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▼ ベイト初心者によるベイト初心者のためのベイト道 その7
さて、ここまでベイトリールを使っての実体験を記載してきましたが、今回は、「HP等を見ずに、各メーカーごとのベイトリールの性格」を、私見を中心として記述していきたいと思います。
※間違えた場合、追記、訂正します。
各メーカーの性格とは
真っ先に思い付くのが、メカニカルブレーキ(スプール軸に付属する〝接触抵抗による〟ブレーキ)以外の遠心力ブレーキです。
ダイワでしたらSV、マグフォース、シマノでしたらSVS、DC、アブはインフィニットがそれに当たります。
私が現在手元にある3台は、ダイワ2台、アブ1台のため(シマノ、98スコーピオンアンタレスは実家に置き去りです)日々使用、メンテを行うのはこの2社になりますが、先日友人のM君から〝構造理解のために〟07メタマグを借りて分解したため、SVSインフィニティを除く範囲で記載していきます。
初心者にも優しい!?ダイワマグフォース
私が20年振りに、ベイトリールを使用するにらあたって、最優先したのがこの補助ブレーキシステムの「調整のし易さ」でした。
ロッドの長さや、主に使用するルアーサイズ、重量もあるのですが、私の釣りの場合「できるだけ長いロッドで」、「10gのプラグから1ozのスイムベイトをキャスト」する事から、ルアーごとにいちいち蓋を開けてブレーキを調整するのが煩わしいため、外部からブレーキを調整可能なリールに的を絞り、結果、価格と性能を考えて、ダイワのタトゥーラTWになりました。
個人的にはシマノの繊細さが好み(ヒラタックルのリールはシマノのみです)でしたが、同性能の価格帯では外部ダイヤルが無い事と、リーダー結束部の抜けがTWSを搭載したタトゥーラに分があると感じたのも理由にあります。
そもそも、マグフォースとは何ぞや?
※引用 グローブライド HP
初心者の私が解る限りで簡単に説明すると、スプールに付属した〝インダクトローター〟が、キャストの初期段階では遠心力によりマグネット部に近付き過剰な回転を抑制し、回転が落ち着くと離れるというシステムのようです。
このマグネットとの距離を20段階で調整出来るのがマグフォースシリーズの特徴で、SVシリーズの違いは
スプールの重さ(SVの方が軽い)
ルアーの取り扱い重量の感覚的違い※1
(※1これに関しては、メーカーが提唱する構造的違いと、あくまで自身が使用した感覚の違いです)
目標投擲距離(※これも、メインで使用するルアーの重量によって変わるため、一概に言えません)
という感じでしょうか。
5g〜10gまでならSV一択、10g以上を投げるならマグフォースシリーズ機種も該当するようです。
5gのノーシンカーから、20gのバイブレーションまで投げたいとお考えならSVを、軽量ルアーはスピニングにして、スイムベイトやビッグベイトのみならマグフォース機種で十分事足りるように感じます。
シーバスにベイトリールを導入するならSVシリーズに分があるように感じますが、私がベイトリールを導入したきっかけはビッグベイトを使いこなしたかったから…。
実際、使い慣れるとサミング無しでキャストが出来たり、リーダーノット部がレベルワインダーを抜け易いTWSシステムを搭載しているダイワの方が、これからベイトリールを始めようとしている方には個人的にオススメしたいと思います。
〜続く〜
- 2020年5月11日
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