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なんちゃってアウェイの洗礼in高知西部編

皆さん、遠征は好きですか?


僕は「大好き」です(^_^)/


遠征といえば、普段狙えないようなターゲットを求めたり、地元にはないようなフィールドに挑戦したりと夢が広がります。


初めてのフィールドで、ポイントを一から探していく過程が自分にとっては最も面白い所です。


ですが、初めてのフィールドでの釣行はなかなか思うようにはいきません。


でもその経験が、自身の成長につながると信じていわゆる「アウェイの洗礼」を受けに行ってきました。



ということで今回は、高知県西部を目指して遠征を計画しました。

 
第二回「なんちゃってアウェイの洗礼in高知西部編」


ターゲットはシーバス、今回は自宅からの移動時間は除いて期間を48時間としました。
 

高知県西部のどのあたりを目指すかと考えたときに、やはり河川をベースにしたいと思います。


高知西部の河川といえば、四万十川が有名ですが昨年の夏に一度訪れた為、今回はエリアから外しました。


そこでさらに西側をグーグルマップで探して、宿毛にある松田川を今回の目的地としてみました。
 
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自宅から宿毛の道の駅まで4時間30分!結構遠いですね。


初日の昼12時には現地に到着したかったので、それに合わせて出発。


現地に到着し、昼食にラーメンを食べて5日13時からいざスタートです。


まずは松田川の河口部へ向かいます。
 
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初めてのフィールドなので、まずは全体を下見してと言いたいところ。


なのですが、前回のアウェイ釣行で下見に時間を使い過ぎて失敗だったなと思いましたので、今回はとりあえず竿を振ってスタートしようと決めていました。


本来なら堰周辺からチェックをする予定でしたが、前日からの結構な降水量の影響で河川内は強い濁りと流木などのゴミでひどい状態。


堰周辺は近づくのも危険と判断し、最も影響の少ない河口の上げを狙うことにしました。


河口には導流堤が伸びており、その先は干潟のような感じでシャローが続いています。


まずは堤防の足元のブロック周辺をミノーで探り歩いていきます。


数匹の魚の影がルアーを通すと逃げて行くのが確認できましたが、おそらく正体はチヌ。


ルアーに反応はありませんでしたので、干潟の足場が見えている間にシャローエリアをチェックしに行きます。


上げ潮ですが、上流からの押しが強くてガンガン下流に向いて流れています。


しかも流木などが流心を流れてくるので、ルアーを回収するたびにフックに引っかかりあまり釣りにならない状態。


そんな中、足元のシャローエリアにイナッコの群れを発見!

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写真ではわかりにくいですが、水面にたくさんの波紋が確認でき結構サイズは大きめでした。


ベイトが確認できただけでも収穫でしょう。


しばらく釣り歩いてみましたが、反応が無い為移動。


今度は河口から一番近い橋を見に行って、橋の上からチェックしていると、軽トラのおっちゃんに声を掛けられ

「釣りかにーちゃん、もっと上流の橋がええぞ」

と教えていただきました。


ありがたいですね、おっちゃんの親切を無駄にしない為に上流の橋を見てまわることにしました。


ですが、上流に行けば行くほど濁流。普段はいいのかもしれませんが、現状では釣りは無理そうですね。


今の河川の状態で、ナイトゲームは危険と判断し翌朝までストップすることにしました。





6日

朝一で河口周辺をチェックしましたが、まだ濁りが強くゴミも結構流れています。


少し悩みましたが、河川に見切りをつけ外洋に狙いを変えることにしました。


全く下調べしていなかったので、どのあたりがいいのか見当もつきませんでしたが、とりあえず一番端まで行ってみようと決断。
 
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宿毛から約1時間、クルマで行ける最も南西の柏島という場所に行ってみます。


柏島の沖には四国を代表する釣り場「沖の島」が望めます。


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山道を走らないといけないのかなと思っていましたが、かなりきれいな道で新しそうなトンネルが開通していてアクセスはかなり楽でした。


高台から見える景色は雄大で、広がる海の透明度がすごく綺麗でテンションが上がります。


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中央に見えるのが、目的地の柏島。

手前の円いのは養殖場でしょうか。カモメが大量にいたのでベイトが入っているのかと一瞬テンション上がりましたが、おそらく養殖場についているようです。


一番奥にかすんで見えるのが、沖の島です。いつかは行ってみたいですね。


柏島に到着し、クルマで駐車できるスペースを探しながら周辺を探索します。


うろうろ回ってみると、北西風の影響で北面にサラシが広がっている様子。


周辺に地磯のポイントがあるのかもしれませんが、そんなの探してたら時間が足りませんので、エントリーしやすそうなゴロタ浜のエリアをランガンすることにしました。


日中一杯ゴロタをランガンし、波しぶきを受けサラシを撃ち続けるがヒラスズキからの反応はありませんでした。


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ここまで約30時間が経過して、いまだノーヒット・ノーバイト。


宿毛に戻り、河口よりもさらに海側の岸壁に立ち寄ってみると、今回初めて竿を振っているおっちゃんを発見!


