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超絶バーサタイルロッド・Beams RIPLOUT 7.8ML



ブログを書こう書こうと思いつつも、ついつい後回しにしてしまう性分のワタクシ。


釣り?

もちろん行ってますよ!

たま〜にですが(笑)


本業の方のとあるプロジェクトがようやくスタート切れそうな所まで来ました。

それに伴い、本業の方も一旦落ち着きつつあるので、今更ながらではありますが今日はあのロッドについて、最近の釣果を交えたインプレ記事を書いてみました。







◆短い竿の必要性◆


実はですね、自分は今年ほとんど涸沼方面に行っていないんです。

もう一つのメインである、福島県の河川を転々とウロついている。

何故かというと、最近自分なりにショートロッドの可能性を模索しているから。

今やシーバスフィッシングでは一般的・定番となった9ft台のロッドでは攻めるのが難しいシチュエーションがある。

ポイントを探し回り、藪漕ぎを繰り返し、ようやく出た場所というのは葦や雑草が生い茂り、ロングロッドを振るためのバックスペースが確保出来ない、なんてシチュエーションも多くある。

例えオープンな場所でも背後が斜め護岸や傾斜のある土手なんかだと長いロッドではキャストしづらい。


そこで少し短めのロッドの出番というわけだ。


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Beams

RIPLOUT 7.8ML

https://www.fish-man.com/beamsriplout78ml.html



ショートとは言っても、そこまで短くはない。

ロングレングスと言うには短く、ショートレングスと言うにはちょっと長い、ちょうど良いロッド。


ここからは少し個人的な意見をぶっちゃけようと思う。

実はこのロッドは自分の中で、不遇の名作と言えるロッド。

もっと評価されるべきロッドなんですがね。


ただ、スペックを見たり、ちょっと触ったくらいではわかりにくいロッド。

単純にMLというにはロッド全体のパワーが強いため、スピニングのMLを想像して購入した人には強すぎる印象を与えてしまう。

かといって単純にMという感じでもない。

そもそもFishmanロッド自体が一般的なロッド表記と比較しづらい性質のロッドなだけに、尚更だ。

実際に自分も昨年・一昨年と、使い所がいまいちピンと来ず、正直あまり出番がなかった(笑)

何より、茨城・福島のシーバスに焦点を当てて作られた9.2L+が昨年春にリリースされて以降は、ほとんどそれで事足りてしまっていたからね。


ところが、自分が通っている河川のうち、4つの河川で

・ロングレングスでは邪魔。

・ショートレングスでは足りない。

・高い操作性が必要。

・ある程度の張りと強いパワーが必要。

・小型プラグからビッグベイトまで投げたい。

と感じる場所があって、手元に2本あるRIPLOUTにたまたま目がいった。


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1本は自己所有してた物で、もう1本は昨年亡くなった親友が生前使っていた物を形見分けしてもらった物。



◆ 改めて久々の実戦導入◆


そんなリプラウトを久々に、本格的に使い込んでみよう。

そう思い立ち、いざ実釣に持ち込むとすぐさまランカークラスを掛け、バラしてしまう(泣)


バラした後は、今流行りのバグるで


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何故か河川上流域でマゴチが釣れた(笑)


その後、ハクやハゼの稚魚などの小型ベイトを偏食しているシチュエーションに遭遇。

12cmクラスのルアーには全く反応ナシ。

ボックスに入っていたジグザグベイト60Sをキャストし、グリグリ巻いてくると、


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アッサリと捕獲。

ようやく開幕を告げる1匹。

サイズは大したことないけど嬉しい1匹。



そしてその次の釣行。

狙っていたピンにペンシルベイトの

モアザン・トリックアッパーを撃ち込み、

2アクション後にステイ、を繰り返して


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狙い通りにランカーを捕獲。

同行者に解説しながら解説通りにリアルタイムでランカーサイズが釣れたので同行者はもちろん、ぶっちゃけ自分もビックリした。

親友が生前ホームにしてた河川で、

親友の形見のロッドでランカーを釣り上げたメモリアルフィッシュ。

凄く感極まる1本でした。




そしてここからがRIPLOUTの真骨頂。

異常なバーサタイル性能をお見せしよう。




◆ 究極のバーサタイル性能 ◆


60mmの小型ルアー。

105mmのペンシルベイト。


そして今度は




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ビッグベイト(笑)


