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▼ モンスターシーバス捕獲考察
- ジャンル:style-攻略法
季節もいよいよ初冬。
私のフィールドでは良いサイズが出る時期です。
この時期になると毎年必ずモンスター級シーバスが何本か上がっており、大型狙いの私としては最も楽しめる時期でもあります。
今回はモンスターシーバス捕獲に少しでも近づくために出来る事として書いてみます。
ここでのモンスター級とは90オーバーかつ6kgオーバーとして話を進めます。
まず、ヒットさせなくては何も始まりません。
しかし狙ってモンスター級をヒットさせることは出来ないと考えてます。
ランカー専用などと記載のルアーもありますが、それで釣れるのなら今頃誰もが所持するスーパーヒットルアーとして君臨している事でしょう。
次!
モンスター級がヒットする条件を考えます。
私のフィールドではコノシロやボラになりますが、大きめのベイトを捕食している群れはアベレージサイズ70cm程度。その中の大きなヤツかランカーでありモンスター級であると予想します。
もちろん小さいベイトパターンの時でも大型が釣れる事はあります。しかし大型ベイトパターンとはその比率がまるで違います。
次!
今回で最も重要なお題、いざヒットしてからです。
掛けたら取れる!とはなりません。バラし率も通常サイズよりあがります。
私はいかにして大型に口を使わせるかの考察は諦めました。理由は再現性がないからです。
諦めた後にまぐれヒットだろうがキャッチまで持ち込むことを重視するスタイルに至ります。
まずラインとフック強度に問題がない事は大前提。無論、丸呑み時のリーダーの口擦れも考慮するのは当然。
次に取り込み場所の選定。
これを事前にシミュレートするのはとても重要。
・ここに移動してここですくう!
・こっちに走ったらこのロッド角度でフルロックする。
などなど、想定し得るケース別に作戦を練ります。
ヒットしたらそれを遂行し、失敗したらシミュレートの見直しをする。
ノープランでバラすよりよっぽど反省材料として有力であり、成長できます。
ファイトに関しては久保田さんのカゲロウ動画はとても参考になります。
とても落ち着いてらっしゃり、まさにスペシャリストです。
急激に寄せるのではなく、ロッドのタメで体力を奪いつつ暴れさせない。
初フィールドで得体の知れない足元の地形も警戒されており、かつ判断も早いです。
ネットを出すタイミングも完璧です。十分に弱らせてから、決して焦ったりしてません。
・まとめ
私には高度な技術でヒットに持ち込む腕はありません。掛かったら取る!を重視して釣りをしてます。
最近の風潮として、ヒットさせるまでの事ばかりに話題が偏りすぎです。
ヒットしてからのファイト面を重点的に書く記事なんてほぼ皆無です。
久保田さんの動画は本当に貴重です。
貴重なヒットの機会をモノにするために出来る対策はたくさんあります。
仮に貴重なヒットをモノに出来なくても対策した上での失敗なら以後の対策はより効果的になっているはずです。
シミュレートしていても、ファイト中にどうしよう?と迷う機会もあります。
強引に止めるのか⁈瀬はあるが出すのか⁈
止めたら切れるか⁈掛かり方は大丈夫か⁈
などなど。
そんな時は、
「迷ったら後悔しない方を選ぶ」。
以上。
- 2017年12月1日
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