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工藤昇龍

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お殿様を求めて

毎年恒例となったこの釣りも今年で3年目にして3回目。

美しい景色、魚体、空気。
年によって変わる景観も楽しみで、初めての年と同様ワクワクが止まらないのは今年も同じ。

変わったといえば、イクラを抱えたお姫様より真っ赤なセッパリのお殿様に今年こそ出逢いたい。


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真っ暗な山道を車内の青いネオンに照らされて。
カメラのピントが合わないこの時点で、運転手を含め約3名の意識がなくなりかけていた。

前日に釣具屋で準備がてら情報収集。
朝だけ活性が高く簡単に釣れる、それ以降は難しくエサなら釣りになる。

そんなわけで朝マズメ狙いで向かい、ナビに十和田湖が映った頃には薄明るくなっていた。

限界を迎えつつあった約3名が安堵するのもつかの間、湖沿いに走る道路の脇という脇は既に満車。

初めて休日に来てみて、改めてヒメマス人気の高さを実感したのであった。

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この際だから沢も何も関係ない、とりあえず停めれるところに停めて藪漕ぎの図。

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薄暗い森林を抜けると、御来光まで間も無くなくの十和田湖。


そういえばこの時間帯に来るのも初めてだったなぁと少し休憩、、する余裕もなく釣り開始。

いいポイントに入れればカメラを沈めるだけで何匹か写るような魚影だが、ここはたまに数匹目の前を通過する程度。

湖面を覆っている木に沿って横向きにメタルジグを遠投し、水面を割らない限界スピードの高速トゥイッチで誘うと活性の高いヒメマスが果敢にアタックしてくる。

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メタルジグにしてもスプーンにしてもトロトロ巻くだけではチェイスだけ、いずれも動きを入れないと口を使ってくれない。

幸先の良いスタートを切ったが、そんな活性の高い状態は開始1時間弱だけ。

日が登り始めるにつれて、立ち位置だった影にヒメマスが溜まり始めるが、これがまたなかなかルアーに興味を示さない。


痺れを切らして友達の最終兵器、ジグヘッドにブドウ虫を投下、、、ん??汗

最終兵器ですらガン無視され、精神衛生上よろしくないため、休憩を兼ねて移動。

某有名ポイントまで来ると、駐車場に警備員もついて一瞬何事かと錯覚するような賑わい。

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ちょうど養殖場の方が見えたので話を聞いて見ると、今年は遡上が早くて例年より全体的な釣果は少ないとのこと。


釣りの後のお楽しみは朝のうちに確保出来たので、あとは真っ赤なお殿様を何としても拝みたい。

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太陽も登りきり、青空と水面、染まるかけの紅葉のコントラストに思わずウットリしてしまうが、いつも見えていた真っ赤な姿はそこにはなく。

何箇所か釣り場を移動するが、今年もまた出逢うことはできなかった。

この景色の前で血眼になってまで追い求めることはしない。

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ゆっくりでいい、次来るときはどうなっているだろう。
自分も景色もヒメマスも。

ルナキアソニック77M
12ルビアス2004
アーマードF+0.3号 ナイロン3lb

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