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禍福は糾える縄の如し (かふくはあざなえるなわのごとし)とは、 人生をより合わさった縄にたとえて、幸福と不幸は変転するものだという意味の故事成語です。 不幸を嘆いていると、いつの間にか幸福となり、幸福を喜んでいると、また不幸になる、ちょうどそれは「より合わせた縄のように表裏が交互にやってくる」ということを表しています。 感染病に心を悩まし、外出を控えたりている方が殆どだと思います。 人生不幸ばかりではありません。 希望を持って生きて行きましょう!

風について考える【85尾目】







貧乏アングラー代表のオニギリで御座います(爆)

タックル購入費捻出のため、



食費を抑えて購入資金を積み立ててます(笑)

ぶっちゃけるのも恥ずかしい話なのですが、ここ5年間程、外食ばかりでした(爆) 自炊した記憶は、数える程度で、美味しい獲物が確保出来た時だけでした。 若かりし時は、料理するのが趣味だったけれど、釣りを嗜むようになってから、釣行時間捻出のため、全てを犠牲にしてました。

そんな外食による偏食のお陰でが原因で、総コレストロール値が正常値130~219ml/dlのところ、





400オーバー(爆)

不健康極まりない(笑)

毎晩、夜食にセブンイレブンの玉子サンドを食っていたのも原因の一つかと思いますwww

通りで疲れか抜けないはずです。 それどころか、いつ動脈硬化で天国への片道切符を手に入れ頂いても不思議じゃありませんw

「自分メタボ」なんですって、知り合いに話しても誰一人信じてはくれません。 見た目痩せているので、無理も無い話しですが、



痩せのメタボとは、オレのことだ!!!キリッ

いい加減、外見で人を見下す判断するなよと言いたい(笑)

そんなわけで、食生活の見直しにより、体質改善を目指し自炊生活に戻したら、



疲れが抜けやすくなるわ、食費抑えられるわで嬉しい悲鳴です。

浮いたお金で、



高級タックル買い揃えてやるぜ!!!

って思ってたんですが



そんな矢先、スケジュールに無理無理ぶっこんだ釣行で


リールぶっ壊しました(爆)

無駄な修理費で



ソルティガ購入の夢が一歩遠のくwww 





前振り長くなりましたが、




本日のお題は、「 風 」 にスポットを当てたいと思います。





最近、風と潮が逆というか、ベイトが寄らないパターンだな思いつつ、風を見方に出来ないか考えながら、ポイントに立っています。

ベイトが遠ざかる風と潮は、 「 厄介 」 と感じる。 離島在住していた時は、風裏から風表が狙え、しかも釣や易い潮の流れのポイントにエントリー出来た。 少し車で走れば、いくらでも風から逃げる道があった。

ところが、ここ静岡では伊豆半島を除き、困ったときの逃げ道が非常に少ないのが難点です。 恐らく、日本全国サーフにエントリーしているアングラーの共通の悩みではないかと思います。





手はじめに 「 海陸風 」 について話したいと思います。

たぶんこの話は、アングラーなら知ってて当たり前の話になります。
 

陸は暖まりやすく冷えやすい一方、海は暖まりにくく冷えにくい。 このため、昼になって日が差し始めると、陸上にある空気は海上にある空気よりも速く暖められる。 暖まった空気は、密度が低くなって浮力を受け上昇気流を生じる。 上昇気流によって上空へと移動した空気は、気圧が下がるため断熱膨張により今度は冷却される。 このようにして陸上では地表付近では海上よりも気温は高いが、上空では逆に気温が低いという状態になる。 ここで静水圧平衡を考えると、地表付近では陸上は海上よりも気圧が低く、上空では逆に気圧が高いということになる。このため地表付近では海から陸へ海風、上空では陸から海へ海風反流という風が吹く。 この風の海風循環という。

逆に夜になって日射が無くなると、陸上にある空気は海上よりも速く冷えていく。 すると今度は上記と逆のことが起き、地表付近では陸上の方が海上より気圧が高く、上空では気圧が低い状態になる。 このため地表付近では陸から海へ陸風、上空では海から陸へ陸風反流という風が吹く。 この風の循環を陸風循環という。

参考文献:wikipedia

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(注)A:海風循環(昼間) B:陸風循環(夜間)

また、一般に、海陸風の最大風速は、海風のほうが陸風より大きい。

一日のうち朝と夕方に、陸風と海風が切り替わる時間帯があり無風となる。 これが凪である。

簡単に要約させて頂くと、昼は海から陸へ風が吹き、夜は陸から海へ風が吹く。 風が切り替わるタイミングが一日2回あり、その切り替えのタイミングで風が弱まる。 

つまり、一日2回短時間ではあるが、エントリーし易い時間帯が存在する事になる。 但し、アングラーに有利な条件が、釣れるタイミングとは限らない。 ←ココ重要

風向きや風速の状況次第では、エントリーし易いポイントばかりでなく、プランクトンが散ったり、逆に吹き溜まっている事になる。 プランクトンを捕食するベイトは、どこに居るかと考えた場合、一つのヒントになり得る。 

状況次第では、湾内に逃げ込んでいたり、沖のストラクチャー周辺に沈みうねりや波を回避している可能性もある。 ベイトの位置が分かれば、ターゲットに出会える可能性が高くなる。





さて、次に 「 気圧風 」 です。

恐らく、小学生?の頃勉強した内容のはず?

