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▼ PEライン 性能と表記
- ジャンル:釣り具インプレ
所持リールのラインチェックおよび巻き替えを行なったので今回はラインについて。
主にソルトルアーフィッシングではPEラインが使われますので、PE前提で書きます。
一般的にラインに求められる事項は
強度(引っ張り強度)
飛距離
表面の滑らかさ
トラブレス性
耐久性(対毛羽立ち性)
耐摩耗性(根ズレ強度)
巻き量
ざっと思いつく範囲であげてもこれくらいあります。項目数からするとタックルの中でも群を抜く多さです。更には真円性や糸鳴り、コーティングの性質などなどあげればきりがない(笑)
はっきり言ってフックと同じくらい重要度は高いです。いかにパワーのあるタックルを揃えようと、ラインが相応でなければ意味をなしません。闇雲に強度と摩耗性を求めると飛距離ダウンなどのマイナス点も発生するので、用途とタックル全体のバランスを考慮して選択するべきです。
・価格と性能
ラインにおいて性能と価格は概ね比例関係にあります。例外として対摩耗性は4本編みやゴアファイバー入りのラインに劣る場合もあります。
もっとも顕著に性能差が現れるのが飛距離です。
安価なものはコーティングがべっとり塗られているのかサラサラ感がなく、体感でも即気づけるほど飛距離が落ちます。
例としてYGKよつあみのWX8とアップグレードX8を比較した場合、飛距離にして約5%ダウン。更にはアップグレードのコーティングが剥がれてくる頃にはその差はもっと大きくなります。
スプール内ではライン同士のコーティングがひっつき、放出の際の抵抗になっているのもいただけません。この両者を使い比べた方なら差は歴然かと思います。
・飛距離と強度
これは細い方が飛び、強度は低くなります。 メーカーや素材によって多少の食い違いが発生するかもしれませんが、概ね物理学的に逆らえないデータとなる認識です。
表面がツルツルなほど飛距離は伸び、ざらつくものほど飛びません。こと飛距離においては8本編みが有利であり、引っ張り強度も同様かと思います。
ラインの硬さですが、柔らかい方が飛距離が伸びると認識しています。硬いラインはライントラブル防止のため、ハリをもたせるコーティングを施しているのでしょう。
4本編みはこと根ズレには有利かもしれませんが、検証したデータはありません。私がそのようなポイントで釣りをする際はリーダーを2ヒロほどとって対処しています。
・強度表記
これも重要な項目です。
表記の仕方には私の知る限り3通りありまして、
①MAX表記
②アベレージ表記
③最低強度表記
①は1番強い箇所の強度を表示してあります。裏を返せばそこに至れば必ず切れるという事でもあります。また、MAXが20lbでもminiは10lbかもしれません。仮に10lb程度で切れても表記としては間違っていないと言うことになります。
②は書いて時の如く、切れる平均値を表示したものです。画像の1号の例ではAVE+約2lbがMAXですからminiはAVE-2lb程度と考えられます。
③は1番弱い箇所が◯lbですという表示です。MAXは不明ではありますが、個人的にもっとも信頼できる表示方法です。
・使用歴のある優良ライン
私が一般的なシーバスゲーム使用して好感を得たラインをご紹介します。
①YGKよつあみ WX8ウルトラジグマン
他のメーカーに比べて細めであり、必要十分な強度があります。もともとバーチカルジギング用ということもあり非常にしなやかで、同号数での飛距離は最も優れています。根ズレ強度ではもっと優れているラインがあるかと思いますが、プラス要素が大いに勝っていると思います。
現在も私のメインラインとしてオープンエリアでのシーバスやサーフゲームで使用しています。
②東レ シーバスPEパワーゲーム
ウルトラジグマンに比べて幾分太めではありますが、しなやかで飛距離が出ます。真円性が高く密な編み込みのためか引っ張り強度も表記通りといったとこで十分です。根ズレ強度についてはウルトラジグマンより多少優れている印象ですが、PEですので過信はできません。
