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加藤 光一

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東京湾奥 春チヌ始めました@模索中

春チヌ始めました(’-’*)♪

ワタクシこの時期にルアーでチヌを狙うのは初めてで御座います。

これまでシーバスを狙っていてたまにチヌがヒットすることがある程度で夏場以外にチヌに狙いを絞っての釣行はなかった。


なので昨年の今頃はまさか「自分がチヌに本気になる」なんて事は思ってもいなかった。

毎年、夏にシーバスの合間にチヌ狙いでたまに釣行する程度だったんだけど、2016年の凄腕最終戦になぜかエントリーしてしまった事がはまってしまったキッカケ(笑)

その時は、以前から夏場限定で思い付いていた対チヌ メソッドのお陰で初参戦で全国3位というリザルトを残せたけど、自分で考えたメソッドだから強味も良く分かっているけど、それ以外の時季には通用しないことも良く分かっている。
理由はチヌの食性と活性によるものなんだけどね。

その他の季節の狙い方やポイントについては自分の引出しはほぼゼロ。

でもまあ、何でもやってみないことには始まらないし、大会に出ることで普段の釣行以上に真剣に釣りと向き合う事ができるという事はTSSTに参戦することで実感してきた事なので、釣れるかどうかも未知数ながら2017年凄腕チヌ王決定戦 第1戦にエントリーしたという訳。
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真剣に挑む以上は、大会を通じてスキルアップを狙うのは勿論なんだけど、だからと言って結果が出ずに後になって「参加する事に意義がある」なんて事を言うつもりもないので、無謀とも思えるけどもエントリーしたからには上位を目指す。

まあこんな事をログに書くのは、自分にプレッシャーを掛けるために行う大会前のいつものルーティーンですわ(笑)


とは言え、そんな事を書いている反面、正直なところ春チヌの経験値も0だし、教えてくれるヒトも居ない、この時季に何処でどんな釣りをすればチヌとコンタクトを取ることができるのかすら全く分からない手探りな状態。


なにかしらあるとすれば、子供に頃に、普段は海外に居る親父が帰国している間はチヌ師でもあったので、親父がチヌを狙っている側でチヌの色々な狙い方を聞きながら他の餌釣りをしていたり、親父から聞いていたチヌの色んな習性と、普段のシーバスを狙う上での自分のスタイルを”応用”してやっていこうかと。

ちなみに、普段シーバスを狙う為に自分のベースとなってるスタイルは、少し前のログのコメント欄にも似たような内容を書いたけど『○○パターンを過度に意識しない』ということ。

季節により様々なベイトをメインにしたパターンとそれに伴ういくつものメソッドが存在するけれど、そのほとんどはメディアやプロアングラーが発信しているモノであり、自然を相手にする釣りにおいては極一部の情報だったりする。
なので、その情報を活用して良い釣りができる時も有れば、情報にこだわりすぎて全然ダメ……なんてことも少なくはないはず。

ただ、それが良いとか悪いとかではなくて、メディアが発信している○○パターンやメソッドはあくまでも魚とのコンタクトをとる為の引出しの一つだということ。



これは学校の教科書の様なものだと思う。

例えば、学校で教えてくれる歴史なんて代表的な時代、代表的な出来事、代表的な人物の事しか教えてくれないでしょ!?

でも実際には様々な国や時代、地域や古文書に残っていない出来事や人物の方が遥かに多いし、立場によって歴史認識なんてのは真逆になるし、書き残した人によって歴史は変えられる。
もっと言えば、人個人それぞれに歴史があるけれど、そんなことは教えてくれないし教えようもない。


そんな風に考えると、
既存の○○パターンやメソッド、そして○○パターンに特化したルアーもあくまでもシーバスを釣るための数多ある情報の一つということになる。



前回のログにハク着きシーバスの事を書いたけど、自分的には『ハクに沢山のシーバスが着いている』という一つの条件だけであって、ハクにボイルしているから大半はハクを食っているかもしれないけど、実際に『ルアーに反応する魚』は何を食っているのかは本当のところは分からないから色々なメソッドを試しているというのが正直なところ。

これは、バチでもイワシでもハゼでも同じ。
ただ、○○パターンに狙い方を絞り込むことは、ブレずに狙い続けられるのでハマれば爆発的に釣果を出せることも事実だし、ケースバイケースだったり、人それぞれといったところ。

ただ自分の場合はパターンやベイトの存在にほとんど拘っていないというだけ。
なので、バチが流れていなくても、ベイトの群れが見えなくても何にも気にならないという訳。

前ログの場合はハクに焦点をおいたログとして書いているけれど、結果的に釣れたシーバスはハクだけでなく、エビやバチも喰っていたことからも、一つのパターンに特化した釣りだと目まぐるしく変化する状況の変化に対応できなくて、『ある特定のパターンでのジアイ』にのみ釣れるということになるんじゃないかと思っている。