リプラウトのルアーウェイト表記は7〜30gだけど、2ozクラス(約56g前後)のビッグベイトも普通に扱える。むしろ楽勝な部類だ。

薄々勘付いてるかもしれませんが、いわゆるロッド表記なんて各メーカーの感覚によって違うんで、結局のところ目安にしかすぎないんですよね(笑)


2ozクラスのビッグベイトで皆さんがイメージしやすいルアーと言ったら、

ジョインテッドクロー178かな。

あのクラスのビッグベイトが普通〜に投げられる。

ジャークやトゥイッチなど、ロッド操作によるアクションも難なくつけられる。

シーバスが潜んでいるであろう場所に差し掛かった瞬間にロッドアクションを入れてやると


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(Megabass・アイスライド 185 F  マットタイガー)


ホ〜ラ、この通り♪







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小型プラグ〜ビッグベイトまで問題なく快適に扱える、意味がわからんレベルのバーサタイル性能。

ちょっとビックリしたでしょ?(笑)



◆ キャスト性能 ◆


キャスト性能について。


先程紹介したように、小型プラグからビッグベイトまでキャスト可能。


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比較的短めのグリップデザインにより、

中・近距離のピン打ちキャストのしやすさはピカイチ。

フリップキャストも非常にしやすく、狙ったスポットに自由自在に撃ち込める。

ウェーディングの釣りにもピッタリだ。


もちろん、ちょっと慣れてしまえば遠投だってお手の物。

そもそもロッドはただ長ければ飛び、ただ短ければ飛ばない、という単純な物ではない。

いかに強い反発力を生み出し、それを生かしたキャストが出来るかが鍵。


話がちょっとズレてしまうが、

実際に自分は最近のイベントでお客さんの前で6.10の長さのロッドで100mオーバーのキャストを披露し、お客さん達のド肝を抜いた(笑)

もちろんみんなの前でデジタルカウンターで計測した数値だ。


7.8だから飛ばない、という事は全くないので飛距離についての心配は一切不要。

普通にシーバス釣りにおいての充分な飛距離が出せる。



◆幅広い釣りに使える◆



そして、扱えるルアーの幅の広さもさることながら、使用用途が多いのもこのロッドの魅力。


例えばシーバスでボウズくらったら、




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ナマズいっちゃえ〜!



そして〜



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ボートシーバスもイケるぜ!


他にも、バス釣りやライトロックなんかにも全然イケちゃう。

オカッパリ・ウェーディング・ボート問わずに使える長さにより、使用用途はかなり広いです。

1本で様々な魚種・釣り方が楽しめる。



◆CRAWLA8.3L+との違い◆


この点についてよく聞かれるんですが、全く別物のロッドですので、正直迷う必要はないんです。


まずは表記でわかると思いますが、単純にパワーが違います。

リプラウトの方が強い。

ハッキリ言って、皆さんが想像してる以上に強いです(笑)


