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山田 大輔

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NARAGE 65 ~slow dance~

  • ジャンル:釣り具インプレ
  • (BlueBlue)
2014 winter

BlueBlueより、
「ニューカテゴリーバイブレーション」
の、提案。


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スローバイブ
NARAGE 65(ナレージ 65)

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同社の鉄板系バイブレーション
《TRACY 25g 15g 》
http://bluebluefishing.com/m/products_tr.html

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超飛距離。
引き抵抗の軽さ。
レンジキープ力。

その超遠投性能、引き抵抗の軽さはそのままに、
他の全ては「対極」

「スローに、引けるバイブレーション。」


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「スローバイブレーションNARAGE 65」



こんにちは。
BlueBlueテスターの山田 大輔です。



高水温時河川に入っているチヌや、
寒冷時期に、ボトムやストラクチャーに着いているシーバス、
フラットフィッシュ等には、

 「なるべくスローに」

バイブレーションルアーを見せて、
一瞬の挙動変化をルアーに与える方法が有効になる。


バイブレーションルアーの名前の由来たる
「バイブレーション」(振動)は、
フィッシュイータを魅了する波動。

小魚や甲殻類が逃げ惑う波動なのか?
それとも、挑発的な波動なのか?

とにかく対応範囲が広く、安定した釣果を出してくれる波動なのだが、

従来の鉄板系のバイブレーション等では、
ある一定の速度を下回ってしまうと、
その波動が破綻してしまう。

流れに対してアップに入れた時、
良い波動を出すためには、
どうしてもリトリーブスピードが速くなってしまう。

水深の無いエリアでは、スロー過ぎると、
ボトムを必要以上に擦ってしまい、
「根掛かりや場荒れ」を
誘発してしまっていた。

コンディションの良い相手や、デイゲーム、フィーディング モードの相手等では、鉄板系の速い釣りでも対応出来るのだが、
少しナーバスになっている相手には、
何度もファースト リトリーブでは通用しない。

近年「高速リトリーブのリアクション」
も、なかなか効かなくなってきている。


そこで私が、タフな奴等を相手にする時
心掛けている事の1つが

「どれだけ、スローに波動を出しながらボトムスレスレを引けるか」

私のホームエリアの
狡猾なランカーやトシナシは、
通常、ボトムスレスレに居ることが多い。
そして、目の前に流れてきたモノだけを
観察し、補食する傾向が強い。

その為には、なるべくボトムの起伏に合わせたスローリトリーブ技術が必要になる。

それも、波動が死なない、ギリギリのスロー。



そして、バイブレーションルアーでの攻略に欠かせないもう1つのアクションが、

「リフト&フォール」

であるのは、周知の事実。


一定のレンジで波動を出して泳いでいたものが、突然上昇に波動を強めながら移行し、
「フワッ…」っと動きが止まった時に、
フィッシュイーター達は「スイッチ」が入り、バイトしてくる。


海老なども、逃げるときワザワザ中層に上がって来ます。
バカだなぁ…。

中層でも効果のあるメゾットなのだが、
やはり「ボトム付近でのリフト&フォール」は、絶大な効果を叩き出す。

連続して行うリフト&フォールも、
数々の魚達を魅了する。


それが、よりスローで出来たならば、
「バイトチャンスは増大する」のだが…。



今までは、10g前後の小型バイブレーションルアーで対応してきたのだか、
残念ながら小型故に、アピール不足は否めない。
飛距離も、そのウエイトの軽さによって伸びない…。



「どうすれば、通常サイズでスローでも、波動を出し続けるか…」


もう物理的に不可能なのか…?


