100%への道 2

先ず行ったのは、「大まかな姿勢を作る事」。

ミノーってのは、大雑把に書くと、こんな感じでウェイト()が入ってる。


(判りやすい様に書いただけで、リアウェイトは普通もっと真ん中だろ? とか、移動重心は?とかいう突っ込みは、この際無しね)

そして、これらは、この様な力の方向(矢印)を持って、姿勢を制御している。


そして、そのウェイトのバランスにより、ルアー自体の支点()が決まる。


さて、廃盤トップ2.5は、曳き波を出す事のみに主眼を置いている。

なので、要らん物は除去し、要る物は残すとこうなる。


こうする事により、力の向きは矢印の方向となり、頭上がりの姿勢となる。

これで、本当に大雑把だが、基本姿勢は出来上がった。

しかし、先ずここで、第一の問題点が発生する。

それは支点()のズレ。

頭部のウェイトが無いと、リアとのバランスはヘッド部の重量しか無くなる。

しかも、その分が丸々気室になる為、浮力もさらにアップしてしまう。

垂直立で良ければ意識しないでも良いのだが、「おいしい姿勢」というのがある。

それを再現しなくては、100%にはならない。


そこで、次回は、それをどのように組んでいくかを書いていきます。

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