釣査兵団仕様ニャンター調査報告 http://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) ja ベイト初心者によるベイト初心者のためのベイト道 番外編4 http://www.fimosw.com/u/Nekohige/nrt5m21en4xiwt 2020-03-30T00:00:00+09:00 ツ●ラ…

フィッシュ●ン…

●エルコ…

トランセンデン●…




世の中には、様々なマルチピースタイプのベイトロッドがある。


しかし、どれも全長が短く、MAX2oz10ftというサイズは無かった。


ねこヒゲは考えた。

無いならある物から改造しまおう。



これは、市販品が無いために、自身でマルチピースのスピニングロッドを改造し、ベイトロッドを造り上げた中年のネコの物語である。
(BGM 中●みゆき 「地上の☆」)


ベイト初心者によるベイト初心者のためのベイト道 番外編4
 〜地獄のスレッド剥がし〜



ドンドコドンドン、ドンドン♪
ドンドコドンドン、ドンドン♪


♪風の中のSUBARU〜
 砂の中の銀河〜





おふざけはコレ位にして…

さて今回は、ロッド改造の最大の山場であるスレッド剥がしと再設定です。


本来、ロッドのブランクスは、アンサンドフィニッシュ加工された物以外は、見た目をキレイにする為と、対水分・紫外線の観点からアクリル塗料が塗られています。また、その上からスレッドが巻かれ、エポキシが塗られてガイドを固定しています。

また、ロッド設計において、ブランクスに対して力が掛かっても分散し、反発力を生み出す位置にガイド設定がなされています。

そのため、塗装を剥がし、新たにガイドを設置するという事は、最悪、ファイト中に破断する危険性を生み出す行為なのです。

直ぐに破断しなくとも、間違いなく当初の設計時よりも寿命を縮めることになります。

今回の改造にあたり、私は運良く身近にプロのロッドビルダーが居られたため、その方に師事をいただき改造をすることができました。


ロッドを改造される方は、それらを理解した上で行って下さい。


先ずはガイドを巻くスレッドから外していきます。

私は、侵入角度を気を付けながら、カッターナイフで4箇所のスレッドを複数回に分けて削り取りました。

一気にやろうとすると、ブランクスを傷付けるためです。

スレッドが外れると、ガイドが取り外せます。

スレッドがあった場所に、エポキシの塊が残ります。

ネットでは、「カッターの刃の背で少しずつ削り取る」とありましたが、私のロッドは海外製品のためかその方法では削り切れませんでした。

そのため、600番〜1000番の耐水ペーパーで少しずつ削りました。


スレッドが巻かれていた場所のアクリル塗料ごと剥がす事になりますが、ここまで削れば大丈夫との事です。
(※釣り工房 マタギ店長監修


太いセクションはそれなりに力も必要でしたが、何よりブランクスに傷付いたらと考えたらで
削る力<抑え込む力
で、普通の工作の倍近い精神力と体力を使います。


これを7箇所、3日に分けて行いました。


それが終わると、今度は再設定した場所にスレッドを打って行きます。

ネットには「グルーを付けて仮置きする」とありますが、私はダブルフット部は片方をマスキングテープで巻きながら、シングルもマスキングテープで固定しながら行いました。

スレッドを巻き上げた後は…。

エポキシを塗ります!

市販品にベースで塗られているモノは24時間硬化型で、同じモノも売られていました。


私は、30分硬化型を選びました。



理由は、30分で硬化開始するなら、30分間水平に持って乾燥させれば大丈夫と安易に考えたため…。
また、乾燥時エポキシ液が偏るのを防ぐ「フィニッシングモーター」を持っておらず、店長も勧めてくれたのですが、ケチって買わなかった為です。
(この事を後程後悔します。


結果は…。






…。











……。












!!!!

垂れてるし!!




と、散々な結果になりました。


粘度が高く、付属の小手で一定にキレイに塗れなかったのもありますが、やはりフィニッシングモーターは必要でした。

ベタ塗りしたり、横着するとロクな事にならないという事ですね…。





そんなこんなで…








完成!!(と言えるのか?





