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18'純淡水域川鱸 ”今季最後の清流域…”

  • ジャンル:釣行記
引き続き多忙の中、気付けば純淡水域では最終章となる10月。

ログアップする時間が取れず、すっかり月一ログアップと自然消滅するブログにありがちな流れだが、合間を見ながら清流鱸だけは追い掛けていた。

話は遡って9月後半。
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初秋らしい澄んだ美しい空色。
何処からともなく金木犀の香りが漂って来る…

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今季は楽しむ事が出来なかった水面遊戯。

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そんな訳で早暁は水面遊戯に拘って攻めるも時期的に水色&フィーディングのタイミングが変わってくる季節だけに反応を取る事は出来なかった…

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9月最後の夜は10月から禁漁となるこのエリアへ…
釣友共に本命の顔を拝んだがサイズは今季お決まりのフッコサイズ…


そして暦は10月。

10月の始まりは台風から。
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そんな訳で此所に来て今季一番の増水。
といっても驚く程の増水では無かったが…

そして水況が落ち着いて来たタイミングで狙いに行く。
勿論狙いは今季仕留めていないランカーサイズ…

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魚の顔は拝めるが思いとは裏腹にフッコサイズばかり…

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大型ミノーや大型シンキングペンシルでは乗らない事が多数といった状況に櫻鱒用の小型ミノーを引っ張り出す始末…

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そんな訳でノーフィッシュ無しだったが狙いのサイズとのコンタクトが取れない…


そして夜勤明けの連休と狙いのタイミングが重なった。

”獲るならこのタイミングしか無い…”

様々な用事を済ませてから夜の本命狩りの準備。
フック交換やリーダーを組み直す。

雨が降ったり止んだりの肌寒い日。
そして出掛ける前に外を覗くと再び雨が降り出してきた。

狙いのタイミングだけに気にせず自宅を飛び出すものの…
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走りながら雨脚が強まって来た…

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信号待ちしていると更なる強雨…

このまま向かうか躊躇するような状況だったが、過去の例からして人間的に少し厳しいと思う状況位の方が良い釣りをしている事の方が多い。
それは雨だけでは無く風についても同様。

”行かなきゃ後悔するかも…”

何かを信じて引き返す事無く大河へ車を走らせる。

そして到着。
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河川敷はまだ緑に包まれているが秋の装い。

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狙いの筋へ向かう頃には一旦雨が上がった。
しかし此所最近では一番の肌寒さ。

狙いの筋へ到着しファーストキャストは地獄針仕様のシンキングペンシル。

数十投打込み、流しを繰り返すが反応は無い。

”時間が早いか…?それとも居ないか…?”

そう思いながら流していると”コンッ”と明確なバイトと同時にロッドが絞り込まれた。
”ガババーッ”と割れる水面と暴れっぷりは本命。
しかし引き味からしてサイズは期待出来ない…
そして寄って来たのはやはり60有る無しのフッコサイズ。
鼻面に地獄針が一本掛かった状態の魚はランディング寸前でオートリリース。

”デカいの居ないのか…?”

そう思いながら惰性で攻めていると上流側で”パーンッ”と炸裂音。

”ボイルだ!”

直様、上流側へフルキャストでシンキングペンシルを打込み流して行くが反応は得られない…

そうしていると”ビシャッ、ビシャ、ビシャッ…”とこのポイントでは珍しい位の量のベイトが跳ね始める。
そして何かに驚いているような不自然な動き。
その直後に”パーーーンッ”と真空捕食音と供に大量のベイトが”ビシャッ、ビシャシャシャーッ”と付き上げられる。

”やっぱ居やがる!しかも上のレンジか?”

急いでペンシルホッパーにチェンジし闇の水面遊戯。
その後はシャローランナーにチェンジしても両者反応は得られず…
次はまたレンジを落としてミノーにチェンジしドリフト&ターン。
そしてようやく”ズンッ”と重くて完璧な食い込みの反転バイト。

”ガババババーッ”

いきなり派手に割れる水面からして悪くは無いサイズだ。
そして久しぶりに味わうドラグを唸らせるファーストランの後は突っ込みと水中ヘッドシェイクの連発。
ロッドワークで去なしながら寄せて来た相手をヘッドライトで照らしグリップランディング。

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ミノーは丸呑み。
グリップを掛けて暴れたタイミングで頭だけ出て来た。

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自分達的スズキサイズの良型。
飲まれたミノーが鰓を若干損傷し流血していた為、直ぐに水中へ戻し蘇生開始。

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その為、自撮りブツ持ち無し。
サイズ測定も水中測定で76cm。

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腹を向けてしまうか心配だったが意外にも元気に猛ダッシュで大河へ帰って行った…
これがデッドフィッシュとなってしまったら喜べない結果となってしまっただろう。
”傷付けたく無い…でも逢いたい…”
これだけは永遠のジレンマ…

とりあえず”ホッ”としたので気持ちを切り替え再び攻める。
引き続きそれなりのベイトっ気を感じる中、再開数投目の同じ流しで”カーンッ”と鋭いバイト。

”まだ居たっ!”

