>マーミーさん
まず、求めている事（開発理念）が自分と市販品では違うのです。
自分が求めている事は、どれだけ明るくても波長により魚から見えない光がベストです。
理想は赤い光でのサイトフイッシングを実現する事。
だから、ある程度の距離は光が届く事が開発の前提条件となります。
自分の売りは爆光。ですからオリジナル品は最高の性能を求めて開発します。
実際にサイトフイッシングを試して見て、釣れると言っている方が多く居ます。
レッド光で実際に魚を探して目で見て釣る。釣れるが理想です。
赤い光で照らしながら釣れた動画も実現してくれた方が居ましたが
残念ながら映ってませんでした。
（その時は連続４匹でした。）
波長６７０Ｗならサイトフイッシングは不可能ではありません。

対して、市販品は赤い光なら魚から見て気が付かない程度でしょうか？

技術的にも、最高性能を求めた製品は見た事が無いです。
プラスチックのボディを使う限り発熱問題は解決できず、適当な性能に落ち着くはず。
市販品の場合、発熱を処理できず、安全マージンを取り過ぎでＬＥＤの性能の６割程度しか使ってない場合が殆どです。
仮に１００％で１２００ﾙｰﾒﾝの６割だと720でしょうか？
対して自作品はＬＥＤの性能を９０％～１０５％程度使ってます。
限界性能を引き出し、それでも壊れないのがノウハウとなります。
最高を求めるのか、それなりで良いのか、の違いはそれほど大きい。
比べれば確かな違いを実感して頂けるのですが･･･、

更に言うとＬＥＤには輝度ランクと言う物があり、同じシリーズでも性能に雲泥の差があります、
自分はほぼ最高の輝度ランクのＬＥＤを使っています。
当然、それらは値段も高い。
そして、それらを探すのも外れも有り、かなり困難なことです。

最新のズーム1000ＴのＬＥＤですが、今の物だと1400ﾙｰﾒﾝらしいです。
しかし、グラフが見つからないので１２００としているのが現状。
嘘は書きたく無いので性能を下方修正しています。

6年前から名前を変えて無いですが輝度ランクは2ランク上げてます。ただ、性能グラフが見つからないので書かないだけです。
そしてカラーは６５００Ｋ（ケルビン）から７５００Ｋに上げてます。このケルビンも明るさにかなり影響します。
開発初期のＬＥＤの場合、余りにケルビンを上げると色分離の問題がある物が多く、王道のランクがべストで、生産が安定したらケルビンを上げても安定する事が多いです。
この辺も生産のノウハウでしょうか？
現在のズーム１０００Ｔは確実に性能は上がってます。

• 2020年7月11日

>逆張りメロンさん
コメントありがとうございます。

自分がやってるのは部品をどのように使う、扱うかと言うことに尽きます。
市販品を買って見て分解して試す時期は過ぎ、新しい部品データーから性能を読み、限界を見極めて新しい物を作っています。
ですから他社比とかでは無く、サンプルを多数作り使えるように工夫することを心掛けてます。
恐らくですが市販品でＬＥＤなどの部品の性能を１００％出している物は皆無では無いかと思います。
更に少しでも他社製品より劣ることはプライドが許しません。
性能を１００％引き出してガワも含めトータルバランスを吊り合わせ壊れず普通に使えるのが理想です。
私から見て、市販品は妥協だらけで残念な物にしか見えません。
その時代に存在する最高を求めたいのです。

• 2020年7月24日