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菊地 量久

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私のルアー論2023食わないライズ「天才君」の正体

「天才君」
濱本国彦氏が名付け親になるか?
沸き立つ程のイナッコの群れで頻繁にライズするシーバスを何を通しても食わないシーバスの事を「天才君」と呼んだのは?
それは5年前のルアマガソルトでの大野ゆうきさんとのバトルの時だった。
動画にもあり、時にそれを観た人は食わないライズのシーバスを天才君と呼び始めた(私はですが)
実はこの天才君、イナッコばかりではない事はシーバスを狙って来た人たちなら分かるはず
サヨリ、カタクチイワシ、ハク
ベイトに出会ってない魚では
バチや、マイクロベイトもそれに当てはまるのだろうか?

ライズを繰り返すシーバスの群れに何を通しても食わない現象
居るのに食わない
定点ボイルではあんなに簡単に食うくせになぜこんなに居るのに食わないのか?
コレからは私の実際に見たベイトとシーバスの行動を元にシーバスの心中に踏み込んでいく仮説である。

話が長くなるから簡潔にまとめると
①流れがある、止水域共にベイトの塊の下にシーバスが入るとき
ベイトがざわつき出す
②シーバスはベイトとの適度な距離を取り品定めしている様
③サヨリの場合は、シーバスは斜め上を向き準備をし
数匹の群れで逃げるサヨリを後方から追い食いしていくボン!ボン!ボン!ボン!と
④ハクやイナッコの場合も逃げ場があれば同じ様に追いかけながら食って行くのだろう

そこにいつもなら食ってくるルアーを投げると食わない
コレが「天才君」

シーバスの視線は完全にベイトにロックオンしており
逆に邪魔するものを嫌う

⑥ライズの所を通すとざわつきが無くなり別の場所でライズする

我々からは嘲笑われてる様に思うかも知れないが、邪魔しないでくれと怒られてるのだ

コレを食わす方法をいろんな方々が挑戦して釣果にたどり着いてる人もいるし諦めてる人も居る

一つの解決法は

①着水によるリアクションバイト
②ベイトと同調させて間違って食わせる。
③ベイトの下を通して別のエサと認識させる←コレは複数種類のベイトが混在しているときに可能になるようだ

その根拠を元に先日、群れのサヨリパターン攻略をしてきた。

結果はこうだった
ざわつくサヨリに何を投げても食わない
それをサヨリのざわつきの音に似たガボッツ150を投げてドッグウォークさせると
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他のルアーにもしっかりサヨリが引っ掛かる。
またウェーディングのワタシの後ろの浅瀬でざわつくサヨリ
沖ではボラが跳ね
アイザー125Fにバイト
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後日、移動しながら時折ボン!とライズ音がする
それも食わない
そこをS時に泳ぐスネコンを群の下を通すとドン!
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次は
シャロー帯にて
ガボッツ150のドッグウォークに
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最後にはサヨリを追って来ているのはシーバスだけじゃなく
アイザー125Fに600gのモイカ
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このように
サヨリだけではなく複数種のベイトが混じっているとまだまだ可能性がある。
難しい釣りは解明が面白く、謎はあるがそれには必ず根拠があると思う。
根拠を解明すれば解決法は必ず見つかる。
楽しいです(^.^)
本日16時半時公開です
BlueBlueシャローランナー三兄弟で攻略せよ!サヨリパターン






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