯手前にある河口に設置されているテトラ帯に出来ている潮目をチェックして終わりにしようと決め河口へ一人移動する。
川の下げの流れがいい感じで不安定な流れを発生させている。シリテンを遠投し反応を見るが特に問題なし。
makimakiさんも私が置き去りにしていたタモを拾いながらこちらに歩いてくる。そして、そろそろ上がるか~的な感じで、河口付近の磯に上がりキャストし始めた。
私は 集中力が切れてしまい、更にはシリテンを根掛かりさせ、心が折れる…。私の遠征はこれでお終い。ラインをリールに納め、突堤をブラブラ歩きmakimakiさんの方へ歩いていく。

っとその時!!
 
「来た〜〜‼セナさ〜んタモ〜‼」っとmakimakiさんの叫ぶ声が!
振り返るとmakimakiさんがファイト開始している!もう私はラインをリールに巻き終わり身軽になっていたため、全速力でmakimakiさんの元へ
ε=ε=ε=ε=ε=┏(゚ロ゚;)┛ダダダッ!! 
到着すると、デカい奴を掛けていると事。
確かになかなか寄って来ない。

その時!『ゴボゴボっ‼』

シーバスだ!やはりデカい!w(*゚o゚*)w 

巨大のためエラ洗いが上半身しか出ない…!
これがデカいシーバスのエラ洗いか…初めて見た…。
「これひょっとしてランカーじゃないですか!?」と私。昨日購入したタモでランディング体制に入る。
makimakiさんの華麗なロッド捌きは徐々にシーバスの体力を消耗させてゆく。
格闘すること5分、ようやくシーバスが岸まで寄って来た。
しかしこのタモ…まさかいきなりこんな重要な仕事を任されるとは思っても無かっただろう…(;^_^A

適当なものを購入したため…また使ってみて分かった事は、柄がやはり短い…。makimakiさんがヒットさせた場所は磯上で足元は斜めに下る地形をしている。
よってランディングポイントまで距離がギリギリ…。枠は大きいサイズであるため問題はないが、このような緊迫した中使う場合は柄が長く軽いものに限ると早々に考えさせられた。
しかし今はそんなこと言ってられない…何とかしなければランカーシーバスはゲット出来ない…。
とにかく腕をいっぱいに伸ばしシーバスをネットに取り込もうとするも、それを嫌い再び沖へと抵抗する。

[こいつは絶対にとる!]

二人とも何とか冷静になり、立ち位置を入れ替わりシンクロ率を高めて行く!(かっこ良く描いているが私はただしゃがんでタモをスタンバってるだけ…)f^_^;)
やっと巨大なシーバスがこちらへ引かれてきた!
何とか腕を伸ばしランディング体制に‼ ドキドキしながらネットに誘導する。そしてネットインに成功‼‼

「おっしゃ〜‼」とmakimakiさん\(^o^)/

タモがズッシリと重くなった。
シーバスが入ったタモをmakimakiさんへ渡し、砂浜まで戻る。
ヒットルアーはシリテンバイブとの事。[私も投げてましたが…]
一旦丸呑みしたみたいで、ファイト中にエラを傷つけ出血させてしまった…。
急いでフックを外し計測へ。

83cm。

正真正銘のランカーだ!
初見ではもっとあると思ったが意外と短め。しかし体高が半端じゃない!筋肉質っぽくもあり、トルクフルなシーバスであるのが良くわかった。
しかしこのパワーのあるシーバスを短期戦でよく仕留めたと感心する。

それはmakimakiさんの長年の経験値の高さなのだろう。私では多分ビビってバラしていたかも…。
こんな機会はなかなか無いので図々しくもランカーシーバスをまるで自身で釣ったかのように記念撮影★ それがこちら↓


【注意】釣ったのはセナじゃなく、makimakiさんですよ〜!お間違いなく。
え!?
だったら疑惑写真載せなければいいのでは?
いいじゃないですか!
本当に嬉しかったんだから★

撮影を速やかに終えて海へ帰す。
あれだけ体力を消耗したにもかかわらず元気に海へ帰って行くランカーシーバス。いやいや、凄かった…。
時は8時を過ぎた。お互いキリも良くこれにて遠征釣行は終了、竿納となった。
お互い仲良く1ゲット。昨夜の撃沈劇から何とか遠征が大成功に終われた安堵感や満足感に浸りながら帰路に着いた。

帰りの車中ではもちろんランカーの話。
釣りとは何と人をここまで熱くさせるのだろうか?睡眠時間を削り、身体を酷使し、疲労困憊になるのに…。それが解っているのに…。
私も腕を更に上げて自分で納得のいく釣りがもっとしたい!
まだ子供が小さいので頻繁に遠征は難しいけど今年中にもう一回遠征したいな…f^_^;)

makimakiさん、今回は色々ありがとうございました!
またランカーシーバスゲットおめでとうございました★
また是非行きましょうね〜(^O^)/

そして最後までお付き合い下さった方、拙い文章にも関わらず暖かく見守って頂いて感謝致します。ありがとうございました。

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