否。


BlueBlueが出した答え。

それが、NARAGE 65

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開発者コメント&スイミング動画
http://www.fimosw.com/u/blueblue/tmm3jxripnfnpo


先ず、独創的な
「リップ付バイブレーション」
だと言うこと。

このリップと、バランス設計により
「信じられない程の低速での波動発生」が、可能になっている。



テスト段階のNARAGEを引き、
正直、
「こんな低速でも、波動の出るバイブレーションを引いた記憶が無い」
と、驚かされた事を今でも鮮明に記憶している。



そして
「あえての高重心」

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「低重心のTRACY」と比べても
そのウエイトの高重心が解ってもらえると思う。
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昨今、車でも低重心と、いうキーワードが聞かれていると思うが、「低重心」にすることの利点は、「姿勢安定」である。

車高の低いスポーツカーと、
高い観光バスを想像してもらうと早いが、
同じスピードでカーブを曲がった時、
「重心が低いほうが横Gに強い」
(近年の観光バスも低重心で横揺れに強い)
これは、直線安定性能にも影響する。

バイブレーションルアーの場合
「横揺れ(振動)を繰り返す設計」の為に
低重心のほうが浮き上がりの軽減に役立つ。

更にローリングアクションなので、
高速でも安定して一定レンジを楽に引いてこれる。
これがTRACYの素敵な所。


では、「何故ワザワザ重心が上に有るの?」
そう思われると思います。


「これじゃあ、安定しないじゃん…。」


はい!そこの貴方、「正解!!」

「安定しない」「倒れやすい」

しかし、リトリーブすると、
リップとボディ形状で水流をコントロールし、「心地好い振動」を発生しながら、
しっかりとした直進安定性能は確保されています。
キャスト時も、シャープなテールセクションと、設けられたリップが「尾翼」の役割を果たすので飛行姿勢は、安定しています。
御安心下さい♪


先程、リフト&フォールの話をしましたが、
リフト&フォール時のバイト率は、圧倒的にリフトの頂点から、フォールの間に集中します。

シーバスでは、7:3で頂点からフォール。
チヌに至っては9:1の割合で頂点からフォール。
と、言っても良いくらい、
「頂点~フォール」でバイトが出ます。
リフト時のバイトは、高活性時か、スレの場合が多いです。


そのオイシイ「喰わせの間」に、
通常、バイブレーションは、
「ストン」と、そのままの姿勢から
スライドフォール、もしくはスバイラルにフォールしていきます。

しかし、「あえての高重心」
この度リリースのNARAGE 65は、

バランスの崩れにより
「リフトの頂点で、パタン」と、横に倒れてしまいます。


イメージしてください。


バイブレーションを追いかけてきたシーバス。

いきなりバイブレーションが、上に逃げた!!

とっさに見上げるシーバス!!

リフトが止まったぁ!!



この時、魚から見ると通常はこうなる。
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何処?
(`Д´≡`Д´)??


しかし、NARAGE 65は、こうなる。
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「居た~♪」
ヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ


小魚達が時折横を向き一瞬「ギラン!」っと光る動き。これも魚が横を向くからですね。
あの、感じに似ています。


NARAGE 65の連続リフト&フォールでは、
連続してこの
「横向きギラギラアクション」
が、発生します。


「低速で、波動を出しながら魚を連れてくる」

「リフトで水面に逃げる」

「途中で止まり、ギラン!」

です。
もう、お解りですね!!

フォール中はスバイラルして行きますが、
リアフックの低位置、リップとボディの絶妙な計算で「糸絡みしにくい」のは、
TRACYと同じです。

補足としては、
低速でも引けると、
前方から受ける水流が弱くてもしっかりと波動を出せると言うこと。

干潟や流れの緩い港湾部、そして、河川等のアップクロス。
この様なシュチエーションでも、安定して使えるバイブレーション。
むやみに早く巻かなくても良いという事です。

チャンスは増大しますね♪


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今回「甲殻類」や、「チヌカラー」もラインナップ。

様々なベイトをイメージしてみて下さい。


使い方も、新たな発見が有りそうな
「スローバイブ NARAGE 65」
対となる、《TRACY》シリーズと組み合わせて攻める事で、沢山のフィールドで、
沢山の魚達と、永遠と記憶に残る出逢いをしてください!!


マダマダ可能性は未知数の段階では有りますが、私も様々なメゾットを開拓し、
随時皆様に御提案していきたいと思っております。

今後とも、よろしくお願い致します。


「NARAGE 65発売秒読み!」

今回は、私が《NARAGE 65》のお話をさせて頂きましたが、
今後も、BlueBlueテスター陣による
インプレッションや、メゾット、釣果報告が
続々とUPされます。
今後のblogの方も、是非御期待下さい♪


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http://bluebluefishing.com/present/

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