先月の後半から水が入った。

何のことかといえば
自分の家の近くにある
いわゆるホントの意味でのホーム河川の話なのだが
そこに水が入ったのである。

この河川は灌漑用に水量を調節してるので
田植えのシーズンになると増水し
稲刈りが終る頃減水するという
どことは言わないが知る人は多分知ってるメジャー河川だ。

増減の幅は2mほど。
川の幅も減水時から増水時には2,3倍になる。
今はちょうど1mほどの増水で
後もうしばらくして満水まで増水する。
逆に減水すると底がむき出しになるので
ルアー拾いをしたり
地形の調査をしたりと
まるで干満のある河口のように
せわしない河川だ。

小中学生のころは良く通っていてバスを釣っていたが
最近釣りを再開したことでまた自分のなかでの注目度が
上がってきた。

残念なことにシーバスのいる川ではないが
多分都内の人が自分のホームはどこ、と言われた時に
ココかな、と感覚的に思えるであろう「ホーム感」
が一番あるのは私にとってはこの川になると思う。

ホームとはいえ小さい頃には今のような季節ごとの釣りかたを
追求したりしてないので、今の時期、
スポーニング周辺になるわけだが
どこでどうやって釣れるのかさっぱりわからない。
釣れなくなったり寒くなったら出かけない
というのが当時の釣りかただったようだ。
そもそも昔は増減してることすら気にかけてなかった。

昨年夏からバス釣りを再開したので
今のところ夏以降の状況のみなんとなくわかるが
それ以外の時期、
1〜6月は魚を上げてないので見当がつかない。

去年は4月から8月いっぱいの５ヶ月間
シーバスが釣れなかったので
逃げるようにバス釣りにもずいぶん出かけたが
今年はどうなるだろうか。

シーバスは夜にそこそこ時間を取らないと出かけられないが
ここは休憩がてらの短時間釣行が可能な川なので
ちょこちょこと調査して
何か発見出来たらそれはそれでおもしろいと思う。



ちょうど菜の花の種が減水時の干上がった底で芽吹いて
花が咲いた頃に増水したので川の真ん中に花が咲いてるという
おかしな状況に。
綺麗なのだがこれが後々根がかったりする。


それでは
また、
釣りに行こう。