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▼ 15'純淡水域川鱸 ”九月最初はランカーから…”
- ジャンル:釣行記
暦は九月。
例年であれば残暑厳しい中、庭木に止まったツクツクボウシの鳴き声が賑やかな季節だが、今年は極端過ぎる夏の終わりのような状況と降り続く雨によって聞こえてくるのは未だ雨音のみ…

心なしか例年に比べ庭のヤマボウシの実も成熟が早い気がする。
そんな訳で日々続く涼しい陽気とシトシト雨が降る中、大河通いばかりでサボっていた訳では無いが猛暑によって出来なかった庭の手入れをこなし、夏休みの終わった子供達も居ないリビングで一人深夜の大河釣行と庭の手入れの疲れを癒す…

そして夜になり家族と実家の両親や兄の子供達と一緒に久しぶりの宴。
日々の生活などあれこれ語り合う中、自分は深夜の事を考え”ノンアルコールビール”で済ます。
両親からの「何で飲まない?」の問い掛けに自分が答えるのでは無く嫁が「夜中に◯◯川の漁があるから…」と一言。
それに対して「あっ、そっか…」と答える両親と薄ら笑いを浮かべる兄の嫁と子供達。
相変わらず親族の中でも”気狂い”認定である…
その期待を裏切らない為にも帰宅後に急いで入浴を済ませ、目覚ましをセットし就寝。
そしてあっという間の丑三つ時に目覚めると両腕と腿が痛い。
日中にやった手押し芝刈り機による筋肉痛だ…
外用鎮痛消炎薬を腕と腿に塗りまくって急いで大河へ向かう。

深夜も降り続く雨…

時折、雲の切れ間から月明かりが顔を出す。
ポイントに到着しここ数日は手放せないレインジャケットを羽織り準備をする。

降り続く雨に天日干し出来ないゲームベストやグローブなどのウェア類が半乾きの生臭い悪臭を放つ中、藪を漕ぎロッドで蜘蛛の巣を切り裂きながらエントリーポイントへ。
とりあえず狙いは昨晩も入った増水時に実績のある荒瀬。

水位&濁り&水温とほぼ昨晩同様の水況。
例年なら本命からのコンタクトがあってもおかしく無い条件だが、何故かここ数日”米鯰”のみの反応しか得られない事もあってか正直あまり期待をしていない中での一投目。
瀬の上流側から払い出し付近までダウンクロスでミノーをフルキャスト。
斜めに入る流れに対して交差させるように撃ち込みロッドアクションの連続ターンで流し込む。
流し込んでも何も起きない一投目にミノーを回収スピ—ドで巻き上げて来ると砕けた流れの中で一瞬”カッ”と違和感を感じた。
レンジ的にも岩やボトムにノックするような状況では無い為に魚からの反応だろうと思い次はミドルキャストで砕けた流れの中を直撃し直ぐにロッドを立てて先程同様に流し込む。
そして自分の下流真っ正面辺りにミノーが到達した直後に”ドンッ”という重いバイトと同時に一気にロッドが絞り込まれた。
バイトと重みからして明らかに”ニゴイ”では無い魚だが、最近騙され続けている”米鯰”か”本命”かは判らない…
完全ダウンで喰って来た相手は荒瀬の中で首を降り続けているが水面も割らずファーストランも無い。
荒瀬の中を完全ダウン状態から相手をリフト出来るような強靱なタックルでは無いのでテンションを掛け強い流れに注意しながら自分が下流に下って行くと同時に相手がドラグを唸らせ一気に下流に突っ走り始めた。直後に”ゴババババーッ”と派手に割れる水面と感じた首振りストロークは間違い無く本命”純淡水域川鱸”…
ようやく激流でのファイトが始まったが、増水荒瀬の強い流れの中での相手の走りを追い掛け自分が下れる限界点まで来てしまった。
ここからは此処一点で下流から相手を寄せ自分が上りながらのファイト。
これ以上は下流に走らせられない状況にドラグを締め込みロッドを立てると相手は上流に向かって泳ぎ始めた。テンションが抜けないように一気に巻き上げ相手との距離を詰めながら自分も岸沿いに向かって後退していく。そして荒瀬から抜けシャローに入った魚は横っ飛びの激しい鰓洗いを一発。そのまま冠水したブッシュの上にズリ上げグリップランディング。

八月終わり〜九月の始まりの一本。

美しい大きな尾鰭

海から約〜150km上流の完全淡水域。
深夜の増水大河の荒瀬に本命”純淡水域川鱸”

細いが長い魚体。
81cm、3.8kgのランカーサイズ。

口の中には消化途中の数匹のベイトの姿。

相変わらずのマイクロ系ベイト…

増水によるフレッシュな水況のおかげか蘇生無しで元気に大河の流れに消えて行った。
開始早々の深夜帯に出たということで次の一本に期待をし強い流れに注意しながら沖目の良い流れを撃ちに行く。
筋肉痛と強い流れによる水中加圧で足をすくわれてもおかしくない状況に緊張しながら撃ち込んだミノーが再び”カンッ”と引ったくられた。重みが乗ったと同時に砕けた流れの中で激しい鰓洗いを連発したのは暴れん坊の良型フッコサイズ。しかし鰓洗い後の突っ込みにフックアウト。
惜しくも”一夜二本”のチャンスを逃した…
その後は動ける範囲内で荒瀬の中を行ったり来たりして攻めるものの反応の無い時間が過ぎて行く…

