プロフィール

木曽三川シーバス増井

三重県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:46
  • 昨日のアクセス:46
  • 総アクセス数:838993
木曽川、揖斐川、長良川からなる木曽三川でシーバスを1年中ウェーディングで狙っています。 木曽三川は広いので新規ポイント開拓に苦労しますが、新規ポイントで釣れた時は最高です!! 毎回80アップ(ランカー)狙って釣行しています。 いつかはメーターシーバス釣ります。

今わかっている事と注意点。

  • ジャンル:日記/一般
まずは このたびの「御嶽山」噴火にともない、犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災者のみなさまにお見舞い申し上げます。 

前回は台風19号前のデイゲーム、ナイトゲームに行く方がいらっしゃると思い、急いで書いたので、今回はその後、わかった事と様々な注意点を書かせて頂こうと思います。

前回のログはこちらです。

至急ご覧下さい。拡散して頂くとありがたいです。



結果としては、やはり木曽川の濁りは火山灰の影響でした。

岐阜新聞
木曽川、火山灰で白濁 中津川、恵那市 生物影響確認されず
http://www.gifu-np.co.jp/tokusyu/ontakesan/ontake20140930_6.shtml
毎日新聞
御嶽山噴火:養殖池に火山灰混じり イワナ5000匹放流
http://mainichi.jp/select/news/20141006k0000m040054000c.html

これを読むと、私が危惧していたことが実際に起こっていました。

「灰が魚のエラにつまり」と書いてあります。

ただ、この場所は養殖池なので魚の逃げ場所がない状態ですので、木曽川の天然の魚は逃げ場所が沢山ありますし、魚が水に異変を感じれば木曽川には入ってこないだけなので魚が死んでしまうということはないと思います。

しかし逃げ場のない、はまぐり、シジミなど貝類の呼吸・・・

ニュースをご覧になればわかると通り、御嶽山には先日流れた何倍もの火山灰がまだまだ残っています。

今後が心配ですね・・・


心配と言えば、ハイシーズンを迎え木曽三川にもアングラーさんがかなり増えてきたように感じます。

その中でも1番多いのは気軽に楽しめる、スニーカーでのオカッパリスタイルの方です。

そして気になるのは、ほとんどの方がライフジャケットを着用されていません。

昨日のログにも書きましたが、干潮時にオカッパリが出来る水が無い平らな所にも、満潮時には水が流れていて火山灰は確実に乗っていますので本当に危険です。

お手軽なオカッパリ・・・

確かにお金も必要になりますし義務ではないのですが、命あっての釣りですので安全な釣りを楽しむためにもライフジャケットは出来るだけ着用することをお勧め致します。

更に今の木曽川はウェーダーのフェルトソールも役に立たない程の火山灰が蓄積しています。

スニーカーではかなり滑りますので、本当にお気を付け下さい。


後、他の方も何人か書いてみえましたが、木曽川の釣果が落ちると、今まで揖斐川、長良川にあまり行ったことのないアングラーさんが揖斐川、長良川に行くことが予想出来ます。

そこで私の知る限り、各河川の注意点を書いておきたいと思います。




揖斐川


・木曽川に比べ、上流に行けば行くほど川幅が狭くなります。

その結果、木曽川よりも早い流れが発生することがよくありますので、木曽川と同じつもりで行くと危険ですのでお気を付け下さい。


・底質は木曽川の比較的サラサラとしたものとは別物で、固い粘土質の所が多いです。

そしてその粘土質は岸際に多いです。

更に揖斐川の岸際は傾斜になっている所が非常に多いです。

粘土質だと緩い傾斜でも簡単に転倒します。


・揖斐川にも下流から上流まで石積み、石ではない沈所があります。

火山灰の影響が今は出ていないとはいえ、やはり滑ることには変わりありませんのでお気を付け下さい。

そして揖斐川の沈所はロープ1本、鎖1本で立ち入り禁止になっている所が多くあります。

入ろうと思えば簡単には入れてしまう所ですが、立ち入り禁止は立ち入り禁止です。

いくら美味しそうに見えても、そのような場所には決して入らないで下さい。


・木曽川に比べて揖斐川には大小様々な水門があります。

その水門周りにはウェーディングが出来る所が何か所かあります。

しかし、その水門はサイレン等の前触れもなく突然開きます。

突如、今、浸かっていたポイントが濁流に変わります。

これは本当に危険です。

ウェーディングしていなくてオカッパリでも、水門から溢れるくらいの水が流れますのでお気を付け下さい。

オカッパリなら水門の奥で「ゴゴゴゴゴ」と小さい音が聞こえるかも知れません。

この音からでは、水門から排出される水量は全く予想出来ません。

この音が聞こえたらすぐに水門から離れて下さい。

経験上、この音から1分以内に放水されます。


・後、木曽川は岸際は少し浅く、岸から5~10mくらいのところから一気に深くなることが多いですが、揖斐川は岸際からいきなり深い所が非常に多いです。

木曽川のつもりで葦際から入水しようとしたら、そこは水深3mなんてことはざらです。

昼間にきっちり下見をする、ウェーディングステッキを使用する等の安全対策を行って下さい。




長良川

・やはり河口堰の影響が大きい川です。

堰がある分、揖斐、木曽川に比べ流れが弱いです。

流れが弱いので、泥、ヘドロが溜まりやすいです。

揖斐の粘土質、木曽のサラサラな底質のつもりで歩いていると膝下まで埋まることがあります。

そこで抜け急にはなくなって転倒することもありますのでお気を付け下さい。


・後、河口堰も突然開きます。

そこで私が参考にしているホームページです。

独立行政法人水質源機構 長良川河口堰管理所

http://www.water.go.jp/chubu/nagara/

こちらの中の

河口堰ゲート状況図

http://www.gix.or.jp/~naga02/nagara/japanese/20_seki-syoryo/graph.html 

ここを見て上流部も含めかなり雨が降っているのに堰が全部閉まっていたり、一部しか開いていないのであれば今後開放されることが予想されます。

ちなみに台風、大雨中の10月13日 20:55 現在、全て閉まっています。

ということは今後ほぼ100%に近い確率で開放されます。

この雨量なら、全開になることも予想出来ます。

私はこういう時にはウェーディングはしません。

水位の急な上昇はもちろんですが、堰が完全に閉まっていることによって、堰には上流からの流木等の大小様々な物が溜まっています。

これが開放されることによって一気に流れてきます。

何か流れて来ても、夜の暗い川ではなかなか直前まで気付きません。

雨後の河川で釣りをしたことがある方なら、ちょっとした木の枝や葦、ビニール袋等ならルアーに引っ掛けたことはあると思います。

その経験からウェーディングしていて、太さ50cm、長さ1mの流木が自分にぶつかったら、大変なことになることは簡単に予想出来ると思います。



他にも注意すべき点はあると思いますし、台風19号による影響で状況は更に変わると思いますので、また何かわかり次第更新させて頂きます。


最後になりましたが、ブログ、フェイスブック等でシェアして頂いた皆様、この場をお借りしてお礼申し上げます。

このログも必要であると感じたらで結構ですので、リンク、シェアしていただけるとありがたいです。


これ以上の被害が出ませんように。

コメントを見る