重みが乗ったと同時に”ズババババーバーッ”と流心で派手なテールウォークを数回繰り返す暴れん坊。
引き味的にこれも悪くは無いサイズ。
その後も派手な鰓洗いを繰り返す相手。
先程の魚と違いコイツは空中戦といった感じのスタイルで派手に水面を割りまくる。

するとファイト中にコイツにバイトを貰った周辺で”バッコーーン”とド派手な真空捕食音と同時に水面が派手に割れ大量のベイトが”ビシャシャシャシャーーッ”と突き上げられた。

”まだ他にも居やがる!”

海から遥か上流完全淡水域としては滅多に無い祭りの様な状況に興奮しながらランディング。

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先程より細身で一回り小さいが十分なサイズ。

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71cmの自分達的スズキサイズ。
細身なのでウェイト測定は割愛。

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次も有りそうな絶好のチャンスなので手早くセルフブツ持ち。

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蘇生無しで元気に大河へ帰って行った。

そして急いで再開。
先程のボイル音からして悪くは無いサイズがまだ居るようだ…
反応を得ているラインを外さず再び同様のミノーによるドリフト&ターンの攻め。

喰いの合間を作ったターンの抜きで”ドゥンッ”と重くて鋭い反転バイト。

”良しっ!また喰った!”

同ポイントの短時間4連打といった最高の時合いタイミングに興奮が収まらない。

乗った相手は図太い流れの中で重い抵抗を感じるだけのストッピングパワーを見せつける。

”多分ランカーだ…”

徐々に動き出した相手は流心の流れに乗り下流に向かって”ジッ、ジジジジーーーーッ”と今季味わう事の出来なかったドラグを唸らせる暴力的な走りを繰り返す。
それに腰を落として耐えていると苦しくなった相手は下流側で”ゴボッ、ゴボッ”とランカーらしい頭だけ出す重い鰓洗い。
頭を自分に向けた相手を無理せず去なしながら寄せに入る。
ヘッドライトで照らし出された姿はやはり太めの美しいランカーサイズ。
そして手前に来た所でロッドを立てると再び”ゴボボーッ”と重い鰓洗いで最後の抵抗をするが、タイミングを見てズリ上げ&グリップランディング。

”良し今季も獲ったぞ…”

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これぞ清流鱸の貫禄…

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84cm、5.2kgのランカー清流鱸。
傷無し、鰭切れ無しの清流鱸完全体。

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渾身のセルフブツ持ち。
このサイズのセルフ撮影は場所が場所だけに本当に大変…

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最後の最後で正に感無量…
2016年の11月に仕留めた88cm、6.0kgを見てしまってからは極太の定義が変わってしまった気がするが極太と言っても過言では無い魚。

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美しい魚体に暫し見蕩れる…
これも最高の時間の一つ。

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最高の時間と想い出をありがとう…

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これだけ撮影した後でも蘇生一切無しで元気に大河へ帰って行った。

再びのチャンスもある筈と再び同様に攻めるが次の反応は無かった。
流石にこの後にもしフッコサイズが釣れても自分的には有終の美を飾れなくなってしまうので潔く納竿。

そして…
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闇の大河を見ながら考える。

勿論、この一本で例年通り有終の美を飾る為、今季のログを締める事は決めた。

そしてもう一つの考え。
それはこのままこのブログを続けるかどうか…

昨年から釣り以外の自分の趣味で大きなプロジェクトが動きだし釣行回数自体は若干少なくなった程度だが、ログアップする時間が本当に無くなってしまった。
ログアップする時間をもう一つのプロジェクトに当て無いと多忙過ぎて廻らなくなってしまったのだ。
当初は今年の夏過ぎれば落ち着くと予想していたのだが、この先も暫く変わらず続きそうな状況。

釣れても釣れなくてもフィールドに行ったらリアルタイムでログを上げるのが自分的釣りログのスタイルと思い8年間貫いて来たのだが今季に限っては本当に駄目釣りログとなってしまった。

此所が引き際かと何度も考えて来たが8年間の軌跡を思いだすと全てが最高の日々。

”このペースでも一応出来る限り続けよう…”

”釣り=純淡水域川鱸遊戯”
これは自分の中では中核的な趣味の一つ。
今多忙なもう一つのプロジェクトもいずれは落ち着く日が必ずやって来る。

その時、直ぐ戻れる場所として…

※2018年純淡水域川鱸の釣行記はこれにて一旦終了いたします。今季はログのアップの回数も少なく、釣れても釣れなくてもフィールドに出たら直ぐにログアップするリアル釣行記とはいきませんでしたがなんとか締める事が出来ました。来年も引き続き多忙な為にどんな流れになるか分かりませんが、今までの様なリアル釣行記がアップ出来るように努力したいと思っています。
今年も釣れない釣行記を楽しみに観覧して下さった方々、本当に有り難うございました。


ソル友の皆様、fimoに登録している皆様、また釣りと魚とフィールドを心から愛するアングラーの皆様、残り約1ヶ月半、2018年のシーバスゲームを思う存分堪能して下さい。

そして同じ大河の淡水域を攻めるソル友、リバージャンキーの皆さん、川は違えど上流域の川鱸に拘る皆さん、沢山のコメント&メッセージありがとうございました。

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