まあ人それぞれ好きな釣り方でやればいいんだけど、自分はいつもそんな風に既存のパターンやメソッドだけでなく、自分自身のパターンに固執しないように…………なんて思いながら釣りをしている。

シンプルに言えば、その日、そのタイミングでの対象魚のコンディションに合わせているだけ。

基本はわずかにでも動いてるモノに反応して食っているからそこにレンジやスピード等々を合わせていければ釣れるよね!ということかな。



あとは、目視できるベイトに固執する事もないので、釣り場でベイトを確認することも無いかな。
数10m先にキャストするのに目の前に居るベイトと同じモノを食っているとは限らないしね。

あくまでも、目視できるベイトの存在やパターンは風や潮の動き等々といった情報の一つでしかないんだよね。


なので、それはシーバスに限った事ではなく、他の魚種やエサ釣りにも共通している事だと思うから自分の釣りのベースの部分をシーバスからチヌに置き換えてやるだけでいいと思う。

まあ凄く大雑把で感覚的な部分が多いからほとんど参考にもならないと思うけども(笑)


そんな訳で、長い前置きはおしまい(笑)






4月21日夜
凄腕チヌ王決定戦第1戦の初日。

少し前にセイゴを沢山釣ったポイントへ。

狙いは干潮からの上げ始め。


何も分からないからといって漠然と釣りしてても飽きちゃうからある仮説を立ててみる。

流れが利いているときは、エビやカニならそれほど頻繁には動き回らないだろうという事。
なので、潮が緩んでいる時に移動するんじゃなかろうか?



エビ?カニ?ハゼ?バチ?貝?小魚?スイカ?(笑)
この時季のこのタイミングにチヌが何食ってるか分かんないけど取り合えずボトムズル引き系でスタート。


予め違う場所で動きを確認しておいたのでなにかしらの生き物をイメージしながら水中のリグを動かす。


ガガッ!! ビシュッ! ギューン…………フッ

以外と直ぐヒットしたけれど直ぐにバレた。

多分小さいけどテンションの上がるファーストヒット。

仮説が合っているのかは分からないけれど、取り合えずチヌはそこに居る。


引くスピードや止める間、スイミングさせたりハネ上げたり色々やってみるとこのタイミングでのアタリの多いパターンが見えてきた。

そしてバイトした瞬間に強烈なファーストランをみせたそこそこいいサイズを即バレした後に、待望のヒット!!



ガガッ! 
ビシュッ!!

ギューン……カンカンカン!

ファーストランで小さいのが分かったので一気に抜き上げ!

……はしないで、慎重にネットイン(笑)

まあ、サイズこそカワイイもんだけど初日に釣り上げることが出来たのはかなり嬉しい(*´∇`*)
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綺麗な銀鱗のキビレチヌ。



25cmくらいかなぁ……?
なんて思ったけど、念のために小型メジャーで計ってみると33cm!

一応キーパーサイズじゃん♪

まあ幅広のフィーモメジャーを出すまでもないので細いフィーモメジャーでちゃちゃっと撮影してリリース。
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ガチで上位を狙っている参加者はこんなウミタナゴサイズは即リリースしてしまうんだろうけど、ワタクシは嬉々として直ぐにウェイインしましたよ(笑)

だって嬉しいんだもん(*´-`)

その後はアタリは有るもののヒットには持ち込めず潮位が上がるにつれてアタリも無くなったので終了。


春チヌ初心者にとっては小さくても初日に1枚獲れたのは上出来。

満足して帰宅。






そして翌朝。

驚愕の事実を知る❗

凄腕チヌ王決定戦のランキングを見るとそこには…………

50cm upを2枚も早々にウェイインしたソル友さんの名前が…………

うへー(´Д`)
スゲーわ《*≧∀≦》


そして更には50cm upを3枚ウェイインして一瞬でリミットメイクを済ませたソル友さんの名前がトップに上がる❗




なんも言えねぇ(笑)




当然、上位に来るとは思っていたけども予想を遥かに上回る釣果を叩き出しおった❗



白髭恐るべし(笑)


でもまあ、まだこのタイミングで春チヌ初心者の自分がどうこうできるレベルの釣果ではないので焦りもなく、ただただ凄いなぁ……と思うだけ。

ジックリと経験値を積み重ねながら3枚揃えてリミットメイク、そして少しずつサイズアップを狙いますよ。




翌日

同じタイミングで同じポイントへ。

今夜はバイブレーションからスタート。
上げが少し効き始めた頃にカツっとバイト。

数回ショートバイトの後、同じところを再び通し気持ち早く巻いて一瞬止めの間を入れた瞬間にガガガガッ!

