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森岡紘士 -朔

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川鱸を追う秋

Autumn River Seabass Game

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淡水湖に注ぐ二級水系を舞台に、今夏から秋にかけて、干満に影響されない川鱸を追いかけてきました。

1ヶ月の累計は23本(川鱸16本、ラージ7本)このまま順調に進んで秋にピークが来るのかと思いきや、まさかの大失速。

誤算は秋の大減水。

潮の出入りのない淡水域ではマイナス50センチの減水は命取り。生命感が消えた二級水系。10月の減水で全て淡水湖まで帰った様子。11月の降水量を考えると淡水シーズンは終了かな?と思いつつも状況を実際に確認して行動に移すことにしました。

最終章に入ってきた川鱸釣行。

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減水で機能する場所はどこなのか。終焉の気配が漂う淡水域。鱸の行動をどう判断してゲームを組み立てていくのか。

減水の影響の少ない場所を探すところからスタート。夏の好調だった淡水プランは白紙に戻して、柔軟な考えで魚を追う。

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淡水湖に注ぐ2つの水系のキーポイントをBOOSTでチェック。減水により魚が入るスペースが確保されていない。

サマーポイントは完全に崩壊。半日かけて丹念に淡水域を探るも鱸の生命感はなし。(ラージはいるんですけどね)

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堤防の境界線を越えフィールドを淡水から汽水へチェンジ。湾奥エリアの南岸から北岸をドライブ。夏にイナが溜まる深みをチェックするも気配なし。

勝負を決める一級水系へ。久しぶりに潮の出入りのある河川。タイドグラフで刻一刻と変わっていく潮位を確認する。

岡山の湾奥の特殊な地形から外海から入ってくるベイトフィッシュの量も少なく、秋のシーズナルパターンがハマるスポットはそれほど多くないことは鱸の知識が少ない自分でも分かる。

だからこそ水量と淡水ベイトがキーポイントになる。水が落ちてこない秋。だけど落ち鮎を期待している鱸もいるはず。

そんな仮説を立てて川筋に立つも、一箇所は気配なし。河川を変えるか粘るか。ここで粘っても正解か不正解か手に入らないと思い河川を変える。

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下げの流れが効きはじめた昼下がり。
ようやく見つけた生命感のあるエリア。

水面を覗きこむと大きな魚体。淵についているのは、メーター?90オーバー?と60くらいのアベックペア。人の気配に気付くと流芯へ消えていった…間違いなく本命はいる。

バイトが遠い厳しい展開。メンタルが弱気になれば、このまま何も取れずに終わってしまうだろう。もう一度スイッチを入れて川筋に立つ。

先発はTracy15を結ぶ。
ボトム狙いで一気に勝負をかけるもダメ。
勝負を焦りすぎたか…?

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ならば表層か?
フローティングミノーで流すも反応なし。

落ちてこない鮎。
落ち鮎を待っている魚も必ず居るはず。

次の手は何だ?ボトムと表層の間をハイスピードではなくスローに引きたい。

ふと、タックルボックスの中に入れておいたBlooowin140sが目にとまる。レンジキープに定評のある実力派ミノー。

狙いは手前の流れの筋。いいところに入った。Blooowin140sを流れに乗せて自然に流す。はやく巻きすぎないように下流に向かって流されていく鮎のように。

「ドス」

待望のバイト。
しっかりと重みも加わっている。ロッドをしっかりと曲げてフッキング。

水面に浮き上がり、
大きな頭を左右に揺らす。

焦るな、焦るな、
無我夢中に寄せて無事にキャッチ。

出たよ、ドラマ魚。
自己レコードの川鱸!

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Blooowin140s アユ を流して掴んだ川鱸。

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流れに乗せてスローにリトリーブ。
落ちてこない鮎ですが待っている鱸は居るはず。自分を信じてスタイルを貫いたからこそドラマは起きる。

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漆黒のように輝く銀鱗が美しい。

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僅かにランカーには届かなかったけど、秋の岡山水系での一本。今後の鱸釣りを支える大きな力となってくれるはず。

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さらなるドラマを求めて。
残り少ない秋を全力で楽しみます。

やっぱり鱸釣りも楽しいですね〜。

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