シーバスではただ巻き、を良くする。
良くするのが、好きだからなのか他のアクション
を入れにくいからなのか、もしくはただ巻きが良く
釣れるからなのかはわからない。

知り合いと釣りをするとアクションを良く入れる人や
同じ場所で自分と全然別のルアーを使って釣る人がいて
私は当初とても心が乱され、急に釣りの車線変更を
しようとしたりもしていたのだが
よく考えたらそもそも、釣り、ということで
それぞれがやってる行為、目的、
そういうものが各人によって全然違うん
じゃないかと思うようになって
じゃあそれを一々取り入れててもめちゃくちゃになるので
他の人はとりあえず置いといて自分の釣りかたを
追求しつつ、その枝葉として
盗んだ釣りかたや、アクションやその他のルアー
なんかを捉えようかな、と
そう考えるようになった。

あ、この文は長文になるよ。

さて、去年は湾奥以外の釣り場にも通っていたのが
実はそれによって意外と簡単に
それまでの釣り、というか
例えば使うルアーなんかを今までと違う
ものに変えることができた。
簡単に、というのは
例えば自分がホームとしてるところで
いつも使っているルアーを急に大きさや種類を
変えて結果を出すのは少ない経験引き出し
では難しかったのだが、これが大きく場所を
変えてみると思いのほかスルッと使うこと
が出来た、ということだ。

一昨年2016年はワームで釣った魚の割合が
全体の60％を越えていた。
一昨年はホームポイントの攻略に時間を使ったので
その場で釣れるきっかけになったワームの釣りが主体になった。
ところが昨年2017年は

プラグ69％
ワーム31％

と明らかにプラグの魚が増えた。
別に無理してプラグ週間を作ったりしたわけではないのだが
まったく別のポイントに行って
その場に立って状況を見てどうしようかと考えると
ワームを手にしないことが多かった、
ということなのだと思う。

去年になって新たに通った場所が2カ所あるのだが
片方ではシンペン、片方ではミノー系を多く使っていて
どちらもワームでは釣っていない。
（釣れないということではなく、ミノーシンペンの方が使いやすかったということだと認識している）

ちなみプラグのうちわけは
ワーム31％に対して

シンペン27％
ミノー28％
バイブ、テッパン14％

この辺りの結果はそのあたりを表しているのかもしれない。

2017年のバイブ系釣果に関しては、少しデイゲームを
やったのとバイブの速巻きなんかを少しやって
みたりしたので、2016年のテッパンで2本のみ、より
ずいぶん使うようになったと思う。
自分ではシンペンが苦手でバイブではほぼ釣って
ないイメージだったのだが
結果だけ見るとそんなこともないただの思いこみ
なのかなとも思う。
あ、投げた回数と回数に対するヒットの割合が
高かったのかもしれない。

2017年、釣ったルアーの種類は

ワーム４種
プラグ20種

で
カラーバリエーションは入れてない。
これが多いのか少ないのか判断には迷うところだが
パッと見、少ないようにも思う。

釣った数が一番多かったルアーは
一昨年に引き続きミドルアッパーで
プラグでは意外にもsasuke裂波120。
他のプラグの釣果がすくなすぎるだけのような気もする。
裂波に関しては湾奥ではピンとはこないのだが
ポイントが変われば汎用性が高いルアーだと感じられた。

さて、
タイトルにあるただ巻き率だが
これを出してみた。
ただ、ただ巻きと言ってもどこからどこまで
がただ巻きと呼んでいいのか難しく
一定速度で機械的に巻くことはほとんどしないので
巻きを入れて釣る釣りかた、それで
竿でアクションを入れてないもの、
急速なリーリングのon off、フォールを入れてないもの、
また、着水巻きはじめ、高速巻きなども入れない
という条件を付けてみた。
それでいくと

ただ巻き77％
ただ巻きじゃない23％

という結果になった。
コレが多いのか少ないのかはまたしてもわからないが
けれども自分の意識ではもっと
ただ巻きをしてるイメージがある。
ただ巻きしてる時間だけでいえば
数値より多いのかもしれない。

ちなみに他の内訳は
ダートと中速のストップ＆ゴー的複雑巻き、
フォールで10ちょい％
着水巻き始め、高速巻き、
その他で10ちょい％。
トゥイッチ、ジャークで全然釣っていない。
もしかすると竿を動かすのがしんどいのかもしれない。
筋力がないのかな。


以上がちょっと出してみた結果になる。


こうやって数値的なものを出してみたが
とくにこの結果に対して次はこうしようみたいな決意
が生まれてくるものではなかった。
なんとなくまとめてみたい、という
自己満足なんだと思う。

けれども、ただ巻き、ということでいうなら
どこからどこまでをただ巻きとして
分類するか考えてみると
つまり、アクションと巻きをどこで分けようと
頭をひねってみると、
ただ巻きという一連の動作の中に実は色々と複雑な
役割やアクションと言っていいような
要素が存在していることに気付いたりして、
そういう発見に関しては
やってみて良かったかなと思う部分でもある。

今年は最初は湾奥の気になるところで
色々やってみたいことがあるので
とりあえず好きか嫌いかはわからないただ巻きをしつつ
何かふと閃いた時に
ほうわほうわっと
アクションを入れてみようかなと
そう思っている。


ということで
また
釣りに行こうと思う。