夜が明ける前に渡船に乗り込んだ。



与路島の一級磯



平瀬に向かう。



他とは潮の走り方が違う


瀬周りを激流が取り囲みトンバラの方向に流れている。



落ちたらトンバラまで流れて行きそう。



僕はGTプラグをローテーションしながら投げるも異常なし。



足元にカスミの群れが居るが反応してくれない。



昨日と同じパターンのようだ。



僕は激流の中にある沈みにタケノコ梅雨をなげちょこまか動かしていた。



するとコツンと当たりがありました。



魚の重みを感じてから合わせを入れます。



GのTじゃね！？


ショートポンプでゴイゴイ寄せに掛かる



すんなり寄って来る。



小さめのGのTかそれともカスミか



上げてみると80センチ程のカスミが



僕はカスミの美しい蒼に見とれていました



へへへ



晩御飯ゲッツ！


深めの潮溜まりに入れた。



当たりのないまま時間だけが過ぎていく。



そしてカスミが弱っていた。



僕はカスミにロープをつけ海に泳がすことにした。



するとカスミは生き返ったように泳ぎだした。



えらくカスミが暴れだし元気過ぎー


って見てたらサメが出て来て


バク



半分になってる


僕は平瀬で叫びました。



チッキショーーーー


晩御飯返せよーーーーー！



青野は激怒した


半分になったカスミを引き上げ


僕の今日の水分が入ったペットボトルの水を抜いた。


ペットボトルをロングリーダーに適当に結びSSアシストをわっかにしてトリプルに通し結びリーダーと結んだ。



そして投げ込んだ。



やつは近くにいるはず。



やつはペットボトルの周りを円を描くように回るが警戒していて喰わない。



そのまま放置するとまたヤツが来た。



またぐるぐる回ってる。



そして離れる。



そんな攻防を繰り返していた。



やつはまたペットボトルの周りを回り始めた。



そして痺れを切らしたように半分になったなってカスミに食らいついた。



2リッターのペットボトルにが沈んだ。



合わせを入れた。






すっぽ抜けた。



そう思ったら2重にしたSSが切れていた。



バカヤロ～～～～



と吠える僕



水がなくカラカラになりながら回収を待っていました。



そして回収



食べ物のうらみはこわいぞ！



明日やっつけよう！


















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