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▼ 2016年 TSST第1戦 >゜)))彡
4月9日土曜日夜
東京湾及びそこに流入する河川で行われるルアーシーバスのワンナイト・トーナメントである『2016年 TSST 第1戦』が開催され、自分ももちろん参戦してきました。
2014年、2015年も全4戦に参戦して、いずれも年間シリーズランキング2位というリザルトを残す事ができ、今年も良いリザルトを残せる様に寒い時期から色々と試しながら釣行を重ねてきました。
前年、前々年は各大会共に仕事の都合などで、事前釣行を全く行えずにぶっつけ本番という状態で参戦し、先ずは何処に魚が着いているのか?どんなパターンが通用するのか?というところから始まる状態ばかりでした。
とはいえ、事前の釣行が無い分、既成概念がなく直前のヒットパターンに拘り過ぎることもないので一概にどちらが有利ということも言えないことも有るのですが。
(事前釣行で良いサイズが獲れても本番でハズす事も多いのがTSSTアルアル)
しかも身体も仕事の疲れが貯まっていて、大会終了時には霊が抜け出てしまった様に疲労困憊しているという自分自身が非常にタフコンディションだったのを覚えています。
大会終了後はこんな感じに顔がむくんでいることも(笑)
(画像は昨年のモノでTSSTのHPからお借りしました)
また、昨年のクラシック戦では、閉会式の行われる開場へ戻る途中で、極度の睡魔に襲われ、僅かな仮眠つもりが、目が覚めると昼前だった…………という大失態もあったので、今回は土曜日の日中は仕事を入れず体力を温存。
そして、事前釣行を行い傾向を掴み、疲労からくる集中力の欠如などでミスを無くす(傷んだラインをそのまま使いラインブレイク等)ということを心掛けました。
とは言え、いくつかのパターンを何となく掴んでいるとはいえ、一年で苦手な時期である事には変わりはなく、サイズも出せていなかったので苦戦が予想される第1戦です。
大会当日の20時。
急遽入った用事を済ませて自宅を出発。
…………あっ(*_*)!?
デジカメ持って来るの忘れた!
バッテリーを充電する為にリビングに置いておいたのを思い出してUターン。
更には、葛西から木場へ向かう荒川河口橋を渡りそのまま右車線を走行し、有明方向へ向かう高架道路に乗ってしまうというね(笑)
釣りのイメトレや釣行プランを再考しながらの走行だったのですが、ちょっと集中し過ぎです《*≧∀≦》
結局21時の参加受付時間終了にギリギリに滑り込むという感じ。
受付を済ませ程なくして開会式が始まり今回のリミットサイズは50cmに決定。
参加人数は32名。
今回は第1戦から東京湾の凄いシーバスエキスパート達が参加していてなんだかテンションが上がります。
しかし、自分も参戦しているし、こっそりと上位も狙っているので冷静に考えるとそれはそれで非常に怖い存在だなぁ…………と。
まさに『冷静と情熱の間』に挟まれて密かにドキドキしておりました(笑)
こういったところも、TSSTの楽しいところ。
開会式が終わりスタートフィッシング!
参加者それぞれが車、バイク、徒歩(いたのかな?)で思い思いのポイント目指してパーキングを出発。
事前釣行では、数ヵ所のポイントで、あるタイミングでシーバスからの反応が強く出る傾向にあったので、その辺りを中心にポイントをローテーションするラン&ガンスタイルで勝負する作戦。
先ずは常夜灯の有る明るいポイントを数ヵ所チェック。
目視できるベイトの確認と水の状態のチェックも兼ねて、早い段階でキーパーサイズを獲って終盤の上げ潮でスズキサイズを狙って勝負が出来れば理想的な展開に出来るんだけども。
1ヶ所目
いきなりTSSTの参加者と遭遇(笑)
先行者とのバッティングを避けてマイナーなポイントを選んだつもりだったんだけど《*≧∀≦》
TSST当日にポイントで参加者に出会うのは初めてです。
ちょっと談笑してお互いに釣り開始。
さらに他にも一般アングラーも居て全然マイナーポイントじゃないじゃんねぇ……と。
自分は、一般アングラーが撃ちながら移動する10数m後を追う形でルアーを投げる。
開始数投目
いきなり狙い通りの展開に!?

