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やっと釣れたんだこれが

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特別な読みなんて無い。
自然を当てはめた訳でも無い。
ウンチクなんて無い。

がむしゃらに通った。ただそれだけ。

"俺の川"

そう腹を決めた川は8月中旬頃、鱸は一度姿を消した。
下流に広くボラが群れ、毎日のように繰り返される潮汐に身を任せながら小魚達は程よく川を移動するだけ。
そして、偶然が重なって群れた大きなベイトボールにフィッシュイーターが飛び上がる。
目先を変える為、タイミングを変えたり、地合いを変えようと時間をズラすと、ベイトボールが姿を消し、フィッシュイーターも殺気を消す。
川の流れは乏しく、流れを利用する鱸釣りには少し心細い川だ。
今できることは、川に通い、小さな変化をよく観察して、その情報を頭の中にストックしておく事。
いつかこの点が、線に為るまで。


■日中→ナイトへ■
春~夏、この川はデイゲームが圧倒的に強かった。
光量が増える"朝"
よりも、本当のど日中。
空は曇り、晴れでも雨後。
基本的に泥底で、ある程度潮が下がると川底がきれいに見える。
川は、上げで濁り、風向きでも濁り、風向きでクリアになることがわかってきた。
暗くなったり、クリアになったり、どの表情が本来の川の顔なのか?
まだわからないくらい、濁りの質(水の色)が変わる。
これ、うまく利用できないものか?
そんな読みの途中、冷静さを忘れさせるように、タイミングが読めないタイミングでまた鱸が挑発してくる。
気難しい川に、気難しい鱸。
こういう釣り、大好きである。
 

■トレースコース■
暗くなってからの地合いに粘った。
その日、何故か魚からの殺気が俺に伝わってきた。
やつはここに来る。
釣れる前のあの不思議感覚。

"鱸釣り歴14年の経験が、ここで粘れと言っている"

村岡昌憲さん風に言えばこんな感じだろうか?笑
きっと釣り人ならわかる謎の勘。
僕はこの勘を外さない。
何度も何度も通した流れ込みを打ち続け、ここに差してくる鱸を狙った。
満潮からの下げ、水は濁っている。
着水からルアーを見つけ、フロントフック目掛けて力強く吸い込んだ衝撃が、ゼナックSOPMODを持つ左手に来た。

グンっと竿を立てた!
ギュンっとラインが左に走った!

「やったぜやったぜやったぜやったぜ!!!」

激しいエラ洗い、湖面の水を柱にしながら猛追するガンギレの鱸。
こんな瞬間があるから、俺は釣りをやめられない。
何処で釣れてる。
あのパターンが始まった。
魚が指してる。

俺はそんな釣り、興味がない。
まずは、自分のホームと決めたエリアを徹底的に知ってからでなければ、俺の鱸釣りは成立しない。

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