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工業製品と工芸品

そう言えばごっつあんミノーで釣った写真を撮っていなかった…さて、どうするか?

ログを書き始めた段階で何匹も釣っているけど写真は撮っていなかった。今や携帯で簡単に釣行動画も撮れる時代だから動画の方が良いかも?

…という事で20代前半の子にごっつあんで釣っている動画を要求した。仕事(?)が早く、その日の夕方には動画を送って来てくれた。




時期的に釣り易いルアーを容赦なく使っているのだから、まぁ節操がない。爆笑

後は行動力だ。
折り畳みの自転車を車に積んで、河川をひた走る。この河川は元々、車で移動する人より自転車移動の人の方が釣っている。

分かってはいるのだが、身体が拒否をするのだから仕方がないです。笑



さて、自分も久しぶりにごっつあんミノーを使ってみようかな?と思い出した。まぁつまりは使っていなかった、という事。

…というのもこのごっつあんミノー、操作して魚に口を使わせるのが簡単で「子供(小学生)に使わせようかな?」と思って、子供達用のボックスに仕舞い込んでしまっていた。

後はやはりルアーの性能。
使いこなす難易度が低いってのがどうにも…使いたくなれない。要はそれだけ魚に出会えるルアーだという事。


さて、実はこのごっつあんミノーですが、製造されている工場が何回か変わっているらしいです。

(周りの若い子が邪道に電話して聞いたそうですが)最初は日本の工場、次は中国の工場、その次は再び日本の工場。



ロゴが変わったタイミングで恐らく中国の工場で生産し始めたかと思われますが、何故か中国産はウェイトが完全固定されておらず、振るとコトコト音が鳴った。

当時、自分達はウェイトが固定されている事がごっつあんミノーを選んでいた理由だったので、旧バージョンのロゴモデルを店頭やらオークションで買い集めた。

しかし、工場が再び日本になったタイミングで再度、ウェイトが完全固定に戻ったっぽい。
今や中国製も製品の精度は高いらしいけど、中国製ごっつあんミノーに至ってはジャーキング時の操作感がだいぶ違った。

久しぶりに店頭に並んでいる物を手にした時、ウェイトが完全固定されている事に喜んだモノです。

やはりメイド・イン・ジャパン。子供達の為にカラーを揃えておきたい。


ただ、いくら日本製とは言っても製品のバラつきは多少なりともあるモノ。大手のプラ製ルアーでも個体差を感じる事はある。

まぁルアーですらそう感じるのだからリールともなれば…最近のダイワリール、個体差の少なさは凄いと思いますけど。


工業製品の良さは供給が安定している事。


昨今の転売ヤー騒ぎは別としても、とにかく誰かしらが安定して手に入れる事が出来る訳です。

値段的にも多少の値上げは仕方ない。時代が時代ですし。

原材料が幾らで売り値が幾らとかも…まぁそこだけ見れば色々と感じる事はあるかもしれないけれど、そもそもがノウハウなので、ね。

そういう形状で、そういうウェイトバランスだから…という部分、非常に大きいですよね。

「開発に幾ら掛かる」という表現が誤解を招く気はするんですが(爆)、そもそもそのノウハウを得るまでに掛かった時間、労力、釣りならば行くまでにもお金が掛かる事がほとんどな訳で。

原価率みたいな話だとルアー業界だけではないでしょ?◯◯◯◯とか◯◯◯とか。ノウハウ、技術料、まぁ色々とあるのは当然かと。


パクリ云々もまた話が別。
ただこう言っては何だけど、性能やその効果だとか色々と含めて「オリジナルだ!」と胸を張れる物が世の中にどれくらいあるのよ?とは思ってはしまいますが。笑

求めているのが釣果だけでは「そのルアーであるから」とは写真だけで判断は出来ない。そもそも釣った本人ですら言い切れる事は少ないかもしれない。



さて、この流れで工業製品から工芸品に話は変わります。

例えばウッドのルアー。
そもそもの素材に個体差がかなり大きい。

形状などで水流をコントロールし切れる物であれば、その個体差は単純に浮力の違いだけとなるかも?

では、そうでない場合は?

そこを合わせて行くのは釣り人自身の使い方次第。


ルアーの個体差を「個性」と呼ぶ方達が居る。

正に言い得て妙だが、自分達はその個性に合わせて水を当てる角度を変えたりだとか、塩分濃度によって使い分けたりだとか、入力そのものを変えたりだとか、場合によっては水の硬さまで意識をしたり。


「使い熟せる自信があるなら使え」と言う。

それはつまり、使い熟せるまで諦めず、信じてやり切れる自信があるなら…という事。

単純にソレを手にして、意味もなく竿を動かしているだけで釣れる訳は…流石にないです。


ただ、目標としてやり切れる、ここまでの話を読んで「あぁ、そうだよな」って人は工芸品レベルのルアーに手を出しても良いかと思います。

1つ1つのルアーの個性を理解し、状況によって使い分ける。因みに違う名前のルアーではありません、同じ名前のルアーを使い分ける訳です。

例えば同じルアーの色違いを5つ持って行くと…

「この子だとこの流れの角度じゃあ今の鱸のコンディションに合わせられないからコイツにするか」

みたいな。爆笑



「オリジナル」

ハンドメイドのウッドルアーには幾つか存在する。

ウッド愛好家がウッドルアーを使い続ける理由は何だろうか?と考えてみる。

1つは「ウッドであるから」でしょう。
やはりウッド特有のモノはあるかもしれない。

1つは「ハンドメイド」かもしれない。
作り上げるまでの労力に敬意を表する事も大事。

1つは「オリジナルである」という事かも?
必要性を感じて産み出したのはビルダーその人。結局は釈迦の掌なんだけど。爆

1つは「個性」。
その個性を自分のモノにする。そりゃあ気持ち良くない訳が無い!



そう言えば「ルアーを大事にしてない」って言われる事があるんだか…美味しんぼの「命と器」って話を読んだ方が良いんじゃないかな?

使う、飾るはその人の自由。使うけど傷付けたくないは…分かるよ、俺もガンダムのアンテナが折れたり、ジムのビームサーベルが曲がったら「キ〜ッ」ってなったもん。ただまぁ中学一年くらいまでだったけどね。


ドン引き。爆

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