幸先良くキーパーサイズの53cmをゲット。
ここでの実釣は数投ですが、潮の状態とボイル(ハクの量)を確認したので、長居せず次の常夜灯ポイントへ移動。
2ヶ所目では、ピックアップ寸前にフッコの反転があったのみ。
3ヶ所目を回ったあたりで、1ヶ所目で何となく感じた違和感が段々と実感に変わっていく。
表層の水が良くないのかなぁ。
週の半ばに降った雨とその後の週末の暖かい陽気が影響しているのか、表層の潮の色と臭いがちょっと嫌な感じ。
それが直接影響しているのかは定かでないけれど、僕のラン&ガンした数ヵ所では、いつものハクの群も少なく、ボイルも単発といった状況。
もちろん、他の要素やタイミングにもよるんだろうし、シーバスのストックも少なくはなく、表層の水が全くダメという訳でもないようなので見極めが難しい。
でもちょっと微妙な展開かも……。
それぞれのポイントで反転やショートバイトが単発で出る中、短時間で見切りをつけながら移動したポイントで1投目からショートバイト。
2投目も同じピンでショートバイト。
ゴーストカラーのX-80MAGNUMからホロ系にカラーローテーションしてカウントダウンを2秒増やしてスロー引き。
…………コッココッ!!
アワセを入れた直後に一気にストラクチャーに向かって走り出す。
ん?シーバスじゃないね!?
場を荒らしたくないので一気に巻き寄せてゴボウ抜き!
おぉぉ!!
デカイ、かなりデカイよ!!
近くに居たエサ釣りのオジサンも近寄って来て二人で釣り上がった魚を眺める。
X-80MAGNUMにアタックしてきたのは大きなメバル!

尺いったかな?
ポーチから携帯メジャーを出して実測。
ちょっと足りない28cm
(エサ釣りのオジサン認定(笑)
「ここでこんな大きなメバル見たの初めてだよ!デカイね」
「ルアーは何?ワーム?ミノー?」
なんだか釣った本人よりもテンションが高い(笑)
「これです!」
とX-80MAGNUMを見せると
「はあー…………(°▽°)」
とルアーの大きさを見て驚いてました(笑)
リリースしようかとも思ったけど、エサ釣りのオジサンにプレゼントして、ポイント移動。
3投しかしていないけれど、メバルがバイトしてくるタイミングではシーバスのアタリは期待できないという理由。
その後、シーバスからのアタリは少なくたまに釣れてもセイゴ……(*_*)

10ヶ所ちかくラン&ガンして1本目のフッコ以外はデカメバルとセイゴ2本のみ。
そろそろ干潮潮止まり近いのにマズイ展開です。
牡蛎殻の起伏のあるポイントに移動して、流れが絞り込まれているピンにX-80MAGNUMを流し込む。
ボトム付近までレンジを下げてスロー引き。
ロッドを軽くシェイクしてルアーがふらついた直後にドンっと強いバイト。
なんとかキーパーサイズ2本目

56cm
移動したシャローでスーサンのただ巻きにセイゴ……(*_*)
潮止まり中に休憩を入れ潮が動き出すタイミングでストラクチャー絡みのピンポイントへ。
と、その前に休憩したコンビニからポイントへ向かう際にまたやらかしてしまいました。
後半のプランを考えながらポイントへ車を走らせる。
なかなか着かないなぁ……と思った瞬間に我に帰る。
「ここ何処!?」
ある交差点を曲がらずに素通り。
10分以上走行しておりました(笑)
そこからUターンしてポイントへ到着したのは予定の20分後(>_<)
運転自体は信号でも普通に停止していて問題はないのですが、無駄に集中力が高い状態でした。
ラン&ガンを1ヶ所無駄にしたなぁ……。
後半1発目のポイントでは、目視できる足下では20~30cmの魚が激しく動いている様子が夜光虫の光る動きで分かる。
1投目、夜光虫対策として波動の弱いスーサンを放り込む。
スロー引きにチェイスからの反転するのを夜光虫が教えてくれる。
2投目、スロー引きからソフトにジャークしてストップ…………コン!
パシャパシャと夜光虫の青く柔らかい光りが広がる。