繊細な釣りや軽量プラグの遠投に関しては8.3L+の方が、より向いています。

バチ系の小型プラグ〜14cmクラスのプラグを用いたオーソドックスな釣りをするならRIPLOUTよりも繊細かつシャープな8.3L+の方が良いと思います。

なので、軽いルアーを多用する方には8.3L+がオススメです。

リプラウトより繊細なティップを装備しているため、バチ抜けやマイクロベイトパターンの釣りにもオススメ。


小型プラグ〜14cmクラスのプラグ以外にもビッグベイトや大型プラグも使う人、

激流河川やストラクチャーが複雑に入り組むような場所で釣りするアングラーにはリプラウトの方が圧倒的にオススメ。


ホームページに記載されてますが、


Beams CRAWLA 8.3L+の

『ランカーを引きはがすバットパワーを装備した。』


Beams RIPLOUT 7.8MLの

『モンスターをゴリ巻き寄せる。』


という紹介文での表現。

こうしたメーカーの表現一つ一つにもロッドの強さの質の違いが現れてますね。


このブログで全て伝わるわけではないと思うので、実際に店頭やイベントで触り比べてもらって自分の好みで選んで頂くのが1番良いと思います。  


さて、ここまではロッドについてのお話でしたが、お次は気になる推奨リールとライン。

ワタクシ個人の推奨セッティングなのであしからず。



◆タックルセッティング◆


【推奨リール】


DAIWA・RYOGA1016H

DAIWA・ジリオンTW

SHIMANO・スコーピオンMGL

SHIMANO・カルカッタコンクエスト100

Abu Garcia・ビッグシューターコンパクト


これらが自分が実際に使用したリール。

個人的に、特に素晴らしく感じたのがRYOGAとスコーピオンですね♪


まあ、基本的にスプール径が34mmもしくは36mmのリールであれば大体OKです☆


FishmanのHPのリプラウトの商品ページにも推奨リールが載ってますんでそちらも参考にしてみてください。


https://www.fish-man.com/beamsriplout78ml.html


【推奨ライン】


PE 1.5号もしくは2.0号にリーダー5号〜7号辺りが大小様々なルアーを快適に使えます。


オススメのラインは、


山豊テグス・レジンシェラー


SHIMANO・パワープロZ


SHIMANO・ピットブル4


東レ・PEシーバス F4


この辺りでしょうか。


お好みで8本編みPEでも別にOK。

個人的に4本編みを推奨している1番の理由として、バックラッシュした時にラインにかかるダメージを考慮すると、原糸1本1本が細い8本編みよりも、原糸1本1本が太い4本編みがオススメというわけで、8本編みを全否定しているわけではないです。

自分の発信は初心者〜中級者向けの内容のため、なるべくトラブルが起こりにくく、トラブルが起きてしまっても治しやすいセッティングを推奨していますのであしからず。

ベイトタックルの扱いに慣れてきたら是非自分好みのタックルセッティングで楽しんで下さい♪




◆ ここがイマイチ ◆


個人的に、ロッドの性能は申し分なし。

ロッドのコンセプトもしっかりしてるし。

ただ、いかんせん情報が弱い

メーカー側の発信が少ない

発売から4年ほど経つが意外にもネット上に出回っている情報が少ない気がする。

実際にリプラウトを使ってるスタッフが少ないため、メーカー公式の記事も少ない。


参考までに、メーカー公式記事一覧↓

https://fishmanrod.com/tag/beams-riplout7-8ml


これは兄弟機種のBRIST MARINO 8.0Mに関しても同じことが言える。

大半の人がロッド購入前にネットで検索して情報を得ようとすると思うんだけど、さほど出てこない。

これが今年リプラウトをメインで使おうと思った理由の一つであり、今回のインプレを書いた最大の理由。

安い買い物じゃないので、もし買うならしっかりと納得した上で買って頂きたいので。




◆  結論  ◆


結論としては、

Beams RIPLOUT 7.8MLはビッグベイトも投げられる強さ、ストラクチャーからモンスターを引き剥がせるパワーロッドとしての豪快さ、小型プラグを扱える繊細さを持ち合わせたロッドだということ。

小型プラグからビッグベイトまで1本でイケてしまう、良い意味でおかしなロッドである、とも言っておきたいかな。

通常のキャストだけでなくシングルハンドでのフリップキャストなんかもお手の物。

もうね、キャストが楽しすぎる。

↑ここ大事。


少し慣れてしまいさえすれば、あまりに万能すぎるロッドとして活躍してくれるため今シーズンからはリプラウトが手から離れなくなりそうな予感です。


年々進化していくFishmanロッド。

新しい機種も良いけど、前からある機種の中にも凄く良い物があるの要チェックですね♪





【サポートメーカー】


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https://www.fish-man.com/index.html







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http://yamatoyo.com/


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