実は今釣れてるんです。東京湾チニングゲーム

  • ジャンル:日記/一般
こんにちわ!
O.S.Pフィールドスタッフの龍岩朋樹です!


東京湾では秋の風物詩、「シーバス」が盛上りを見せておりますが、そんな中、林遊船さんよりチニング便が超超超激アツ!とのうわさを聞きつけ、午後チニング便へ行ってきました。
wx5jide783povoypin4z_480_480-a857d5f6.jpg

最近はキビレがよく釣れており、ボトムバンプ(通称ボトバン)がよく効くアクションとのことなので、ドライブホッグSWを使ったボトバンを中心にやり通してみました。

釣り場について早速釣り開始。
林遊船さんから釣り場まではさほど遠くなく、実釣時間が長いので思う存分釣りを楽しめます。

さて、開始数投目で早速同船者さんにバイト。
惜しくもキャッチにはいたらなかったものの、魚の居場所は確認。

するとそれから数秒後に同船者さんにヒット!

「誰かタモやってあげて~~~」とお客さんのリーダーを組んであげてる優しい船長。

私がタモを手に同船者さんに駆け寄ると…………

なんだか竿を持つ右手にモゾっと違和感。
「放置してたら食っちゃった!!!」

アワセもキマって開始早々ダブルヒット。
ドライブホッグはフラスカートが静止状態でもよく靡くおかげか、放置バイトがよくあります。

5wn8e2hivfv5fuvavimy_480_480-668b5a95.jpg
↑ドライブホッグのフラスカート拡大画像

さて、そんなドタバタスタートから始まり、序盤はかなりの高活性。
5回くらいバイトしてくる48cmのデカキビレさんや、遠投先の着水フォールでひったくっていくヤベェやつなどなど、反応多数でした。
3mdknrfnz8v2mexjmh9s_480_480-ded74ee1.jpg
 
それぞれのバイトの感触に対して、適したフッキングができるようになれば、もっと数が伸ばせたかなと思いますが、今の私にとっては上出来なスタート。

基本は優しいボトムバンプ、要するに軽いリフト&フォールのフォールで食ってて次のリフトでアワセる感じ。
私は「軽く2シャクリ→ラインスラックを回収しながら竿先を下げる」 をメインのアクションとしていましたが、最初の「軽く2シャクリ」の1シャクリ目でバイトを感知して2シャクリ目でフッキングしにいくことが多かったです。

フォール中にガツンとかじゃなくて、1シャクリ目にモゾっと違和感な感じ。

ん?な違和感にバチコーンとフルフッキング。
楽しくないわけないですよね!!!!!
しかもキビレさんはよく引くんです。

でもこの好調は長くは続かず……
反応が遠のく時間が訪れました。
アクションの間にステイを入れてみたりボトバンを強くしてみたり、ただ巻きしてみたりと様々試してみたものの反応を得られず…

降参!

ということで、1人だけコンスタントに釣っていた大ベテランさんに教えを乞い、細かく教えていただきました。

ボトバン&ただ巻&ステイ

コンビネーションアクションがキモ!
ということ。

早速真似させていただくと…めちゃくちゃアタル…!
私のヒットパターンは「ボトバン2回→ステイ3秒→ずる引き5秒」くらいの感覚でした。
ただし食ってくるのはほとんどただ巻きの時。
この「ただ巻き」というのは、タイラバみたいにバイトがあっても巻き続けて、完全に咥えこんで持っていくまで待ってからアワセるというもの。
エサ釣りをたしなまれる方だと特にアワセのタイミングがイメージしやすいのかなと思います。

結局、後半はこのパターンに落ち着き、アベレージ40cm 最大48cm 10匹キャッチにて納竿となりました。
gcphc6xvwwaa73azentx_480_480-ab41fb3f.jpg

