ヒラスズキゲームは過酷だ。

険しい磯を踏破してポイントに行き着くだけでも体力を大きく奪われる。
ようやく着いたポイントは、大抵は足場の悪い岩の上。
そしてサラシの生まれる場所は、ほぼ逆風。
疲れ切った足で不安定な岩場に立ちつつ、
逆風に向かって全力でキャストしなければならない。

一方でルアーにとっても過酷な環境である。

逆風を突き抜けるキャスタビリティはもちろん必要。
波が磯に打ちつけて空気を大量に含みつつ白く広がるサラシは、
空気を多く含むがゆえに水をつかみにくく、
また複雑かつ激しい流れが渦まいている。
ここで安定してアクションを発揮しつつ泳ぎ抜くのは非常に難しい。

だからこそ、
『どんな状況下でも安定して性能を発揮する』を命題に開発された
Hardcore TTのテストにはうってつけだった。

ヒラスズキゲームの過酷な状況を難なくこなし、
さらに松岡プロが“戦力”として認めるだけの実力を発揮すること。
Hardcore TTのエクストリームテストが始まる。。。