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リール考察 ダイワ編

  • ジャンル:釣り具インプレ
ここ10年ほどシマノリールばかり、完全にシマノ派です。
好意や信頼感などの漠然とした理由ではなく、求める性能がそのリールにあったというだけです。

シーバスメイン機の15ツインパワーがベアリング劣化とギア摩耗によりOHが必要になり、メーカーに問い合わせるもかなりの待ち期間。思い切って2台目の14ステラを導入しました。
その際に情報整理したことなどを書いてみたいと思います。



・スピニングリールには3種類ある
①ダイワ
②シマノ
③ステラ


今回は①のダイワ編とします。

①ダイワについて

・共通しているのがローターの軽量化。
ザイオンや樹脂など素材の差こそあるものの、軽くして慣性をなくす方向に統一されてます。

・過去5年はマイナーチェンジのみ。
15イグジスト、16セルテート、15ルビアスなどそれぞれの旧型と根本の機構は変わっていない。ギアやボディ型など同一だと思われます。
セルテートに至っては10セルテートから変化なしと認識しております。

・機関は強固でトラブレスな印象。
マグシールド効果なのかは別として、年数経過後の性能劣化がシマノに比べて極めて少ないと感じる。



・総評
低慣性ローターしか選択肢がないのは問題と思う。巻き始めや流速感知性能は高いが、抵抗のあるルアーの引き重りに我慢できません。
セルテートとツインパワーで比較して、明らかにセルテートは巻きが重いです。
使用者によって好みが分かれるので、別の選択肢も用意するべきかと思います。

内部機構にコスト投じた変更をしない点が不満。
マグシールドBBやATDなど、ポン替えで対処できるところばかり売りにしてます。
良いいい方をすれば完成の域に達したと捉えることもできます。
そうだとしても機構変更なしでコスト削減できた分を値引きするなどの努力があってもいいのではと考えてしまいます。

マグシールドラインローラーが不満で仕方ない。
まず、ルビアスなどの通常のラインローラーに比べて回転が重いです。
メンテナンスの容易な通常のベアリングタイプで何ら不満がないだけに残念です。

ギアや内部の耐久性は高いように思います。何よりシマノより性能劣化速度が遅いので、新品導入すれば数年は大丈夫という安心感があります。

リール自体のバランスが悪いのか、先重りがします。ブルーカレント65TZに12ヴァンキッシュ1000Sと15ルビアス1003を合わせたところ、自重の軽いヴァンキッシュのほうがバランス良好でした。
また、セルテートなどはメタルスプールが重いので自ずとフロントヘビーになります。
計測はしてませんが、リールフットの長さや角度などもバランス面に影響しているかもしれません。


ボディやギアの素材は違えど、どれも同じようなリールに見えてしまいます。
好みが一致すればダイワ機だけでOKとなりますし、
逆に不満な箇所が多いと、どれを買っても解決しにくいラインナップです。

私が評価するのは性能持続性とコスト面です。
セルテートなどは買い求めやすく、実釣能力は十分です。


次回以降②シマノ編、③ステラ編予定です。

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