簡単に述べれば、気圧の高いところから、気圧の低いところに空気が流れ込む。 気圧は空気の重さと考えると分かり易いと思います。

この解釈は、半分正解で半分不正解なのですが、話を進める上で今のところ上記の解釈で構いません。

空気重くが多い気圧の高いところから、空気が少ない気圧の低いところに空気が流れることになる。 これが風である。 だから、風は気圧の高いところ(高気圧)から低いところ(低気圧)に向かって吹くことになる。 ただし、実際の風は地球の自転の影響、地表との摩擦があるので、気圧の高いところから低いところに向かってまっすぐに吹いているわけではない。

低気圧中央を真ん中として、半時計回りに風が吹き込んでくる。 台風通過の風向きを注意深く見ていると、分かり易い。 高気圧中央を真ん中として、時計回りに風が吹き出す。

下図を参照して頂くと、左の高気圧から右の低気圧に、左から右へ真横に風が吹いていない事に気付くと思います。 この図だと高気圧の上辺から低気圧の下辺に向かって右下へ風が吹く。 単純に右から左の風向きでないのが分かると思います。

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また、地形によって風向きが想像と異なる。 風上に山などの大きな障害物などあると、風の向きが変化し、風が弱まる。 風向きと同じ方向に逆に谷があれば、風が集まり、風速が増す。

さらに、低気圧の中心付近ほど強い風が吹いています。 特に気圧差のある高気圧と低気圧が近くにある場合、強風になる。 低気圧の中心付近では上昇する気流があり、 地上付近の水蒸気を多く含んだ空気が上昇し、雲を作り、雨を降らせる。

気圧の変化というのは急激に変化すれば、感じ取れるものだが、注意深く気にしない限り分からないのが通常だと思う。 釣行前に気圧配置を頭の中に入れておくと、無駄な時間ロスを減らせる。 




ここまで、海陸風と気圧風の2つの風について触れてきた。 我々アングラーは、少なくともこの2種類の風を複合的に捉えて、釣りのし易いエントリーポイントを絞り込む事が出来る。 



ところが、お察しの通り



釣りのし易さと、釣果は比例しない。



潮位、潮流、風向きがベストな時が、各々ポイントよってある訳です。

自分は釣り難かろうが、ベイトが寄る風の方が好きなわけで、





今は全部面白くないと言うか、全て好条件ってなかなか無いなと。

自然相手なんで当たり前なんですが、期待してしまう自分が情けないというか…(笑)





自分は風裏より風表が好きです。

風表とは、向かい風や風の当たる場所

と考えて頂けると分かり易いと思います。

個人の解釈やタックルにもよりますが、 「 釣りし難い 」 くらいの風は、プラス要素と考えています。 風速にして3m/秒前後だと思います。 釣行出来る限度の風速は、自分の中では4~5m/秒だと思っています。 風速6m/秒を超え始めると、急に面白くなくなる(笑)

自分が釣りを覚えた瀬戸内海だと、 「 釣にならないかも? 」 の風までなら経験上ベイトが寄っています。

波頭が高くなり潮速は増しますが、ウネリが出ないため海の状況は良いようです。

外海ですと 「 釣りにならないかも? 」 の風は、経験上湾内に移動した方が良いようです。 ポイントによりますが、大きなウネリは、逆にマイナス要素と捉えています。

プランクトンが散るため、餌になるベイトもウネリを回避できる湾奥や水深のあるエリア、ストラクチャーの影に身を隠しています。 アングラーが風を避けたがるように、ベイトもウネリや高過ぎる波を避けます。 裏を返せば、そこにヒントが潜んでいるように思います。



なぜ風表が釣れるか理由を彼是考えてみると、

・水面荒れにより警戒心の低下
・ベイトが吹き寄せられる
・酸素量増加による活性化

などが考えられる。

風が吹いたら、とりあえず風表のポイントを狙わない手は無い。




風表は当たり前の話になるが、釣り難い。

・ラインスラッグの処理の手間が増える
・横風にしろ、向かい風にしろ飛距離が落ちる

あえてショートロッドを使用して、タックルバランスを見直し、高比重のPEでポンドをワンランク落し、ダイレクトな弾道で重めのルアーをキャストがしたりするのだが、

対応方法には限度がある上に釣り難いことは変わらない。  負のループに陥る可能性が高いのはお察しの通りです。

タックルケースを開けてみると、レンジや流速に合わせたルアーのバリエーションは買い揃えてあるが、

意外と風対策で使える小粒で比重の高いルアーが少ないなと感じる。

このルアーは横風に弱いとか。

向かい風はサッパリだとか。

風対策のキャストは出来るが、このスイムじゃ喰ってこないとか(爆)