長さは目標としていた10ftにはバットセクションの都合で2.05cm届きませんでしたが、十分満足です。


今回の改造で度々泣きついた「釣り工房 マタギ」の店長さん。
煮え切らない私の背中を押してくれた師匠。

そして、リビングに道具を散らかしても怒らなかった妻。

この場を借りて、厚く御礼申し上げます。





次回 向かい風15mの爆風下のテスト
 〜スピニング持って行けば良かった〜



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ねこヒゲ
ベイト初心者によるベイト初心者のためのベイト道 その5 http://www.fimosw.com/u/Nekohige/nrt5m212bz5ccg 2020-03-23T00:00:00+09:00





さて、ロッド作成は一度中座して、今回はチニングでベイトタックルを使用してみた感想を記述していきます。




その5 ベイトでチニング〜専用機種に勝るものはない〜



大阪湾は「チヌの海」と呼ばれる程、チヌ属が何処でも釣れ、シーバスに振られがちなアングラーの癒しとしてゲームフィッシングの対象となっています。

以前から私もスピニングタックルでは狙っていましたが、ベイトタックルの可能性を検証したいため、ベイトでやってみました。




3月初頭、府内某奥湾ポイント
水温 13度
無風
気温 8度
潮 大潮下げ4分


先ずは周囲にシーバスや、活性の高い個体が居ないか表〜中層までをサーチ。

反応が無かったため、ボトムに狙いを定めます。

基本的にボトムでチヌ属を狙うにあたり、気をつけるべき点が2つあります。


1.チヌ(黒鯛)は縦の動き、キビレは横の動きに反応する

これは、チヌは岸壁の落とし込みで狙うように、上から落ちてくるもの、岸壁に生息する貝やカニに反応を示す事が多い事に起因します。
キビレはボトムに居るシャコ類やハゼを捕食しているため、横の動きに反応するようです。

ただ、チニングを行う場所が運河や河口部であることから、垂直岸壁で手前の水深が4m以上あるような場所でない限り、「縦の動き」は気にする必要はありません。


2.石畳やゴロタは、真っ直ぐ引くと高確率で根掛かりする

これはボトムの釣りをする人なら、当たり前の事かもしれません。

真っ直ぐ引くと、障害物と障害物の間に落ち込んだ場合、オフセットフックを使用していない限り高確率で根掛かりします。
斜めに引く事で、ある程度海底の岩等に引っかかる事を防ぐ事ができます。(それでも引っかかる時は引っかかりますがw


チニングで使用するルアーは、ジグヘッドリグ、テキサスリグ、直リグ等様々ありますが、今回はブロビスのチヌクル10g、トレーラーは同社ディレンジBVを使用しました。


トレーラーを含めた重さは12gです。

本来、水深や水流、タックルによって重さを変えますが、ベイトタックルでキャストするには10g以上が振り抜き易いと聞きましたため、今回はこのセッティングを使用します。




実釣開始!


キャスト!


ポチャン…。


飛距離15m(たわみを取った後の巻取数で計測しています。)



!?!?


PEの号数を1.5号から1号に変更して再度キャスト!

ポチャン


15m



…。

……。

あれー

おかしい…。


ロッドのキャスト範囲は7gから32gなので、ロッドに原因があるとは考え難く、リーダーも飛距離重視のためトップ〜#2までの80cm、リールはTWS搭載で、初心者にも優しいタトゥーラを使用しており、マグネットブレーキもバックラするギリギリのセッティングなのに…。

何故飛ばない!?


試しに、12gのジグヘッド、2.5インチのトレーラーを付けた別ルアーを投げてみる。

ポチャン

15m


1号でも太い?


マグネットブレーキを最弱にしてキャスト!



バックラッシュ…。


なのに飛距離は15m


念のために用意しておいた0.8号を巻いたスプールに交換する


キャスト!

ポチャン

20m

スピニングより全然飛ばない…。


あくまで初心者なりの予想ですが、同じタックルで11gのプラグが30m近く飛ばせる事から、重さよりシルエットによる空気抵抗から初速が出ず、スプールを回し切れず、そのため飛距離が出ないのではないかと思います。
実際、2.5号(約10g)の鉛だけを投げると、40m近く飛びました。


今回の検証では、こんな事もあろうかとPE1号を巻いた12スコーピオンBFSを借りており、それに交換してキャスト!


ポチャン

飛距離約30m

2回目、約35m!

最終的に、平均40m近く飛びました。


やはり、軽いルアーをキャストする事に特化したBFSでは、軽量化されたスプールが初速が上がらなくとも回転するため、ある程度飛距離は伸びました。



結論として、飛距離が出なかった理由がロッド自体がシーバス用のベイトロッドという事もあったとは思いますが、〝飛距離=(ルアーの重さ➖体積による空気抵抗)+(リールの性能+ロッドの性能)〟である事が解りました。


後日、フロロ8lbでも試してみましたが、PE1号と飛距離はほぼ変わらなかった事から、リールの性能に依るところが大きいように感じました。

ベイトでチニングするならベイトフィネス…。

スピニングと同等の距離を求めるには、それが一番の近道のようです。





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ねこヒゲ
ベイト初心者によるベイト初心者のためのベイト道 番外編3 http://www.fimosw.com/u/Nekohige/nrt5m21of46pvt 2020-03-16T22:00:00+09:00

今回はその3を記載します。



    神様、僕は気付いてしまった
 〜グリップ部新規作成とブランクス削り〜





さて、必要な道具は揃え、いざロッドビルドの道を歩まんとする私に立ちはだかる障壁が…!!


