南房総でドーン

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房総の春マサシーズンも終盤戦に差し掛かる季節になりましたが、1発のチャンスを求めて南房総エリアへ行ってきました。
お世話になったのは、布良港松栄丸さんです。


今回の使用したタックルは、Aquila82 3/6MLTにアンダーハンドキャスティング専用のショートグリップを装着したものをメインに使用。

このショートグリップは、フロントグリップとリアグリップの長さを見直す事でアンダーハンドキャスティングに最適な全長と、ロッドを振り切れるバランスとなっており、船縁から海面までの狭いスペースでしっかりと竿を曲げ、飛距離を稼ぐ事が可能になりました(※自分がテストした感じだとフック込みで40g〜90gくらい迄が快適に振り切れるウェイトです)
また、乗合船のアンダーハンドキャスティングで飛距離を稼ぐ為に4号ラインを使用する方が多いと思われますが、今回の様に水深が浅く、ライン号数を落としたくない場合でも、ロッドの曲がりと反発力で十分に飛距離を稼げる事から、通常アンダーハンドキャスティングで使用する号数より、太い号数のラインを使う事が出来ます。
今回私は、メインラインPE6号にスペーサーラインPE10号を繋ぎ、ナイロンリーダー140lbのスペーサーラインシステムで使用しました。(スペーサーラインシステムを使用する事で、一日中トラブル無くアンダーハンドで投げる事ができ、尚且つガイド当たりによるライン劣化も抑える事が出来ます。)

朝一に入ったポイントは、水深15メートル前後の岩礁帯が続くエリア。
一目で沖から強烈に潮が入っている事が分かる状況で、海底にぶつかった湧昇流があちこちに広がり期待が高まります。
ポイントに到着して1流し目、反対舷の同船者にトップでワラサが数本ヒット。
青物の活性の高さが伺え、ヒラマサもいるだろうと期待が高まります。
釣り上げた同船者から話を伺うと、少し小さいプラグに反応が良かったとの事だったので、60g\160㎝サイズのプラグに替えて次の流しへ。
その流しではヒットに持ち込めなかったものの、2回の食い損ねバイト。
そこで、基本的なアクションは変えず、ジャークのリズムを少し抑えて調整したところ、次の流しで深いバイトを出せヒット!


Aquila82 3/6MLTは、ロッドの特徴としてファイト中に竿を立てる事が可能。
そのポテンシャルを確かめるべく、竿を立てる事を意識してファイトしてみた所、ヒラマサ特有の首振りが吸収され、ファイト中に必要以上に竿が下がる事が無く、継続してプレッシャーを与える事ができ、驚くほど早くランディングする事が出来ました。(船上計測約10キロのヒラマサでした)

ヒラマサはもう1本5キロ前後を掛けましたがランディングでポロリ(泣
その他にはワラサがトップで5本という釣果でした。

tackle deta
rod:Ripple fisher Aquila 82 3/6 MLT
short grip
reel:SHIMANO StellaSW 14000xg
lure:LegrandTango160
line:♯6
spacer line: #10
leader:#140lb

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