ん~ここでメバルが釣れたのは初めて。
移動
上げ潮が効き始めても、各ポイントではボイルはほとんどなく、有っても単発という状態。
上げ潮の後半戦も下げ潮で回ったポイントを潮位に併せてラン&ガン。
常夜灯のポイントで少し観察していると単発で突き上げる様に何かを食うシーバスの姿が。
何のベイトかは確認できないけど、それよりも水面下50cm位まで薄茶色の水が覆い、それをシーバスが反転する勢いで一瞬その下の層の色の違う水が見えるという状態が気になる。
(モジリが出来ない程度のレンジ)
表層で引き波を立てる小さなベイトも確認できるけれど、シーバスが捕食しているベイトもその薄茶色の下の層に居るらしい。
明るいポイントなので夜光虫の層かどうかは解らないけど、シーバスが反転するのもその下の層なので、ベイト自体も表層の水を嫌っているのかも。
何ヵ所か移動しつつ、夜光虫のいないポイントで引き波系やシンペンも試してみるけど、相変わらず反応は稀薄。
歩いて移動している際にカラスの鳴き声で夜明けが近い事を知る。
この時点でリミットはまだ2本……(*_*)
マズイなぁ(>_<)
でも焦っても仕方がないのでちょっとだけ早足で移動。
少し明るくなり始めた頃に、足場から近い位置ににヨレができているを確認。
アクエリアス120Bをキャストしてジャーク&ストップにチェイスが目視できた。
でも、一定の距離を保ったままでバイトしてくる様子もない。
2投目は同じラインに遠投して(着水音でスレさせない為) 嫌な水の層まで浮き上がらない程度に早巻き。
ヨレの近くで巻きながら一瞬ロッドを送り込んでルアーに変化を入れた瞬間にドンッとバイト!
慎重になりすぎない様にやりとりして寄せると思った程のサイズではなくちょっとガッカリ。
40cm後半かなぁ……。
軽く携帯メジャーで計りそのままリリースしようかとも思ったけど、念のため魚体を真っ直ぐにできるフィーモメジャーに乗せてみる。
おぉ……50cmジャスト!!

