週末の話。

今回の週末は以前からお会いしたかったタカさんと出会いました。

タカさんにお力を貸していただき、ルアーの受取りそして、お話をするため直接お会いさせていただくことになりました。

はじめに、お力をお貸しいただき本当にありがとうございました！

さっそく、食事を取りながらのお話することに。

釣りの話はやっぱり時間が経つのは早い。

聞いてばかりでありましたが、本当に貴重なお話をありがとうございました。

その後、鳥取から中部のポイントで一緒に竿を振ることになりました。

まず、始めのテーマは決めたルアーしか使わない。

タカさんはレイジースリム、私はドリフトペンシル。

自分で決めたルアーで、価値ある１尾を徹底的に求めるゲーム。

この決めたルアーでの釣りは、２箇所で実施しました。

結果としては、魚に出会うことはできませんでした。

そして、ルアーを２個根がかりでロスト。

この釣りでまず感じたことは、今の自分はルアーありきの自分。

ルアーの使い方をまだまだ理解できていなく、ルアーに使われている事を感じることができた。

１つのルアーに対して、もっと見つめなおす必要があると感じましたし、
そして、その場面にマッチするルアーが手元に無い時だってある。

そんな時、どう対応していけるか？がこれからの課題にもなっていくと
感じました。

しかし、こんな状況の中でも各ポイントで、しっかりと魚のバイトを得ることができた。

これは、自分の手元からルアーの針先まで神経を集中させ、今自分にできることを、しっかりとやりきった結果だと思う。



そして、続いてはサーフゲーム。

今回は波も無く、シーバスにとっては厳しい条件。

私は、ワンド、サラシ撃ちと活性の高い魚に狙いを絞ってランガンして攻めきった。

もちろん、最後の一投、最後の一巻きまでです。

この釣りでも魚をキャッチすることができませんでしたが、しっかりとした生命反応、バイトを得ることができました。

今回、タカさんと一緒に朝まで、１尾のシーバスを求めてロッドを降り続けました。

一度も諦めることなく、最後の最後まで信じ続けてロッドを振り続け充実間あるれる釣りができました。

結果として、魚に出会うことはできませんでしたが、それ以上に自分を見つめなおす、大切な経験をすることができました。


凄いオーラのタカさん。

しっかりと自分の釣りを意識しないと、雰囲気だけで圧倒されてしまいそうです。
私も、こんな雰囲気を出したいものです。


ルアー交換もさせていただきました。

そして、お食事、コーヒーとご馳走さまでした。



その後、タカさんと別れてガッツリ睡眠。。。
そして、甲子園を見ながらのんびり休日を過ごす
の予定でしたが、なぜか直ぐに目が覚めた。

ロッドを振るしかない！

最高の魚を求めて。

先週も各ポイントを下見しており、当たりはもう春。


正直、いつ何処で魚が釣れて良い状況。

体は完全に疲れているが、関係ない。

ただ、最高の１尾を手にするため再びロッドを振る。

そして、波の音、水が岩に当たる音、車の音全てが聞こえなくなるくらい集中し、ロッドの先を睨むようにじっと見つめながらリトリーブをする。

いつバイトがあっても、フッキングを決めれるように。

僅かなバイトも逃さないように。

そして、待ちに待った瞬間が訪れる。

ロッドを叩きつけられるようなバイト。

瞬時にフッキングを決め、ロッドが綺麗に曲がると同時に激しいエラ洗い。


この激しいエラ洗いを楽しむのも、シーバスフィッシングの醍醐味でもある。

水面にエラ洗いで発生する大きな波紋に興奮するも、冷静さを意識しランディング体勢に入る。

そして、がっちりフィッシュグリップで掴む。

キャッチしたと同時に渾身のガッツポーズ（笑）

この魚は、タカさんと経験した釣りが無ければキャッチできなかったかもしれない。

バイトを得るまでに、諦めていたかもしれない。

本当に最高の一尾に出会えました。

ずっしりとした重みを感じることでできました。



そして、その後も数匹キャッチ。



今回の釣行時間、合計２０時間。

諦めずにロッドを振り続けました。