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ベイト初心者によるベイト初心者のためのベイト道 その8

※このログは、20数年振りにベイトを触ったベイト初心者が、ソルトルアー歴は20数年ある観点から、〝初心者なりに〟分析するものです。


新型コロナウイルスが世界を圧巻し、日本においても未だ「緊急事態宣言」の最中、釣りに行くことすらも「許されざる行為」として誹謗中傷の対象とされてしまいます。

私も本来であれば、マイクロベイトパターンと、大阪奥湾バチ抜けの今年のパターンを記載したかったのですが、宣言延長のため、釣行そのものを自粛しております。
そのため、皆様方のシーズナルパターンの参考となります記事が書けない事をご留意下さい。



さて、ベイトを使い始めて半年程が経過しましたが、様々な方のブログやご意見を参考にし、自身の「都市港湾シーバスから磯のヒラスズキ」というスタイルに合うタックルを模索してきました。
今回は、その中で「導入する際の心構え」を記載し、これからベイトリールを始めようとする方の資となれば幸いです。



ベイトリールでの釣りを始めるにあたって


貴方はどんな理由でベイトリールを使用したいと思いましたか?

恐らく多くの人が、「釣りの可能性と幅をを広げたい」(私はこれに該当します)、「友人、知人に薦められて」、「ベイトキャスティングがカッコいいと思ったから」等々様々な理由があると思います。

何故ベイトリールを選んだのか?

ここ数年のベイトリールの進化は目を見張るものがあり、ある意味スピニング以上に〝専門性が分化〟されている印象を持ちます。

スピニングでは、ラインキャパによってリールサイズを変えますが、倍近く差が無い限りルアーの重さによっては変えませんし、調整も必要ありません。

リーリングもちゃんとマスターしていれば、バックラッシュが起きる事もありません。

更に言えば、分解清掃のメンテナンスを怠れば、痛むスピードはスピニング以上で、海水で使用すればそれが顕著に出ます。


私が言いたい事は、自発的に始めてみたいと思い、トラブルがあった際の責任を誰かの所為にしない覚悟があるか?という事です。



飛ばないのはリールが悪い。


バックラッシュするのは糸が悪い。


ベアリングが錆びたのは、メーカーが悪い。


はっきり言って、釣りを始めたすぐの初心者にはベイトリールは向かないと思います。
※ベイトリールで釣りを始めたなら話は別ですが…。


飛ばない時は、ブレーキ、ラインの太さ、ルアーウエイト等々タックルのセッティングに問題がある事が多いように感じます。


バックラッシュは、ルアーの重さ、ブレーキセッティング、ロッドの振り抜きに原因があります。


ベアリングやパーツの錆びは、きちんとメンテナンス出来ていないから傷んだだけです。

プロは「スピニング程横からの風の影響を受けない」と言いますが、キャストによってはモロに影響を受け、あらぬ方向に飛んで行き、オマケに平気でバックラッシュします。


私もそうでしたが、スピニングタックルとの違いに戸惑い、「こんな筈じゃないのに」と思う事が多々あります。

また、ベイトリールを練習するにあたり、毎回「ベイトのキャスティングが上手い人」に指導してもらうのも気が引けます。

私が思うに、スピニングリールとベイトリールの違いは

4輪付いて人も荷物も乗り、運転し易い「ファミリーカー」

クラッチの繋ぎ、アクセルの加減一つでウイリーするような「レーシングバイク」

のように感じます。

どちらにもそれぞれの良さがあり、その違いを理解して使用しなければ使いこなす事はできません。

それに至るまでの過程を
自身の力で
自身の感覚で
自身で問題提起、解決しながら
学ばなければ意味が無いと思います。


ルアーによってタックルを変えるのは一つの戦略です。

しかし、毎回複数のタックルを釣り場に持ち込むでしょうか?


私自身はスピニングタックルにはある程度理解と熟練はしているつもりでも、持っているスピニングの性能のおそらく7割も出し切れていないと思います。

というのも、ドラグを駆使しての釣りが苦手だからです。(※磯のシャローエリアというフィールドが、私をそう育てました。


他者から薦められて

カッコいいと思ったから


始めるのはそんな理由かもしれません。

しかし、道具を変えるという事は

「最初から、一つ一つ自分のスタイルをやり直し、再構築する」

その覚悟が無ければやり遂げる事は出来ないでしょう。


最初の壁にブチ当たり、1人悶絶している中年のネコからの忠告です。


〜続く〜



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