シーバスゲームでは最高峰のラインかと思います。
私はサーフも同一ラインで釣行する事が多く、ラインカラーが白というのは海の背景と同化して視認性が良くありません。限定的な用途で0.6号をシーバスに使っていますが、ランカーサイズでも問題なくキャッチできました。
③バリバス ジギングPEマックスパワー10×10
太さは東レと同程度で一般的です。
表面の滑らかさは上記2種に劣りますが、耐久性は高いです。サーフで1年使用しましたが、ささくれや毛羽立ちも少なかったです。
飛距離面でウルトラジグマンに及ばないため常用することはありませんが、荒れたサーフなどライン摩耗が激しい環境では最高のラインに成り上がる可能性もあります。
・まとめ
ラインとはアングラーと魚を繋ぐという非常に大切な役目を担っています。
フックと同じくらいこまめにチェックを行い、もっともケチってはいけません。不意のモンスターシーバス相手にブレイクした際には悔やんでも悔やみきれません。
いかに高額ラインでも摩耗が進んだものでは安価ライン以下の性能となりますので、無理なく定期的に交換できるものを選ぶことをおすすめします。ダメなラインを巻き替えないのが1番いけません。
スプールへの巻量は適正にすることも大事です。摩耗したりリーダー組み換えで短くなった際には下巻を足して常に良好な巻量を維持しましょう。これは飛距離やライン摩耗にも大きく影響します。巻量が減れば飛距離は落ち、ライン放出時にエッジを強く叩くため摩耗を促進させます。
私の巻量を載せておきます。
今まで安価ラインしか使ったことがない方、それで不満に思ったことがない方もルアーを数個我慢して1度ハイエンドラインを使ってみて下さい。
きっとその価値に気づいていただけることかと思います。
最後に私が今最も気になるラインです。
YGKよつあみ オッズポート
最高峰の強度と耐摩耗性が期待できそうです。
かなり高額なのでなかなか手がでませんが、1度試してみたいラインです。
どなたか1号をご使用の方がいらっしゃいましたら是非是非コメントいただき、詳細を教えていただけると幸いです。
主にソルトルアーフィッシングではPEラインが使われますので、PE前提で書きます。
一般的にラインに求められる事項は
強度(引っ張り強度)
飛距離
表面の滑らかさ
トラブレス性
耐久性(対毛羽立ち性)
耐摩耗性(根ズレ強度)
巻き量
ざっと思いつく範囲であげてもこれくらいあります。項目数からするとタックルの中でも群を抜く多さです。更には真円性や糸鳴り、コーティングの性質などなどあげればきりがない(笑)
はっきり言ってフックと同じくらい重要度は高いです。いかにパワーのあるタックルを揃えようと、ラインが相応でなければ意味をなしません。闇雲に強度と摩耗性を求めると飛距離ダウンなどのマイナス点も発生するので、用途とタックル全体のバランスを考慮して選択するべきです。
・価格と性能
ラインにおいて性能と価格は概ね比例関係にあります。例外として対摩耗性は4本編みやゴアファイバー入りのラインに劣る場合もあります。
もっとも顕著に性能差が現れるのが飛距離です。
安価なものはコーティングがべっとり塗られているのかサラサラ感がなく、体感でも即気づけるほど飛距離が落ちます。
例としてYGKよつあみのWX8とアップグレードX8を比較した場合、飛距離にして約5%ダウン。更にはアップグレードのコーティングが剥がれてくる頃にはその差はもっと大きくなります。
スプール内ではライン同士のコーティングがひっつき、放出の際の抵抗になっているのもいただけません。この両者を使い比べた方なら差は歴然かと思います。
・飛距離と強度
これは細い方が飛び、強度は低くなります。 メーカーや素材によって多少の食い違いが発生するかもしれませんが、概ね物理学的に逆らえないデータとなる認識です。
表面がツルツルなほど飛距離は伸び、ざらつくものほど飛びません。こと飛距離においては8本編みが有利であり、引っ張り強度も同様かと思います。
ラインの硬さですが、柔らかい方が飛距離が伸びると認識しています。硬いラインはライントラブル防止のため、ハリをもたせるコーティングを施しているのでしょう。
