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西岡 佑一 ~ちゃま

徳島県

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釣履歴書。~行動力~

『釣りログより面白いっす♪』っとか言う、生意気な千葉の大学生がいるので続きを書いてみました(笑)





初めてのブラックバスが釣れてからは、休みの度に朝から夕方まで貯水池で過ごした。

そして、釣りを通してどんどんと友達が増えていった。

そうすると、誰かが親に釣りへ連れて行ってもらった時の話が出てくる。

情報の範囲が狭い小学生にとって、それは唯一の釣果情報。

話を聞いてしまうと、そこへ行ってみたいという思いに駆られる。

しかし、自分の親に連れて行ってもらう事に期待は出来ない。

そうなると、頼りにできるのは『自分の足』である。

徳島県の地図を広げて、釣れた情報のポイントを確認してみる。

ざっと見積もって14、5㎞。

今通っている貯水池の、およそ5倍の距離。

そのポイントまで行けるか?

どこまで自分の体力が持つのだろう?

行っても帰ってこれるのか?

考えても答えは出なかった。

じゃあどうするかのか?

答えは簡単。

行ってみるしかない!

何人かで集まり、相談が始まった。

次の週末。

自分を含め4人の同級生が集合。

まだ見ぬ未開の地へ向け、自転車を漕ぐ冒険が始まった。

ポイントへの頼りは、とんでもなく大きい縮尺の地図。

その地図に記されている道路は、主要道路のみ。

縮尺がでかすぎて、細かい道なんて全く記されてない。

あらかじめ通る予定の道順をマーカーで塗ってポケットに詰め込み、それを確認しながらポイントへ向かった。

初めて見る風景の道に不安を覚えながらも、友人達と相談しながら自転車を漕いでポイントへ向かった。

距離感覚が無いので、後どれくらいの道程があるかなんて全く分からない。

でも地図を見る限りでは、確実に近付いている。



まだか?

もう着くのか?

道あってるのかな?

色んな不安が頭の中を巡る。



そして、出発して1時間を越えようとしていた時、ようやく目の前に目的としていた場所が見えてきた!

4人に安堵感が広がる!

同時にやり遂げた達成感と、期待感でテンションが上がった。

全員が思わず『よっしゃーっ!』っと歓喜を上げた。

ポイントに着いてからは、4人でワイワイと釣りを楽しんだ。

魚からの反応は、1度たりとも無かった。

でも、そんな事はどうでもよくなっていた。

恐らく当時の4人は、冒険心で気持ちが満たされて満足していたと思う。

それほど楽しい釣行だった。

行きはあんなに長く感じた道程も、帰りはあまり長く感じる事はなかった。

凄く充実した1日だった。

それからと言うもの、毎週のように15㎞先のポイントへ行くようになった。

釣れはしなかったが、毎週楽しくて仕方がなかった。

そして、この毎週の遠出は『やればできる!』っという自信に繋がっていった。

今思えば、この行動力は後の釣りを大きく変えるものだった。





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