秋のトップはウルトラシャローから

  • ジャンル:釣行記
原田です。

先日、秋シーズン初のヒラマサを釣る事ができ、そのままテンポを維持しつつ、少しずつ秋が深まりパターンも変わってくるヒラマサに思いきり挑戦したい!と思い、外房へ2日間合宿へ行って来ました。

船宿は、お世話になっている大原港松鶴丸の真也船長です。

初日の状況としては、濁り混じり+北風という事で、前回と似ている状況ではあるものの間違いなく季節は進行しているであろうし、全く同じ海という事は無いと思います。
前回とに比べ、どこが変わり、変わっていないのか、を少しづつ感触を頼りに確かめながらスタートしました。

(1)午前船
水深は50メートル前後のポイントからスタートしました。
自分の場合、ある程度水深があるポイントでは、最初はなるべくラインを縦に入れ、一定のテンポでジャークして、その日その時の潮の流れを捉えてからスタートする様に心掛けているのですが、この日は全体的にゆっくりと押されている感じがしました。(物凄く個人的な感覚です。人によって違うと思います)
潮の流れと風の感じは日によって変わりますが、こういう感じの時は、潮が効いてなくて風で流されてラインが大きくたわんでボトムのジグがしっかり動いてくれない事が多いと感じます。(たわんだラインとジグが取り残されたまま船が進んでいるというイメージです)
そこで、通常であれば160g辺りのジグでボトムを取るところを、敢えてマグマ140gをセレクト。
着底したジグに対してリールで入力をしっかり入れて、軽いジグでレスポンス良く動かすイメージです。
水深が比較的外房のフィールドでは深い場所を船長がセレクトした事もあり、ボトムレンジでジグのキレを意識してジャークしてくると、ボトム付近でイナダがヒット。
その後も同様にジャークしているとイナダやショゴが連続でヒットした事から、ここまでは前回と同じ展開だが、肝心のヒラマサはヒットせず(汗
やっぱりなかなか再現するのは非常に難しい!

(2)午後船
午前中はジグで頑張りましたがヒラマサのヒットは無く終了。
午後からは午前と同様に深場からスタートすると、1流し目から同船の方に良型のヒラマサがヒット!
羨ましいなぁ!と思い頑張ってジャークするもヒットせず。
その後、船長が大きく場所を移動して、個人的には久しぶりの南側のエリアへ。
水深が浅い事もあり追い風のタイミング(迎え潮)ではトップウォーターを選択。
プラグは以前からテストを継続しているヤイバペンシルスリム&ジョーカーを波加減に合わせて交互に試していきます。
暫くして灘寄りのポイント付近で物凄いボイルを目撃!

少し移動して船が徐々にボイルをしていたポイント付近に近づいて行くと、緊張感もマックスに。
しかし、なかなか炸裂しない(汗
そこで、少しでも変化のある所を探しながら打って行き、ジョーカーを潮がヨレて鏡の様になっている所へキャストすると、着水のポーズ中にドカン!とバイト!しかし食いそびれ。
そのまま止めずにダイブさせ続けると、水中で泳がせたタイミングでドスンと再度バイト!
(感触としては、竿に体重預けても大丈夫なサイズ感)
水深は、外房エリアでもかなり浅いポイントだったので、ドラグをハンドドラグで止めてファイト開始。
しかし、少しやった辺りでファーストランで止められずに無念のラインブレイク、、、、
自分の腕の無さを痛感!

しかし、まだ魚は残っているはず
1流しでリーダーを組み直して再度キャスティング開始。

プラグは1年以上使い続けているヤイバペンシルスリムのプロト。
このプラグについては後述しますが良い所も悪い所もひたすら使い続けただけあって良く分かっています。

少し潮がヨレて変化のある所で出た事もあり、ピンでネチネチとダイブさせるイメージでジャークさせ続けると、浅根と船の距離ギリギリでバイト!
1本目に比べればシッカリとファイト出来て、水深が3メートル前後(汗)のポイントではありましたが、7.6キロ(船上計測)のヒラマサをキャッチする事が出来ました!

しかし、このサイズだから獲れたのだと思います。
反省点は尽きません。
1本目のラインが切れてしまった魚のプラグが外れてくれる事を願います。
まだまだ釣り人として未熟者だと痛感しました。

(3)テスト中のヤイバペンシルスリムについて
今回ヒラマサをキャッチする事が出来たヤイバペンシルスリムですが、現在進行形でかれこれ1年以上テストを継続しています。
様々な気象情報や潮の状況下でこのプラグに絞って使って来ましたので、自分なりに場面別に良い場面、苦手な場面が見えて来たように感じます。

〇良いと感じる場面
トップウォーターで魚のバイトが出ると感じるシュチエーションとして
「曇天」「水面を動かす風の強さ」「水色」「水深」「鳥の有無」といったキーワードがあると思いますが、それらが揃ったいわゆる「良い状況下」の時は一発のバイトを引き出す力があると感じます。
アクションは、水に絡みながら水面を押す様な使い方で実績を出しています。
あと、水面の変化を感じる様な場所で移動距離を抑えてラインスラックを多めに出し、リールの巻きも気持ち少なくするアクションをさせる事も得意です。
〇苦手な場面
いわゆる誘い出しの状況下では、ウッドプラグ等の高浮力を生かしたプラグに釣り負ける経験をして来ました。
これは、自分なりに考えると、魚に気づいてもらい辛いのではないかと感じています。
今後の改善点としては、浮力を見直し、フックサイズのセッティングによりアクションの方向性を変える事が可能な物が理想で、そのベターな幅を見つける作業をしていこうと思っています。

tackle
rod ripplefisher aquila825
reel soltiga5000H
lure ヤイバペンシルスリム(プロト)
line YGK x8 ♯5
leader YGK 100ld








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