釣行全体の振り返りとして、ボトバンの強弱、ステイの長さ、ただ巻の速度を船の進行方向や風と潮の向きと強弱にアワセていければもっと食わせられるのかな…と釣行後に独り反省会。

また、スピニングだとスラックが出やすくてアクションがイメージ通りにつけにくい反面、スラックが出るからバイトした時に違和感なく咥え込みやすそう。

ベイトだとスラックが出にくいからイメージ通りにアクションがつけやすい一方で、意図的にスラックを出したりしないとバイトした時に離しやすそうとか妄想してみたり…

最後にタックルについてのご紹介です。


ROD/ブレ二アス エクスチューン 76M(シマノ)
REEL/ストラディック c3000HG(シマノ)
LINE/PEX8 ルアーエディション0.8号(シーガー) + モアザン フロロ 16lb(ダイワ)
ktxvc9c28uz4x4cwmdwj_480_480-35074fea.jpg

ROD/ブレニアス エクスチューン 76ML(シマノ)
REEL/SLX BFS XG(シマノ)
LINE/PEX8 ルアーエディション0.8号 (シーガー)+ モアザン フロロ16lb(ダイワ)
whcauzjo73zeyhsh7kko_480_480-925c4c91.jpg

LURE/
針/TNSオフセット#1 (ハヤブサ)
錘/NTシンカー  14g(NT海洋事業部)
フリリグシンカー 14g(フィッシュアロー)
ワーム/ドライブホッグsw 2.5inch(OSP)
グリパンゴールド
牡蠣瀬クロー
ライムチャート
wp7cbgexvbrob4prpgrc_480_480-e4129b49.jpg

ロッド・リールはスタンダードな番手を選択しています。
数を伸ばしたい際には強めのラインでできるだけ早くキャッチすることが望ましいのでメインラインはPE0.8号、リーダーはフロロラインの16lbを使用しました。
リーダーについては、根ズレを想定しているという理由と、ナイロンリーダーよりも沈みやすく、ボトムをキープしやすいという理由からフロロラインを選択しています。

ワームは全部ドライブホッグ。
牡蠣瀬クロー、グリパンゴールド、ライムチャートで釣れました。
止めるとフラスカートがフワッと靡いて、ただ巻でもパドルとヒゲがそれぞれ違う動きをしてくれて、同船者のワームを見た後でも、しっかり興味を持ってくれるのかなとか妄想してます。

ステイや巻で食わせるならホッグ、ボトバンでのキビキビアクションで食わせるならドライブシュリンプやドライブスティックなどの細身のワームがいいのかなとも。

カラーに関しては、グリパンゴールド、ハゼJAPAN、牡蠣瀬クローを投げて反応を探ることが多いです。
そして、活性が低く反応が悪いと判断した場合には、よりナチュラルなグリパンにしてみます。
逆に活性が高いと判断した時にはライムチャートを投げてやる気のある個体を拾っていくイメージで、変化球としてエビミソを使用していくことが多いです。

ドライブホッグはよく釣れます。
前述のとおり、ホッグは一つのワームでヒゲ、パドル、フラスカートがそれぞれ別のアクションをしてくれます。そのため、どのアクションに執着しているチヌの興味も同時に引くことができると考えています。(ただの妄想ですが。。。)
その反面、どれか一つの動きに突出しているわけではないので、アタリパターンの解明力や爆発力はさほどないのではないかとも考えています。
要するに、無難によく釣れるワームなのかなと。

そのため、初めてチニングに挑戦する際のメインワームとして、ワーム選択に迷った時の一手、ボウズ逃れの切り札なんかとして使用してみてはいかがでしょうか 

4a53sj4xrdhragd65pb8_480_480-b1b30bf8.jpg

これからの時期、もうしばらくはアフターのキビレを狙った数釣りが楽しめると思います。
シーバスが楽しい時期でもありますが、是非一度ボートチニングに挑戦してみてはいかがでしょうか。


※画像は過去釣行の釣果を含みます。

コメントを見る