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▼ 【Fishman】その予感を確信へ【L+】
『奴は来た』
けど、まだ俺がその舞台に立ってないんだ。
予感が、まだ確信になりきってはいなかった。
そうこうしてる内に、
先週のイベント連戦だったんだ。
浜名湖と守山、愛知の展示会だね。
爆風の浜名湖に立ってる間も、
心の半分は地元に飛んでた。
あの流域の、あのピンに居たナマズ。
腹はボテボテ、稚鮎をたらふく食ったんだろう。
けど、ナマが居るって事は、
ここじゃ無い、と言う証明だ。
ピースケはナマズより更に一枚、冷水を好む。
だから、ここよりももっと低水温なエリア。
そこで反応があれば、
必ず『奴は居る』…
で、日曜夜、守山から名古屋へ移動し、
けんさん小野ちゃんを宿に送った俺は、
そのままの勢いで、片道5時間をひた走った。
自宅へ着いた時、既に空は白んじてた。
荷物を積み、まずはもう１つの確信を得る為に、
逆に河川下流、河口の半干潟エリアを目指す。
ここに一切稚鮎が居なければ、
奴等の中でも特大級は多分、
ほとんどの個体が遡上したはずだ。
一時間ほど浸かり、
トップ、ミノー、シンペン、鉄板と試したが、
得られた気配は大量のコノシロのみ。
予感は確信へと変わった。
一気に車を上流へ向け、
前回よりも低水温、かつ水の活きてるエリアに浸かる。
ウェアを通して感じる水温も、
前回より低い。
そして稚鮎が元気に跳んでいる。
答えはすぐに出た。
わざわざ朝日をバックに撮影したんだw
ここまでの苦労が、
『半分だけ実った』
そう、俺の狙いはこんなサイズじゃない。
この倍だ。
予感は確信へ。
確信はカタチへ。
その『カタチ』を手にする為に、
俺は次のチャンスを待ったんだ。
そしてとうとう、『奴は現れた』
次回、自撮りブログと予感ブログは
共に最終回を迎えます( =ω=)
- 2017年5月26日
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