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松原ムツミ

大阪府

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春うらら今年もバチを待つ人ぞ

こんな頻度でありながらも毎日足跡を付けてくれるアナタの為に今日もしれっと駄文を垂れ流す松原ムツミです。




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さてさて、前回のログでも触れましたが松原の敬愛するパイセン、工藤氏がマスクやらなんやらを買い込みだすとそれはつまり花粉舞い散る季節になりましたよということで、お気の毒ですが松原的にはここ数年の春の風物詩となっておるとともに、自分も花粉との戦いが秒読みに入ったのだと言う恐怖の報らせであったりしますが、そうなるといかんせん気になるのがバチ。
まぁ大阪湾に関して言うといわゆるバチパターンで想像する様な釣りが成立するのは湾外から始まって湾奥は4月半ばからが釣りやすくなるってイメージでほぼオッケーかと思います。厳密には違いますし、早い時期から湾奥のでボコボコにハメている先輩方もおられます。そういうテクニカルゲームも楽しいですが、松原はトップレンジに出る魚を探して関西を右往左往するわけです。

過去にも書きましたが一口にゴカイの産卵、といっても多毛類と呼ばれる彼らは現在確認されているだけで8000を超える種類がおるらしいのでそりゃ場所が違えば季節も違うし、それを捕食する魚達の釣り方だって色々変わるの当たり前っちゃ当たり前ですわね。




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で、まぁ久々にスズキと向き合いたくなったタイミングに春の陽気が続いたりと色々タイミングが重なったので関西西部の中規模河川に行って来たわけです。
港湾スペシャルとして誕生したスタッカート82LSS-HXの“全部のせ”ティップが本領発揮する釣りでもあります。
この低弾性のみで構成されたティップ部はバチに代表されるトップレンジへのシビアなバイトも片っ端からのせる事を主眼に熟成されたものですが、魚に違和感なく曲がるという事は掛けに行く猶予が少しでも長くアングラー側に生まれるという事でもあります。
故にその一見すると平凡そうなスペックとはウラハラの掛けに行く超攻撃的な釣りを展開することも可能です。


そして特筆すべきはそのティップよりも全体の曲がり。
通常、吸い込んでるのか小突いてるのかルアーが障害物にもたれかかったような、ようわからんショートバイトが頻発する場合細軸フックなりなんなりで刺さりを重視したセッティングでドラグ緩めってのが一つのセオリーとされていますが、この竿に関しては超ファストテーパーなティップの曲がりからいきなりバットへ曲がりが移行する可変のパラボリックテーパーになっています。

故に全部乗せティップと相まってドラグも締め気味でオールオッケー。
つまり障害物際だろうが何だろうが一気に竿を曲げこんでしまえば勝負になるってことですな。


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パラボリックっということはキャスト時にも作用するのでハーモニクスブランクスの特性と相まって5割の力で8割の飛距離ってのが更に容易に出来るのですが、竿の反発を理解してしっかり曲げ込まないとあきません。
正直ツララの竿全般に言える事ではありますが基本的な動作をしっかりしてあげないと性能をフルに発揮することはできません。
エキスパートにもまたビギナーにも使ってもらいたいと言うのは実はここにあったりします。



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なんだかんだウダウダ書いてきましたが次の潮辺りくらいから湾奥も賑やかになりそうですし、スタッカート82LSS-HXをお持ちの方は是非フィールドに出かけてみてはいかがなもんでしょーか??


大阪FSでの解説動画もありますので合わせてご覧ください。

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