普段活躍してるルアーの役立たなさに気付かされる(笑)



漁港などでは、風裏の立ち位置から、風表を狙えば楽なのだが、

サーフなどは逃げ場が無い場合が殆どである。

逃げ場が無い以上、風と上手く付き合わなくてはならない。

丁度、馬の合わない上司と仕事をしているとか、

じゃじゃ馬な女性と付き合う感じに近いかもしれない。




風はベイトを寄せているけど、潮がベイトを遠ざけていたりすると更に面倒臭い。

その逆も



然り(笑)

河川などは、風表の護岸沿いを引いてくれば良いのだろうが、

生憎、自分がエントリーしている場所は、読みと一手間の探りが必要になる。

人気ポイント故に読みが外れると、たった10m移動しようとも移動出来ない。 悩みの種は何も 「 風 」 だけではない。




※風表の風表釣り参考過去ログ 追伸以下参照して下さい。 4m/s以上の強風で、風裏に回避したものの、仲間との意見が合い、風表での釣行をまとめてあります。
・ お魚釣っても脚攣るな【52尾目】回遊青物他

※風裏の風表釣り参考過去ログ
・ ヒラメリベンジ【30尾目】

※笑える風表の釣り参考過去ログ
・ 取材前夜の裏話【6尾目】





おしまい。







追伸: 本来 G-SOUL OHDRAGON WX4F-1 SS140 高比重PEの使用インプレログ予定でしたっけね?

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忘れているわけじゃ無いですよ! 敢えてスルーしてたんだが、

記事にするには、もう少し使い込んでみたいというか…

現時点で言える事は、「使用方法を選ぶライン」です。

※過去ログのリンクも貼っておく。 強度などの詳しい情報を掲載してます。
・ 高比重PE G-SOUL OHDRAGON WX4F-1 SS140【77尾目】

繊細な技術を必要とする釣りには不向きと思う。 長所もあるけど短所も当然ある。 

一言で主観を書かせて頂くとと


「気持悪い」


その原因も「ガイドを抜ける時の微細振動」にあるわけなんだけど、

ULロッドを使用した場合、それが顕著に現れる。 キャスト時には気にならないが、リトリーブしだした瞬間分かると思う。 微細振動は糸鳴りが大きいとも言える。 当たりが分からないって分けじゃない。 むしろ当たりは普通以上に分かる。 ただ使用フィールの問題で、アングラーにより好き嫌いが大きく分かれると思う。 個人的には、ULロッド+軽量JH単には、不向きな印象は否めない。

その「気持悪さ」がフッ素繊維のマテリアル由来なのか、加工の組み法なのか考えた場合、恐らく主な原因は後者かと思う。 そもそもフッ素繊維は、従来のポリエチレン系素材と比較しても摩擦抵抗が少ない。 普通に考えれば、ガイドの抜けは良いのだが、4本角打ちだから仕方ないものかもしれない。 


巻き抵抗も気になる方は気になるかも。 極僅かであるが、少し重くなった気がする。

テスト当日の体調の問題かもしれないが…

現時点で詳しくはまだ書けないが、恐らくこれは素材が原因のデメリット。 使用フィールの悪さも一部これが原因かと思う。 水切れが良く無いのではないかと思う。

短所を先に述べたが、風対策のメリットも大きい事も確かなので、長所を活かせる使用方法なら、今から春先までのシーズン役立つと思います。

その他、レンジを刻む釣には、手返し良く対応出来そうだ。 流れに乗せたりする場合も得意とするラインに分類されると思います。 沈めたいけど、流したくない場合は、潮を掴み易いように思います。 此れは長短表裏一体といったところか。 対象魚が30cm以上なら、まず使用フィールは、問題にならない。 フィーリングまで求めてしまうと、どうしても先ほど述べた短所が目立つ。

飛距離は4本組み同士で比べれば、同レベルと思います。 まあ、他の4本組み使用したこと無いから分からんけど(爆) 



購入後、グラスに水道水、普段使用しているPEの切れ端5cm、高比重PE5cmを用意して、沈下速度を検証してみた。

従来のPEは、終始浮きっぱなし。

高比重PEは、じんわり水に馴染み、沈みっぱなし。

双方切れ端に空泡が付着してたので、馴染みにくさの原因になったけど、シンカーを着けた実使用では、高比重PEは潮への馴染み易さは体感出来る。



結論として、普段から4本組みを使用していれば、短所は気にならないレベルだと思います。 個人的には、メーカー様には、是非8本組の製品をリリースして欲しい。 状況次第では、使用方法を限定して使っても良い、将来が楽しみなラインです。


 





 

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