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川端浩二

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増水後の基礎調査












長期的な増水期も梅雨明けと共に終盤に差し掛かり、2日もすれば平水状態になります。
この時をどれほど待ち伴びたか。超ウレピー!

落ち着きを取り戻しつつある清流域を見てアホみたいにテンションが上がりました。
そりゃぁ1か月半近く、清流らしい釣りができなかったから、嬉しい!あぁ楽しい!

自分の釣り (原点) はコレなんですよね。
とは言っても異常な増水後なので状況が掴みにくい。
なのでベイトと地形変化の調査を。

あと一つ忘れてはいけない重要な”藻類”の状況もですね。

ベイト有無の基準となる、とある上流部を夜間に下見。ココを見れば大よそ上流部が掴める。
ボラ溜まり、シャローエリアの稚鮎密度を確認すると増水前と比べ1/3に。
鱸のメインベイトは稚鮎、稚鮎のエサは主に藻類。
藻が付く岩を一つ一つ細かく見ないとポイント選定に無駄が出る。

浅瀬にあったのは流され深場だけ残っている。ボラが好む淀みの藻はあるけど稚鮎が好む流れの藻にはもう少し時間が必要。
藻類の再生は想像以上に早く7日程度。

成長に必要な適度な水流、日光を遮る濁りも取れてきているので週末には元通りかな。

次は地形。

川に近づきたいけど道が無い!無い!無い!

倒れた草や流木で塞がっている。
体張って道を作るしかないかー。

上流部の釣りである以上、藪こぎ必須だけど実は虫が大嫌いです。

一番嫌いなのは蜘蛛。怖いのはスズメ蜂。ムカつくのは蛾。
ヒステリックになりそうなのはブト。

スズメ蜂は一度刺されているから、次に刺されると氏ぬ。

体に引っ付いてきた蜘蛛が車の中で生活しているようで蜘蛛の巣だらけ。

毎年この時期は大好きな魚と大嫌いな虫との相反する心の壮絶なる戦いなんです。

お気に入りのポイントは鎌で草刈しないと通れそうにない。
草刈りすると敏感な僕はアレルギーが出るんや!
増水のばかやろっ!
稚鮎の休むチャラ瀬が無くなり新たな場所にできている状況。

これから夏に向け徐々に減水していくので、ここも短期間に消え小さな瀬が増えるはず。
例年通り蛇行型のポイントには大きな変化は無い。
濁流の影響をモロに受ける直線的なエリアは沈み石の位置が変わり細かい地形変化が起きている。

流れを生み出す傾斜角度がキツイ場所ほど影響が大きいです。ボトムの様子が気になる。
意外な場所に木が沈んでいて、ロストしたり魚の付き場が増えたりするので。

細かく歩いて、目で見て、ルアーを通して変化を確認する。
気まぐれな自然が相手である以上、いくら地元でも、何回も通っても、何年通っても調査に終わりはありません。





というか調査が大好きなんですよね。

子供の時の感覚と同じで、好奇心が止まりません。
この地形は絶対着くはずっ!これ最悪の地形やわっ!この先どうなっているんだろうと。

夜感じたイメージと日中に見た風景のギャップに驚いたり、面白くなったり。
釣果はあくまで結果であり、面白いか、価値があるか、楽しいかは過程をどう過ごすかだと思うんですよね。

逆を言えば釣果を変えるには過程を変えないといけないかもしれません。


釣りに入る前の基礎である調査。



それから突き詰めていく道程を楽しみたいです。

予想通り初めに遡上してきたのは外道(イダ)でした!
次はナマズかな?ニゴイかな?
待ち焦がれているのよ。

本命さん早くきてくりゃい!





 

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