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魂が震えるビッグファイト

ヤツは左側に向けて突進している。


僕は切れるかどうかギリギリの強さでハンドドラグをかけファーストランを20メーター程で止めた。



ヤツは安全圏に居るので今度は僕が反撃する。



魚に全体重を預け、全力でポンピングする。


昨日の魚よりトルクがあり重量感が明らかに違う。


僕の体力の消耗が少し激しいが右手、左手でポンピングしながらどうしてもきついときは両手でポンピングした。



少しずつ少しずつ距離が縮まってくる。



でも左に行き過ぎていた。



案の定ヤツは左側の壁に張り付こうとする。


僕は体をのけぞり力の限り魚にプレッシャーをかけ続けた。



お互い一歩も譲らなかった。


そして僕には30分にも1時間にも感じられた硬直状態が続いた。


本当はほんの短い時間だったと思う。


そしてヤツは観念したかのように右に頭を向けた。


これからまた瀬際の攻防が始まる。


魚が危ない方向に走るとついて行き、ベールを返して沖に走らせ、ロッドを立てる向きと方向を考えプレッシャーをかける。




この魚はラインをフリーにしても勢い良く糸が出て行く。


まだ疲れていないと思った。


寄せては瀬際を走り沖に走らせる事を5回程繰り返した。



ヤツはラインをフリーにしてもゆっくりとしか動かなくなった。


ドン深のランディングポイントに寄せる事を決断する。


ヤツは寄っては来るが下に下に必死で潜ろうとする。



僕も必死でリフトする。



ギラギラとヒラを打ちながら少しずつ浮上してくる。


そして水面まで上がった。



と油断するとまたGTが最後の力を振り絞り真下に突っ込もうとする。


僕は絶対に取ると自分に言い聞かせてこちらも余力を出しきり耐える。



そしてヤツは大人しくなり仲間がランディング



昨日の魚より大きいGTだった。



ふたりでタイドプールに運び込んだ。


するとGTは放精しながらいきたえた。


写真撮影をして計りにのせると30キロまでの計りだと測定不能だった。


30キロオーバーだ!
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僕はなんとも言えない達成感を感じた。



そして船長に魚を取りに来てもらえるように電話した。



美味しく食べよう。



ありがとうGT。


使用タックル
ロッド
リップルフィッシャー ファイナルスタンドアップ

リール

ソルティガドッグファイト


ライン

アバニGT10号

スペーサーPE20号3ヒロ

リーダーナイロン80号7メーターくらい

ルアー

ストライクプロ



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