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▼ 河口から30km上流の世界　その4

  • ジャンル:日記/一般
8月11日
　

全日に福島で雨が降って水位が1m弱上がった。


水位計は3.3m

前回入ったポイントはエントリーする際に瀬を渡らなくてはいけないのでこの水位では入るのが難しそう。


一応、見に行ったけどとてもじゃないけど渡れそうにない流れ…

同じポイントに入ろうとしていた鮎師のおじさんと「ダメだね」ってなって他のポイントへ

そこから上流へ向かい、3つか4つ上の瀬に入った。

普段は対岸へ渡れるくらい浅い瀬だがさすがに1m増水しているとそれなりに深くなっている。

瀬からの開きとブレイクが重なっているポイント。

ブレイクの内側は殆ど流れが無い。

瀬の中へキャストして引いて来て、出るとしたらブレイク付近の流れが緩い場所だろうというのは容易に想像がついた。

選んだルアーはもちろんモアザントリックアッパー105F

ちなみに俺がスズキ釣りで使うトップウォータープラグは

アイマポッキー

TDペンシル

ソルトスキマー

ジャイアントドッグX

プガチョフコブラ

その中でも多用するのがポッキーとジャイアントドッグXとプガチョフコブラだ。

ポッキーはトリッキーなアクションとその大きさから適度な水押しも得られて清流向きなイメージ。

ジャイアントドッグXはオールマイティー。あとはポッキーのフォローで。

プガチョフコブラはイナッコ着きに最強のぬめぬめアクション。

そこへトリックアッパーが登場した。

何となく買ってみたが、このルアーには驚かされた。

何といっても飛距離が凄まじい。

浮き姿勢が完全に90度でウェイトがテールに集中していてベイトでもスピニングでもかっ飛ぶ。

それでいて浮力も高いのでロッドアクションへのレスポンスが非常に高く、操作性が抜群だった。

規則正しいドッグウォーク、スプラッシュ、不規則なダイビングアクションと使い手次第で何でもこなす。

個人的に清流域ではトップウォーターの早めのパニックアクションが最強だと思っているのでまさにどはまりなルアーだった。

リアクションで強制的に魚にスイッチを入れる釣りである。

しかも常に水面でルアーをアクションさせ続ける為、非常に見切られ難い。

と思う(笑)

本当はランドラゴとかBMCの水面プカプカで爆発させたいけどドリフトのセンスが無いから出せない(笑)

時間は夕マヅメにはまだ早い17時頃。

水面を見つめスズキが着きそうな流れを探す。

トリックアッパーを通したいブレイクよりかなり奥へ投げ流しながら通したいラインへルアーを送り込む。

瀬から引っ張って来て流れの緩い位置に差し掛かった瞬間

水面が割れてスズキが空中で身を翻した！

1投目だった。

しかし、フッキングすることはなく、その後もバイトを出すことはできなかった。

まさか1投目で食ってくるとは…

どんなポイントでも1投目が肝心なことを再確認させられた…
　

その5へ続く…

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