夜明け前ギリギリにリミットメイク完了です。
長かったぁ……(*´-`)
前半でリミット3本を揃えて、上げ潮の後半でサイズアップ狙いという理想的なプランは大きく崩れてしまったけれどなんとかギリギリリミットメイクできて一安心。
サイズ的には全く満足はできないけれど、リミットメイクした3本の異なるヒットパターンは全て2月、3月に色々と試しながら実釣してきたモノ。
もちろん、季節も変わり、パターンも多様化して一概にそれがベストとは言えないけれど、自分の中では現状で大きな軸になっているパターンである事は確か。
他のエキスパートアングラーならば全く違うアプローチで攻略していたかもしれないし、各ポイントを見切るのが早すぎてもしかしたら最良なジアイを逃していたのかもしれない。
ポイントローテーションのタイミングをミスっていたのかも…………。
なんて事を色々と考えながら閉会式のある会場へ向かう。
(>_<)…………パーキングへの曲がり角を素通りしてしまいました(笑)
危うく葛西へ向かう荒川河口橋を渡る前の交差点直前に気付く《*≧∀≦》
こんなんばっか(笑)
更には、ラン&ガンの最中に道端の障害物にロッドを引っ掻けてしまい3番ガイドを破損という事故も……(>_<)
考え事も時と状況を考えないと行けませんね!
なんとか無事に会場に戻りウェイイン。
同じ時季に開催された過去のリザルトをチェックすると全体的にサイズは出ていないながらも3本のキーパーを揃えているアングラーは少なくない。
今回の自分の合計サイズを考えると良くてもトップ5に入れていれば上出来かなぁ……と。
閉会式が始まるまでの合間にTSSTを通して知り合った方達としばし談笑。
そして閉会式。
ウェイインしたサイズ順に結果と名前が呼ばれ各アングラーがかなり苦戦していた事が伺える。
5位の入賞者になってもウェイイン数は1本のみ…………(>_<)
僅か1cmの差や、同サイズでも帰着時間の差で順位が決まる過酷な結果発表。
自分の想像していた以上に東京湾全域で厳しいコンディションで、実力あるエキスパートアングラーでさえ苦戦していた事実にショックを受ける……(;´Д`)
4位まで発表された時点で3本揃ったのは3名のみという事が判明。
そして自分の結果は3位。
自分の予想していた“良くても5位”よりは良いリザルトで嬉しいと共に、僅かなプランの違いによって、自分ももっと苦戦していたかもという思いでちょっと複雑な心境でした。
因みに、5位以上の入賞者はコメントを発表するのですが、自分は相変わらずのカタコトでした(笑)
今回は体調も良いのでいつもよりはマシなコメントができると思ったのになぁ(* ̄ー ̄)
「相変わらず喋んないねぇ(笑)」
というツッコミが入り、ちょっと笑いが出てようやく気持ちがリラックス出来ました。
結果発表と受賞も終えて閉会後もTSST参加者の皆さんと談笑。
いつもフラフラな状態なので閉会式後は直ぐに帰宅するか車で仮眠しているのですが、こういう交流もTSSTの楽しいところなんだなぁと。
実釣以外の楽しさも経験できたので、次回も体調万全で参加しようと思います!
大会運営の『CROSS ROAD』の皆さん、参加者の皆さんお疲れ様でした。
ありがとう御座いました。
次戦もよろしくお願いします。
そして、副賞のペイントプレートを協賛して頂いた『ペイントショップ☆ハゼファクトリー』にも感謝です!
http://hazefac.com/

また、まだログにはしていないけれど、TSSTの1週間前に帰省した山口県であるアングラーと知り合い、談笑の中で僕が最近の釣りの中で気になっていた事へのヒントというか答えそのモノとも言えるアイデアを、僕が気になっている事とは少し違う形で気付かせてくれたことも、今回の結果に繋がった要素の1つではないかと思っています。
岩国のUZさんありがとう御座いました(’-’*)
また、お会いした時は後ろの車にクラクション鳴らされるほど夢中で釣りの話しましょう❗
東京湾及びそこに流入する河川で行われるルアーシーバスのワンナイト・トーナメントである『2016年 TSST 第1戦』が開催され、自分ももちろん参戦してきました。
2014年、2015年も全4戦に参戦して、いずれも年間シリーズランキング2位というリザルトを残す事ができ、今年も良いリザルトを残せる様に寒い時期から色々と試しながら釣行を重ねてきました。
前年、前々年は各大会共に仕事の都合などで、事前釣行を全く行えずにぶっつけ本番という状態で参戦し、先ずは何処に魚が着いているのか?どんなパターンが通用するのか?というところから始まる状態ばかりでした。
とはいえ、事前の釣行が無い分、既成概念がなく直前のヒットパターンに拘り過ぎることもないので一概にどちらが有利ということも言えないことも有るのですが。
(事前釣行で良いサイズが獲れても本番でハズす事も多いのがTSSTアルアル)
しかも身体も仕事の疲れが貯まっていて、大会終了時には霊が抜け出てしまった様に疲労困憊しているという自分自身が非常にタフコンディションだったのを覚えています。