アワセを入れてファイトスタート。


といっても小さいので直ぐに寄ってくる。


小さいので一気に抜き上げ!!

はせずに、慎重にネットイン(笑)
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おー小さい(笑)


これはダメでしょう?
なんて思ったけど31cm。

やったー❗
キーパーサイズ2枚目(*´∇`*)
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当然、嬉々としてウエィインですよ(’-’*)♪


なんだか自分の予想よりも早い段階で3枚のリミットメイクが見えてきた。


こうなったら30cm台で3枚リミットメイクしてやろうじゃないか(´Д`)Ψ

フフフ、出来る男というのは臨機応変に目標設定を替えていくものなのだよ!!
知らんけど(笑)



バイブレーションでアタリが無くなったのでズル引系にチェンジ。


コンッ! とか

ガガッ! とか

ビョ~ン!?  とか(ワームの腕を引っ張って伸びる感触)

色んなアタリが散発的に続く。




ズリ……ズリ…………コッ!!  
シュバッ!!

ギューン!ギューン!! カンカンカン!!!


バイトからアワセの瞬間がイメージ通りに決まった会心のヒット。


超気持ちいい~《*≧∀≦》


ファーストランからのヘッドシェイクでまあまあサイズなのが分かる。

何度かの突っ込みをいなしてネットイン!
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今季初クロダイ。



あ~あ、先程たてたばかりの30cm台3枚でのリミットメイクのネタ的目標は脆くも崩れ去ったのでした(笑)


43cm
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エサを探しながらボトムを回游していたのか、元々そこには居たのかは分からないけど、先に釣れた小さいキビレとはほぼ同じところ。

キビレと入れ替わったのかなぁ?

しかしその後も小型のキビレらしいヒットとそこそこサイズのヒットもあった。バラしたけど。

ん~よく分からん。


この夜も潮位が上がるにつれてアタリが無くなったので終了。


2回の釣行で分かった事は、普通にシーバスと同じポイントに居るということ。

意識と釣り方が100%チヌ狙いなのもあってか、シーバスのヒットはおろかアタリも無し。

確かに、考えてみればチヌは河川、汽水域、海とどこにでもいる身近な魚なんだよね。
シーバス以上になんでも食べる魚だし。

関東ではシーバスの人気が高すぎて西日本に比べるとかなりマイナーな存在のルアーチヌだけど十分ゲームフィッシングとして成立する存在なんだなぁ。









月曜夜

下げ潮止まりに仕事帰りに近所のポイントへ。


一通りラン&ガンしながらバイブレーションを投げてみたけどなんも無し。

タイドグラフ上は潮止まりのタイミングだけど、強い南風の影響で上げの潮が僅かに動きだす。

これが狙い!!

カニやエビが動き出すタイミングかなぁ!?
知らんけど(笑)


サササッ……ササ……ササササササッ……とボトムを移動するイメージでネガカリノタテをズル引く。


ガガッ!

シュバッ!!

一瞬のアタリを逃さずにアワセを入れる。


ヌ~ン…………あら?ゴミだったかね?

なんて思った瞬間に強烈なファーストラン!!

ギュンギューンと突っ込んではガンガンガンとヘッドシェイク。

ヤバッ、デカイの来るとは思ってなかったのでロッドを伸されそうになった。

直ぐに態勢を立て直してファイトスタート。


何度かの強烈な突っ込みをいなしてネットイン。



やった、デカイ!!
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ネガカリノタテのシングルフックが綺麗に上クチビルに掛かってる。



背ビレの前方に古傷のある老成魚。
正に歳無しといった貫禄ある風貌のクロダイ。



このサイズを出せるのはもう少し先かなぁ?
なんて思っていたからなおさら嬉しい50cm up!!
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直ぐに撮影を済ませ、写真にミスがないかを確認してリリース。

仕事帰りに寄れる自宅近くのポイントで直ぐに結果が出せたのは今後に繋がる大きな経験値になったのは間違いない。

サイズに関しては再現性があるかどうかは分からないけどね。

そして、この3回の釣行で特別なポイントではなく普段シーバスを狙っているいつものポイントでも問題なくチヌが釣れるということが分かった。

ということは、あそこでもアソコでもソコでも釣れる可能性は十分にあるという事だよね。

あとはタイミングと狙い方次第かな。



始まったばかりでまだまだ絶讚模索中の春チヌだけど、何となく見えてきた事もいくつかあるので凄腕最終日までトライ&エラーの積み重ねで頑張るぞ(*´-`)b


ちなみに現在の途中経過の暫定ランキングは全体の3位。
まあサイズがサイズだから直ぐに抜かれちゃうだろうけども、全国的にウエィインが少ないのは自分の順位と共に意外かも。

この週末や連休中に一気に増えるのかなぁ。

自分もサイズアップ狙っていきますよ(’-’*)

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