エギングをしているそうで、2杯釣り上げたとのこと。


釣り上げたアオリイカを見せてもらうと、結構いいサイズ。でもエギ持ってきてないし、ちょっと残念。


でもイカが釣れるということは、ベイトがいるはず。しかも水色もだいぶきれいになってきている。


日中のゴロタランガンで体力を使い果たしてしまい、ナイトゲームをするのは無理っぽい。


勝負は最終日の半日にかけようと、ゆっくり休むことにしました。


疲れを癒すには、温泉が一番。ということで近くの温泉へ。

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近くの高台にあり、露天風呂から夕陽が沈む景色を楽しめるロケーションばっちりの場所でした。





7日

とうとう最終日がやってきてしまいました。


この日最初に訪れたのは、河口から一番近い橋。


朝マズメでまだ光量が少なく、もしかしたらまだ明暗部の釣りができるかもと思い、やってきました。


街灯はまだ点いていますが、周囲は薄明るくなってきていて橋脚明暗の釣りが通用するか微妙な感じ。


いろいろ探っている時間はなさそうなので、一撃で決めるつもりでルアーはラムタラバデル105をセットし、明暗の少し上流側へキャスト。


糸ふけを取って、ラインを流れに乗せてルアーが流れになじんだところでラインメンディングを入れてもう一度ラインを水面に付けた瞬間にコンッとアタリ!


すかさずフッキングを入れて、エラ洗いを見せるシーバス。


よし!ヒット、しかも1投目!


慎重にやり取りしてばらしたら後悔すると、その瞬間に思いいつものようなガンガン寄せる感じでファイト。


そのままある程度寄せて、少しドラグを緩めてフッキング位置が良さそうなのを確認して一気にずり上げランディング。


あー小さい、でもうれしい!


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このサイズで、このうれしさは地元では味わえないですね。


普段ならいろいろ写真を撮るところですが、今は明るくなるまでの時間との勝負。そのまますぐにリリースしてキャスト再開。


と振り返ると、常夜灯は消灯し明暗がなくなり辺りは朝を迎えていました。


この後あの手この手で攻めますが、反応なし。もう少し早く来ればと後悔しましたが、仕方ありません。


この後明るくなってからまずは、上流部の初日にいい感じかもと目星をつけていたポイントへ向かいます。


堰から分かれた流れが合流してぶつかるいい感じにヨレができています。

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写真ではあまり伝わりませんね、もっと上手に撮影できるように努力します。

この写真で真ん中より少し上から向こうは流れが速く、手前は緩い。


そこにバデルをアップでキャストし、流れに乗せて流していくと

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グーッ・・・


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流木ヒットー!

激流に流木が乗って下流へ、あっ引っかかった。

ヒットルアーのバデルが流木の餌食となってしまいました(>_<)


*注 写真はイメージです



ポイントだけの写真ではイメージわかないですけど、釣り人が入るとなんとなくイメージ湧いてくる写真になりますね。ちょっと写真で遊んでみました(笑)



上流部では反応を得られませんでしたので、ベイトが確認できた河口へ向かいます。

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満潮からの下げを堤防から狙います。かなりの強風が堤防に吹き付け波立っています。


足元のストラクチャーに着いていないかなとミノーのジャーキングで撃っていきますが、反応なし。


流心を鉄板やブレードで広く探ってみますが反応なくお昼を迎え、タイムアップとなりました。





終わってみれば、何とか一匹小さいながらもシーバスをゲットできてギリギリな内容となりました。


振り返ってみると、前回のアウェイ釣行に比べればかなり長い時間釣りができましたのである程度充実していたように思います。


雨の増水の影響で少し苦労しましたが、一匹取れたのも雨の恩恵かもしれません。


ナイトゲームを捨てた選択は、結果的に釣果としては厳しかったですが、不慣れな土地での増水河川のナイトゲームなんてするべきではないという考えは安全面を考慮すれば正解だったと思います。


宿毛の街のおいしいものもいろいろいただき、釣りだけでなくその地域を満喫できた3日間だったように思います。



今度はどの地域に行ってみようかな?


 

河川シーバスタックル
ロッド : Apia Foojin‘Z ビーストファング 91MH
リール : ステラ 3000HGM
ライン : バリバス シーバス PE 1.2号
リーダー : シーガーグランドマックス 28lb


ヒラスズキタックル
ロッド : Apia Foojin‘BB バックⅣ
リール : ステラSW4000XG
ライン : バリバス アバニ シーバス 1.5号
リーダー : バリバス シーバス フロロ 30LB

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