大会終了後はこんな感じに顔がむくんでいることも(笑)
(画像は昨年のモノでTSSTのHPからお借りしました)
また、昨年のクラシック戦では、閉会式の行われる開場へ戻る途中で、極度の睡魔に襲われ、僅かな仮眠つもりが、目が覚めると昼前だった…………という大失態もあったので、今回は土曜日の日中は仕事を入れず体力を温存。
そして、事前釣行を行い傾向を掴み、疲労からくる集中力の欠如などでミスを無くす(傷んだラインをそのまま使いラインブレイク等)ということを心掛けました。
とは言え、いくつかのパターンを何となく掴んでいるとはいえ、一年で苦手な時期である事には変わりはなく、サイズも出せていなかったので苦戦が予想される第1戦です。
大会当日の20時。
急遽入った用事を済ませて自宅を出発。
…………あっ(*_*)!?
デジカメ持って来るの忘れた!
バッテリーを充電する為にリビングに置いておいたのを思い出してUターン。
更には、葛西から木場へ向かう荒川河口橋を渡りそのまま右車線を走行し、有明方向へ向かう高架道路に乗ってしまうというね(笑)
釣りのイメトレや釣行プランを再考しながらの走行だったのですが、ちょっと集中し過ぎです《*≧∀≦》
結局21時の参加受付時間終了にギリギリに滑り込むという感じ。
受付を済ませ程なくして開会式が始まり今回のリミットサイズは50cmに決定。
参加人数は32名。
今回は第1戦から東京湾の凄いシーバスエキスパート達が参加していてなんだかテンションが上がります。
しかし、自分も参戦しているし、こっそりと上位も狙っているので冷静に考えるとそれはそれで非常に怖い存在だなぁ…………と。
まさに『冷静と情熱の間』に挟まれて密かにドキドキしておりました(笑)
こういったところも、TSSTの楽しいところ。
開会式が終わりスタートフィッシング!
参加者それぞれが車、バイク、徒歩(いたのかな?)で思い思いのポイント目指してパーキングを出発。
事前釣行では、数ヵ所のポイントで、あるタイミングでシーバスからの反応が強く出る傾向にあったので、その辺りを中心にポイントをローテーションするラン&ガンスタイルで勝負する作戦。
先ずは常夜灯の有る明るいポイントを数ヵ所チェック。
目視できるベイトの確認と水の状態のチェックも兼ねて、早い段階でキーパーサイズを獲って終盤の上げ潮でスズキサイズを狙って勝負が出来れば理想的な展開に出来るんだけども。
1ヶ所目
いきなりTSSTの参加者と遭遇(笑)
先行者とのバッティングを避けてマイナーなポイントを選んだつもりだったんだけど《*≧∀≦》
TSST当日にポイントで参加者に出会うのは初めてです。
ちょっと談笑してお互いに釣り開始。
さらに他にも一般アングラーも居て全然マイナーポイントじゃないじゃんねぇ……と。
自分は、一般アングラーが撃ちながら移動する10数m後を追う形でルアーを投げる。
開始数投目
いきなり狙い通りの展開に!?

幸先良くキーパーサイズの53cmをゲット。
ここでの実釣は数投ですが、潮の状態とボイル(ハクの量)を確認したので、長居せず次の常夜灯ポイントへ移動。
2ヶ所目では、ピックアップ寸前にフッコの反転があったのみ。
3ヶ所目を回ったあたりで、1ヶ所目で何となく感じた違和感が段々と実感に変わっていく。
表層の水が良くないのかなぁ。
週の半ばに降った雨とその後の週末の暖かい陽気が影響しているのか、表層の潮の色と臭いがちょっと嫌な感じ。
それが直接影響しているのかは定かでないけれど、僕のラン&ガンした数ヵ所では、いつものハクの群も少なく、ボイルも単発といった状況。
もちろん、他の要素やタイミングにもよるんだろうし、シーバスのストックも少なくはなく、表層の水が全くダメという訳でもないようなので見極めが難しい。
でもちょっと微妙な展開かも……。
それぞれのポイントで反転やショートバイトが単発で出る中、短時間で見切りをつけながら移動したポイントで1投目からショートバイト。
2投目も同じピンでショートバイト。
ゴーストカラーのX-80MAGNUMからホロ系にカラーローテーションしてカウントダウンを2秒増やしてスロー引き。
…………コッココッ!!
アワセを入れた直後に一気にストラクチャーに向かって走り出す。
ん?シーバスじゃないね!?
場を荒らしたくないので一気に巻き寄せてゴボウ抜き!
おぉぉ!!
デカイ、かなりデカイよ!!
近くに居たエサ釣りのオジサンも近寄って来て二人で釣り上がった魚を眺める。
X-80MAGNUMにアタックしてきたのは大きなメバル!

