今宵もトップゲームを楽しもうと芝浦へ。

先ずは下げ始めのシャローのポイントに。
しかし水は泥濁りで周囲にはドブ臭が立ち込めている。
品川はそうでもなかったので甘く見ていたが都心や上流は結構降った模様。
バスもライギョも泥濁りになると概してトップへの反応が悪くなるが、シーバスはどうか、不安が募る。
水面に小魚の気配はあるがライズは皆無でペンシルベイトにも反応なし。
アピールを上げようとポッパーに変えても状況は変わらず。
場所を移動したが状況は同じ。いつもはスルーするポイントも何箇所か廻ってみたがまったくダメ。久々にワームを引っ張り出して探ってみてもコツリとも反応しない。

こういう日もあるさと諦めて、最後に最初のシャローへ。
相変わらずライズはないが水面には多数の小魚が泳いでおり、時間がたったせいか鼻が慣れたせいかドブ臭が弱まった感じ。
少し期待したがトップにはやはり反応がなく、狙いを水面下に変えてあれこれ慣れないことを試すがダメで頼みのR-32も不発。

完敗ムードだったが、突然足元でガポン！と大きなバイトがあり小魚が逃げた。
すかさずペンシルを通すが反応なく、今度はさっきの1mほど横の岸際でガポン！
そこで最終兵器として取り出したのはジャッカルのボイルトリガー77。

ポッパーだが死にかけた魚のような独自の姿勢で浮き、アクションさせなくても釣れるというコンセプトのバス用ルアー。
ペンシルベイトによるリアクション狙いとはまったく違うスローな釣りのために、わざわざ日本橋のキャスティングまで行って仕入れたルアーだ。
アンダーでそっとルアーを落とし、岸沿いを流れに任せつつ時折ラインにテンションをかけて小さくアクションさせながら流すとボフッ！(ﾟ∀ﾟ)ｷﾀｰ!

至近距離だったので速攻で抜き上げ。45cmほどのシーバス。
写真を撮ろうと思ったらフックから外れてそのままボチャン！(´･ω･`)ｺﾞﾒﾝﾖ

その後はやはり反応がなく、釣れたシーバスに感謝しつつ終了。
諦めムードにほんの一瞬だけ見えた光明、期待の新戦力投入、逸る気持ちを抑えながらの接近戦、そして静寂を破る水面爆発。こんなに上手くいくことなんて滅多にない。ほんの2mほど先の出来事だったこともあり大興奮だった。
ホントいい捕食音を聞かせてもらった♪ありがとう！