そしてあっという間に夜が明けて来た。
水面遊戯に切り替えようか迷うが、降ったり止んだりする雨の中、流れの緩い場所でオイカワのライズも無い為、引き続きミノーで攻め続ける。
そして流れ砕ける瀬頭にクロスキャスト気味に撃ち込んだミノーを立ち上げた途端に”ゴンッ”とバイト。
直後に薄明るくなった荒瀬の水面を割ったのは再び暴れん坊良型フッコサイズ。荒瀬の中での強い突っ込みに耐えながら下流に下って行き間合いを詰めて行く。
しかしランディングポイントとして考えていたシャロー帯に入った直後の鰓洗いでフックアウト。
少し慎重になりランディングまで時間を掛け過ぎたか…
悔しい二本のバラシに増水荒瀬の釣りは難しいと思いながら再び立ち位置に戻り先程同様に荒瀬の砕けにミノーを撃ち込む。
そしてミノーを立ち上げると再び”ドスッ”とはっきりとしたバイトと共に重みが乗った。
時合いと思われる状況に再びのチャンス到来かと思うが水面を割らずに重い突っ込みを繰り返す相手は”本命”かまだ判らない…
再びランディングポイントと考えている位置まで下ろうとすると流れに乗って相手が一気に加速し始めた。この流速を超える走りは間違い無く”本命”だと確信した直後に沖で全身曝け出しの激しい鰓洗いを一発。
ガッチリフッキングしている事が確認出来た為、その後はじっくりと相手を寄せてくる。
良型の銀鱗が薄明るくなった小濁りの荒瀬の中で輝きながら寄って来たところを後退しながら再びブッシュに抜き上げランディング。

今季初の二本獲り。

74cm、3.1kgの自分達的スズキサイズ。

再び細身の魚体だが傷一つ無い美しい清流鱸。

追加の嬉しい一本。

この魚も蘇生無しで元気に大河の流れに消えて行った。
そして時合いと思われる状況に急いで再び瀬頭にミノーを撃ち込むものの次は無いまま完全に夜が明けた。
そして納得の納竿。

良いスタートが切れた九月初日。
空は引き続き鉛色だが自分にとっては最高の夜明けとなった。
例年であれば残暑厳しい中、庭木に止まったツクツクボウシの鳴き声が賑やかな季節だが、今年は極端過ぎる夏の終わりのような状況と降り続く雨によって聞こえてくるのは未だ雨音のみ…

心なしか例年に比べ庭のヤマボウシの実も成熟が早い気がする。
そんな訳で日々続く涼しい陽気とシトシト雨が降る中、大河通いばかりでサボっていた訳では無いが猛暑によって出来なかった庭の手入れをこなし、夏休みの終わった子供達も居ないリビングで一人深夜の大河釣行と庭の手入れの疲れを癒す…

そして夜になり家族と実家の両親や兄の子供達と一緒に久しぶりの宴。
日々の生活などあれこれ語り合う中、自分は深夜の事を考え”ノンアルコールビール”で済ます。
両親からの「何で飲まない?」の問い掛けに自分が答えるのでは無く嫁が「夜中に◯◯川の漁があるから…」と一言。
それに対して「あっ、そっか…」と答える両親と薄ら笑いを浮かべる兄の嫁と子供達。
相変わらず親族の中でも”気狂い”認定である…
その期待を裏切らない為にも帰宅後に急いで入浴を済ませ、目覚ましをセットし就寝。
そしてあっという間の丑三つ時に目覚めると両腕と腿が痛い。
日中にやった手押し芝刈り機による筋肉痛だ…
外用鎮痛消炎薬を腕と腿に塗りまくって急いで大河へ向かう。

深夜も降り続く雨…

時折、雲の切れ間から月明かりが顔を出す。
ポイントに到着しここ数日は手放せないレインジャケットを羽織り準備をする。

降り続く雨に天日干し出来ないゲームベストやグローブなどのウェア類が半乾きの生臭い悪臭を放つ中、藪を漕ぎロッドで蜘蛛の巣を切り裂きながらエントリーポイントへ。
とりあえず狙いは昨晩も入った増水時に実績のある荒瀬。

