楽しい局面

昨晩のアジは、よう引いたなあ。

オレ、ドラグは締める方なんだけど、どんどん出る、走る。そのたんびに「もしかして真鯛か!」と夢を見る。

この釣り場は、あんまり数が出ないんだけど、釣る過程が楽しい。

この時期、湾の内向きで良く釣れる場所で、足場は良く、そんなに高くない。水深は干潮1グラムで20秒位かな。そんなに深くないでしょ?

湾の内外で、しこたま撒餌を打たれて難しいんだわ。ウキが動くのを羨ましく思う時間帯がなんと長いことか。

それでも我慢して、工夫してやっと当たりが出る。合わせ損ないは凄く悔しいからスリルが有る。オマケに引きがいいんだから楽しいわいね。

デットーリが乗れば5馬身違うと言われたが、魚を5センチ大きく感じさせるロッド PSR-60 もいいね。簡単に魚が寄らないから楽しい。褒めてないみたいだけど、ここが良いからこの竿を持ってしまう。

また行きたいなあ。アジングは楽しいよ。

血抜きバケツを忘れて美味そうに見えない、残念。血合いが抜けにくいから水洗いに時間が掛かって味が落ちる、っていうのもあるんだよね。

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釣り場で若い氏と、釣道具談義に花を咲かせる。やっぱり中心はラインとジグヘッドだ。ワームはもう興味なくなった。

竿も音楽の好み、みたいなもんだと思う。まあ根本的に「良い音楽」「悪い音楽」もあるわけだが、ある程度ちゃんと作ってあれば、後は「ポップスが好きだ」とか「ジャズが好きだ」みたいなもんだと思う。でも、好きなミュージシャンが新譜出すと、また買いたくなる、みたいで切りがなくて困まってしまうんだよね。

そんでもって、また帰りにアングルでまた買っちまった。

・コブラ29#6、0.6g、1.0g、1.4g
・ぶっ飛びロッカーSS4.5グラム
・アジリンガー・グローオキアミパワー、GS必殺クリアレッド

GS必殺クリアレッド、使いもしないのに、ついうまそうで買っちまって困る。

追記:

魚の締め方が気になる。少しだけ調理師をやっていたからだろう。

出来ればどの魚も神経締めにしたい。これは味よりも見た目と、調理のし易さを気にしてのことだ。調理と味と見た目には明らかにベスト。手返しを気にしない気楽な釣りなら、いつもこれを選択すればいい。でも釣り人はそうはならない。常にイラだ。せっかくの回遊を逃してしまったら仕方がないじゃないか。

あごの下から中骨に向かって切る人がいる。全く問題ない。手で鯖折りでも同じ効果だろう。自分の場合、これは調理の際、数をこなすとき頭の落としにくさと、塩焼き、煮付けにするときの姿の悪さが気になる。

お頭付き、というのは心理的に美味しいと感じさせる要素が確かにある。自分が調理し、人に勧める場合にはどうしてもそうしたくなるものだ。

自分はここ半年、ハサミを使うようになった。ウニ切りばさみのようなもの。ホームセンターで買った「クラフト工作ばさみ」。

アジは、エラと本体の繋ぎの膜(ここに太い血管が走っています)の下の方からハサミの刃を入れて、上に向かって中骨を探して刃送る。中骨まで到達したら、出来れば全部を切断せずに、8割位を切りたいイメージでハサミを閉じる。中骨がかろうじて繋がっていると、塩焼きをしたときに頭がもげることが少なくなる。エラは切りたくない。捌くとき包丁で押さえつけて抜くようにするんだけど、それがやりにくくて手間が掛かる。

メバルは、中骨を切ると煮付けたり、塩焼きをしたりするとき、とても頭がもげやすくなるから、眉間にハサミの片刃を突き刺し、瞬殺を目指す。その後、エラと本体の膜を切るようにハサミを入れ、血抜きとしたい。

これを、出来れば冷海水を作った小さめのサブクーラーで血抜きをし、最強のプロバイザーZXに移して持ち帰りたい。暖かくなるとこれをやります。

食べることに拘ることは、釣ることを更に楽しくすると思いますよ。

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