正直、ブランクスを傷付けたらどうしようという不安と、SPROのロッド設計者が想定しない力のかかり方をして、ファイト時に破断するんじゃないかという不安の2つです。


そもそも、スピニングとベイトではブランクスが違うハズ…。

それらに対しても「釣り工房 マタギ」の店長は、こう説明してくれました。


・スピニング、ベイトのハイエンドモデルで、キャスト性能を120%出すようなモデルでも無い限り、スピニングロッドとベイトロッドでは内径の肉の厚さ以外でブランクスに大きな違いは無い。
(※今回私がベースにしたのが、「スイムベイト」を使用するロッドであったため、どちらかと言えばベイトロッド寄りのスピニングロッドだった事も起因する。

・ガイド数を増やす事でのバランス崩れが気になるだろうが、ガイドが増えた方がキャスト時の飛距離は落ちるが、ブランクス本来の持ち味を生かし切れる。

・上記の理由で、キャスト時にバット部で曲げる、戻る(飛ばす)の仕事をさせるため、倍以上をフルキャストするような事でもしない限り、バット部が破断する事は考え難い。


実際、店長が使用するロッドは、マルチピースの8ft、2ozMAXのベイトロッドでしたが、作ってから3年間3oz前後のビッグベイトを投げ倒しても破損に繋がるようなダメージは見受けられないとの事でした。

「大丈夫!出来ますって!判らない事があれば、製作途中のまま相談に持って来てもらってもいいですから!(笑)」


そう送り出されたものの、これまでティップ部のガイド交換、欠けたガイドリングをリングだけ交換、遊動式ガイドの交換位しかした事が無い私からすれば、スレッドの巻き方すらも未知の世界。

…。

……。


よし!
グリップ部から先に作ろう!!(逃避


作り方は予めインターネットで調べ、店長からも教わっていたため、ほぼほぼストレス無く組み上がる。


しかし…


#5とグリップ部の接合部分にテーパーを掛けなければならない!!

先端が10.75mmに対し、6.5cm下の下端部は11.23mm…。

外径11mmのストレートのため、先端は0.25mm削ればいいが、下は元径を上回ってる!


先ずは先端を80〜1000番の耐水ペーパーで少しずつ削る!

1時間程して何とか先端は10.75mmに。



マタギの店長の言葉を思い出す…。

「瞬間接着剤で肉盛りして、それを均等に削るんです。」

塗り塗り…

乾燥した頃合いを見計らって、計測。

…。(全然足りない)


この工程を3回繰り返し、11.31mmに!

そこから600番の耐水ペーパーでひたすら削る!!

30分程調整しながら800番で削り、何とか11.25mmに!



しかし、ここで終わりではない!

まだ始まったばかりなのです!


次回、地獄のスレッド剥がし




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ねこヒゲ
ベイト初心者によるベイト初心者のためのベイト道 番外編2 http://www.fimosw.com/u/Nekohige/nrt5m212gycbs5 2020-03-14T16:00:00+09:00
世の中はバチ抜けでフィーバーしているようですが、ヒラスズキがメインの私にとって、恥ずかしながらバチ抜けパターンを経験した事が無く、また関西のシーズンインの時期と、アフターのヒラが重なる事から、本来3月〜5月は磯ばかり行っております。


が、今年は、職場内の構造変更の担当に任されたため、2月から一度も行けておりません(泣

そのため、行きたくても行けないエネルギーをこのロッド改造に全て突っ込んでおります!!


それでは行ってみよー!!



番外編その2、神様、僕は気付いてしまった
  〜改造は、出来合い品より金掛かる〜



ある日の師匠との会話

師匠「ホンマ海外製品好きやなー。俺でもこんなロッドあるなんて知らなかったで。」

ネコ「マルチピースは海外製品にこそ多いですからね、ただ、現品が見られないのでバクチになりますが…。」

師「失敗したヤツはどーしてるん?」

ネ「前職場の後輩にあげるか、ネットオークション等で売るか…、まぁ、不良在庫にだけはしないように気を付けてます。」

師「でも結構金額掛かるんと違うん?」

確かに、商品代金+輸送費+関税を考えれば、向こうで100ユーロ程のロッドでも日本に取り寄せとなれば平均220ユーロ程になります。
そのため、「仕舞寸法の長さ」と「元値」がキーになります。