水位&濁り&水温とほぼ昨晩同様の水況。
例年なら本命からのコンタクトがあってもおかしく無い条件だが、何故かここ数日”米鯰”のみの反応しか得られない事もあってか正直あまり期待をしていない中での一投目。
瀬の上流側から払い出し付近までダウンクロスでミノーをフルキャスト。
斜めに入る流れに対して交差させるように撃ち込みロッドアクションの連続ターンで流し込む。
流し込んでも何も起きない一投目にミノーを回収スピ—ドで巻き上げて来ると砕けた流れの中で一瞬”カッ”と違和感を感じた。
レンジ的にも岩やボトムにノックするような状況では無い為に魚からの反応だろうと思い次はミドルキャストで砕けた流れの中を直撃し直ぐにロッドを立てて先程同様に流し込む。
そして自分の下流真っ正面辺りにミノーが到達した直後に”ドンッ”という重いバイトと同時に一気にロッドが絞り込まれた。
バイトと重みからして明らかに”ニゴイ”では無い魚だが、最近騙され続けている”米鯰”か”本命”かは判らない…
完全ダウンで喰って来た相手は荒瀬の中で首を降り続けているが水面も割らずファーストランも無い。
荒瀬の中を完全ダウン状態から相手をリフト出来るような強靱なタックルでは無いのでテンションを掛け強い流れに注意しながら自分が下流に下って行くと同時に相手がドラグを唸らせ一気に下流に突っ走り始めた。直後に”ゴババババーッ”と派手に割れる水面と感じた首振りストロークは間違い無く本命”純淡水域川鱸”…
ようやく激流でのファイトが始まったが、増水荒瀬の強い流れの中での相手の走りを追い掛け自分が下れる限界点まで来てしまった。
ここからは此処一点で下流から相手を寄せ自分が上りながらのファイト。
これ以上は下流に走らせられない状況にドラグを締め込みロッドを立てると相手は上流に向かって泳ぎ始めた。テンションが抜けないように一気に巻き上げ相手との距離を詰めながら自分も岸沿いに向かって後退していく。そして荒瀬から抜けシャローに入った魚は横っ飛びの激しい鰓洗いを一発。そのまま冠水したブッシュの上にズリ上げグリップランディング。

八月終わり〜九月の始まりの一本。

美しい大きな尾鰭

海から約〜150km上流の完全淡水域。
深夜の増水大河の荒瀬に本命”純淡水域川鱸”

細いが長い魚体。
81cm、3.8kgのランカーサイズ。

口の中には消化途中の数匹のベイトの姿。

相変わらずのマイクロ系ベイト…

増水によるフレッシュな水況のおかげか蘇生無しで元気に大河の流れに消えて行った。
開始早々の深夜帯に出たということで次の一本に期待をし強い流れに注意しながら沖目の良い流れを撃ちに行く。
筋肉痛と強い流れによる水中加圧で足をすくわれてもおかしくない状況に緊張しながら撃ち込んだミノーが再び”カンッ”と引ったくられた。重みが乗ったと同時に砕けた流れの中で激しい鰓洗いを連発したのは暴れん坊の良型フッコサイズ。しかし鰓洗い後の突っ込みにフックアウト。
惜しくも”一夜二本”のチャンスを逃した…
その後は動ける範囲内で荒瀬の中を行ったり来たりして攻めるものの反応の無い時間が過ぎて行く…

そしてあっという間に夜が明けて来た。
水面遊戯に切り替えようか迷うが、降ったり止んだりする雨の中、流れの緩い場所でオイカワのライズも無い為、引き続きミノーで攻め続ける。
そして流れ砕ける瀬頭にクロスキャスト気味に撃ち込んだミノーを立ち上げた途端に”ゴンッ”とバイト。
直後に薄明るくなった荒瀬の水面を割ったのは再び暴れん坊良型フッコサイズ。荒瀬の中での強い突っ込みに耐えながら下流に下って行き間合いを詰めて行く。
しかしランディングポイントとして考えていたシャロー帯に入った直後の鰓洗いでフックアウト。
少し慎重になりランディングまで時間を掛け過ぎたか…
悔しい二本のバラシに増水荒瀬の釣りは難しいと思いながら再び立ち位置に戻り先程同様に荒瀬の砕けにミノーを撃ち込む。
そしてミノーを立ち上げると再び”ドスッ”とはっきりとしたバイトと共に重みが乗った。
時合いと思われる状況に再びのチャンス到来かと思うが水面を割らずに重い突っ込みを繰り返す相手は”本命”かまだ判らない…
再びランディングポイントと考えている位置まで下ろうとすると流れに乗って相手が一気に加速し始めた。この流速を超える走りは間違い無く”本命”だと確信した直後に沖で全身曝け出しの激しい鰓洗いを一発。
ガッチリフッキングしている事が確認出来た為、その後はじっくりと相手を寄せてくる。
良型の銀鱗が薄明るくなった小濁りの荒瀬の中で輝きながら寄って来たところを後退しながら再びブッシュに抜き上げランディング。

今季初の二本獲り。

74cm、3.1kgの自分達的スズキサイズ。

再び細身の魚体だが傷一つ無い美しい清流鱸。

追加の嬉しい一本。

この魚も蘇生無しで元気に大河の流れに消えて行った。
そして時合いと思われる状況に急いで再び瀬頭にミノーを撃ち込むものの次は無いまま完全に夜が明けた。
そして納得の納竿。

良いスタートが切れた九月初日。
空は引き続き鉛色だが自分にとっては最高の夜明けとなった。
- 2015年9月1日
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