4本編みはこと根ズレには有利かもしれませんが、検証したデータはありません。私がそのようなポイントで釣りをする際はリーダーを2ヒロほどとって対処しています。
・強度表記
これも重要な項目です。
表記の仕方には私の知る限り3通りありまして、
①MAX表記
②アベレージ表記
③最低強度表記
①は1番強い箇所の強度を表示してあります。裏を返せばそこに至れば必ず切れるという事でもあります。また、MAXが20lbでもminiは10lbかもしれません。仮に10lb程度で切れても表記としては間違っていないと言うことになります。
②は書いて時の如く、切れる平均値を表示したものです。画像の1号の例ではAVE+約2lbがMAXですからminiはAVE-2lb程度と考えられます。
③は1番弱い箇所が◯lbですという表示です。MAXは不明ではありますが、個人的にもっとも信頼できる表示方法です。
・使用歴のある優良ライン
私が一般的なシーバスゲーム使用して好感を得たラインをご紹介します。
①YGKよつあみ WX8ウルトラジグマン
他のメーカーに比べて細めであり、必要十分な強度があります。もともとバーチカルジギング用ということもあり非常にしなやかで、同号数での飛距離は最も優れています。根ズレ強度ではもっと優れているラインがあるかと思いますが、プラス要素が大いに勝っていると思います。
現在も私のメインラインとしてオープンエリアでのシーバスやサーフゲームで使用しています。
②東レ シーバスPEパワーゲーム
ウルトラジグマンに比べて幾分太めではありますが、しなやかで飛距離が出ます。真円性が高く密な編み込みのためか引っ張り強度も表記通りといったとこで十分です。根ズレ強度についてはウルトラジグマンより多少優れている印象ですが、PEですので過信はできません。
シーバスゲームでは最高峰のラインかと思います。
私はサーフも同一ラインで釣行する事が多く、ラインカラーが白というのは海の背景と同化して視認性が良くありません。限定的な用途で0.6号をシーバスに使っていますが、ランカーサイズでも問題なくキャッチできました。
③バリバス ジギングPEマックスパワー10×10
太さは東レと同程度で一般的です。
表面の滑らかさは上記2種に劣りますが、耐久性は高いです。サーフで1年使用しましたが、ささくれや毛羽立ちも少なかったです。
飛距離面でウルトラジグマンに及ばないため常用することはありませんが、荒れたサーフなどライン摩耗が激しい環境では最高のラインに成り上がる可能性もあります。
・まとめ
ラインとはアングラーと魚を繋ぐという非常に大切な役目を担っています。
フックと同じくらいこまめにチェックを行い、もっともケチってはいけません。不意のモンスターシーバス相手にブレイクした際には悔やんでも悔やみきれません。
いかに高額ラインでも摩耗が進んだものでは安価ライン以下の性能となりますので、無理なく定期的に交換できるものを選ぶことをおすすめします。ダメなラインを巻き替えないのが1番いけません。
スプールへの巻量は適正にすることも大事です。摩耗したりリーダー組み換えで短くなった際には下巻を足して常に良好な巻量を維持しましょう。これは飛距離やライン摩耗にも大きく影響します。巻量が減れば飛距離は落ち、ライン放出時にエッジを強く叩くため摩耗を促進させます。
私の巻量を載せておきます。
今まで安価ラインしか使ったことがない方、それで不満に思ったことがない方もルアーを数個我慢して1度ハイエンドラインを使ってみて下さい。
きっとその価値に気づいていただけることかと思います。
最後に私が今最も気になるラインです。
YGKよつあみ オッズポート
最高峰の強度と耐摩耗性が期待できそうです。
かなり高額なのでなかなか手がでませんが、1度試してみたいラインです。
どなたか1号をご使用の方がいらっしゃいましたら是非是非コメントいただき、詳細を教えていただけると幸いです。
- 2017年9月7日
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