100%への道 3

こうやって支点がずれるという事は、ウェイトを入れていく作業において、入れる場所により支点が狂うという事。

すると、姿勢による浮力の違いが生まれるワケで、そうなるとセッティングのファクターが増え過ぎる事となる。

なので、先ずは「これだけは動かさない」というファクターを決める。

具体的に言うと、「フック」と「リング」。

これを一番使う(というか使いやすい)物にして、そこからセッティングを決めるという方法を取る。

そこで、フックはガマカツのトレブル19の♯8、リングは♯3にした。

理由は簡単。

フックで大切なのは安さ!(爆)

ええ、18本パック愛用者です。

そして、バチはとにかく手返しの良さが重要。

ライズしている中、ちんたら写真を撮ったりフック外すのに苦労するのは御免こうむりたい。

そこでバーブレス、しかもそこそこの細軸であれば、もし絡む様にフッキングした場合でも、針を伸ばせば簡単にリリース出来る。

まあ、逆を言えば、簡単にバレるという事でもあるが、そんなのは全然気にしない。

♯6という選択肢もあったが、バチの捕食においては少々針が大き過ぎる。

故に、これ一択。

そしてリング。

これは、単純に自分のリングオープナーが、♯3リングが一番開けやすいから。

かなりの頻度で針先が痛む為、結構頻繁にフック交換を迫られる。

ライズ中にフック交換に手間を食う事だけは避けたい。

それ故に、非ヒラ打ち型の♯3で確定した。


と、ボディ外のセッティングが決まった所で、今度は重量。

当然姿勢によって変わるが、先ずは基軸になる重量を出したい。

そこでやったのが、年明け1発目にアップした計算。

廃盤トップ2は、実際にはサスペンドであり、水面下で静止する。

その為、僅かな動きで浮きあがり、どんなスピードで引いてもちゃんと曳き波が立つ。

そこで、塩分濃度から体積、その他諸々も併せた上での結構面倒な比重計算をした結果、およそ1.1gのウェイトを積める事が判った。
(アップしなかった2枚の内、1枚はこのネタの為。もう1枚はボディの寸法を細かく記載していた為に出せませんでした。)


という机上の計算が終わった事で、次から実際のデータ取りがスタートします。





 

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