ネ「だからこそ、輸送コストを抑えられるマルチピースばかり買っているんです。」

基本、航空貨物扱いとなるため、長さは最大の敵、また、破損のリスクも下がるため、60cm前後であれば国際郵便で送ってもらえ、輸送コストを抑える事ができます。


師「最近ハマっているベイトロッドは無いんやなー。」

ネ「欧米はスピニングがメインですからねー、有れば欲しいんですが。」

師「作ったらええやん。」

ネ ( ゚д゚)







以前より、ロッドのチューニングや修理でお世話になっている「釣り工房 マタギ」へ。

こちらの店長、富士工業も推奨する「ロッドマイスター」なのだとか。

ロッドビルドのプロと聞くと、近寄り難いイメージがありますが、フレンドリーで丁寧なので、一般客のみならず、様々なプロアングラーが調整や修理を依頼するそうです。


店長に事情を説明し、先ずはガイド設定の見直しから。

スピニングからベイトに移行する際、新品のロッドであっても「芯出し」を必ずしないと、どれ程いいブランクスを使用しても本来の性能が発揮されないとか。

幸い、流石はがまかつ、ブランクスは全く問題なし!

結果、現存する8個のガイドを全て見直し、11個搭載することに。


また、グリップ部は違う事に使用する予定のため、グリップ部を新規構築します。

11φのカーボンブランクスの内側に9φのブランクスを挿入し、強化。

更に、13φのブランクスに1/3程差し込み、リールシートはテサテープにてかさ上げ、装置。

グリップはコルクが苦手なので、PVCで。

グリップ周りの飾りパーツ、破損防止リングも購入!

これだけのパーツ代、占めて…。

14380円



( ゚д゚)…


これ、ロッドのコスト合せたら、普通に出来合いロッドが買える…。


なんて、野暮な事は考えない!!


オンリーワンを目指して、海外ロッドばかりを使用しているのだから…!



次回 グリップ部新規作成、ブランクス削り












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ねこヒゲ
ベイト初心者によるベイト初心者のためのベイト道 番外編 http://www.fimosw.com/u/Nekohige/nrt5m21k9vtw9n 2020-02-29T23:30:00+09:00



番外編 神様、僕は気づいてしまった
      〜無いなら作れ〜



私は磯釣りが好きで、仕事の出張先だろうと、12連勤のド真ん中であろうと、財布に230円しか入ってなかろうと、潮と風向きのタイミングさえ合えば、喜び勇んで海に向かいます。

そんな私がシーバスでメインロッドに使用しているのがパックロッド、マルチピースロッドと呼ばれる小継のロッドです。


地磯などで北西風や南風が吹く中で、確実に波が高く、13ftクラスが妥当であると判断した場合や、青物が確実に出るといえる状況なら、私はそれに適したロッドで釣行します。

それ以外の状況で、メインとして使用するパックロッドは、携行の良さとクルマ事情で普段から使用するため、それなりの強度と繊細さ、そして隠匿性が必要になります。


ヒラスズキや都市河川をメインとする私は、特にこの「隠匿性」を重視します。
理由は、釣りをしている間、クルマにタックルを載せたままにしていると…。

防犯の観点から、バラバラにして車室内に隠しておいて、クルマの中は空に観えるようにしているのです。


そんな私が使用しているのは、主に日本メーカーがヨーロッパ等で展開しているトラベルロッドシリーズです。

国内メーカーでは、パックロッドの多くがスピニングでは9ft以内、ベイトでは8ft以内です。

しかし、私がメインとするステージは外洋の磯…。


最低でも10ftの長さが無ければ、釣りをすることが出来ない環境で、行き着いたのが北欧のサーモン、パイクロッドでした。

引用 DAIWA scandinavia HP


国内商品だと、ブラックレーベルのガイドがアルコナガイドになった位のモノでしょうか。



引用 DAIWA scandinavia HP

11ftのタイプもあり、少し短いですがヒラスズキに使えなくは無い程のスペックを持っています(メーターブリには負けましたが)。

そんな私が、今注目しているメーカーが、がまかつがドイツに拠点を置き、展開しているSPROというブランドです。



引用 SPRO deuscheland HP

私が普段使用しているのが、上記のBallistick-Xと、SPROのmobile stickシリーズです。

写真のロッドは、そのマルチピースの中でも特に小継(最長9.4ftで6ピース!ウエイト150gMAX!)、かつパワーのあるGT-PROというモデルです。


しかし、やはり10ft以下になってしまう…。


ブランクスから作るにしても、10ft以上は4ピース前後になる…。


うーーーーん…。




ポチ










買ってしまった…。





この後、某メーカープロアングラーである師匠に相談し、このロッドは数奇な運命を辿る事になるのです…。


〜続く〜


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ねこヒゲ