尺いったかな?
ポーチから携帯メジャーを出して実測。
ちょっと足りない28cm
(エサ釣りのオジサン認定(笑)
「ここでこんな大きなメバル見たの初めてだよ!デカイね」
「ルアーは何?ワーム?ミノー?」
なんだか釣った本人よりもテンションが高い(笑)
「これです!」
とX-80MAGNUMを見せると
「はあー…………(°▽°)」
とルアーの大きさを見て驚いてました(笑)
リリースしようかとも思ったけど、エサ釣りのオジサンにプレゼントして、ポイント移動。
3投しかしていないけれど、メバルがバイトしてくるタイミングではシーバスのアタリは期待できないという理由。
その後、シーバスからのアタリは少なくたまに釣れてもセイゴ……(*_*)

10ヶ所ちかくラン&ガンして1本目のフッコ以外はデカメバルとセイゴ2本のみ。
そろそろ干潮潮止まり近いのにマズイ展開です。
牡蛎殻の起伏のあるポイントに移動して、流れが絞り込まれているピンにX-80MAGNUMを流し込む。
ボトム付近までレンジを下げてスロー引き。
ロッドを軽くシェイクしてルアーがふらついた直後にドンっと強いバイト。
なんとかキーパーサイズ2本目

56cm
移動したシャローでスーサンのただ巻きにセイゴ……(*_*)
潮止まり中に休憩を入れ潮が動き出すタイミングでストラクチャー絡みのピンポイントへ。
と、その前に休憩したコンビニからポイントへ向かう際にまたやらかしてしまいました。
後半のプランを考えながらポイントへ車を走らせる。
なかなか着かないなぁ……と思った瞬間に我に帰る。
「ここ何処!?」
ある交差点を曲がらずに素通り。
10分以上走行しておりました(笑)
そこからUターンしてポイントへ到着したのは予定の20分後(>_<)
運転自体は信号でも普通に停止していて問題はないのですが、無駄に集中力が高い状態でした。
ラン&ガンを1ヶ所無駄にしたなぁ……。
後半1発目のポイントでは、目視できる足下では20~30cmの魚が激しく動いている様子が夜光虫の光る動きで分かる。
1投目、夜光虫対策として波動の弱いスーサンを放り込む。
スロー引きにチェイスからの反転するのを夜光虫が教えてくれる。
2投目、スロー引きからソフトにジャークしてストップ…………コン!
パシャパシャと夜光虫の青く柔らかい光りが広がる。

ん~ここでメバルが釣れたのは初めて。
移動
上げ潮が効き始めても、各ポイントではボイルはほとんどなく、有っても単発という状態。
上げ潮の後半戦も下げ潮で回ったポイントを潮位に併せてラン&ガン。
常夜灯のポイントで少し観察していると単発で突き上げる様に何かを食うシーバスの姿が。
何のベイトかは確認できないけど、それよりも水面下50cm位まで薄茶色の水が覆い、それをシーバスが反転する勢いで一瞬その下の層の色の違う水が見えるという状態が気になる。
(モジリが出来ない程度のレンジ)
表層で引き波を立てる小さなベイトも確認できるけれど、シーバスが捕食しているベイトもその薄茶色の下の層に居るらしい。
明るいポイントなので夜光虫の層かどうかは解らないけど、シーバスが反転するのもその下の層なので、ベイト自体も表層の水を嫌っているのかも。
何ヵ所か移動しつつ、夜光虫のいないポイントで引き波系やシンペンも試してみるけど、相変わらず反応は稀薄。
歩いて移動している際にカラスの鳴き声で夜明けが近い事を知る。
この時点でリミットはまだ2本……(*_*)
マズイなぁ(>_<)
でも焦っても仕方がないのでちょっとだけ早足で移動。
少し明るくなり始めた頃に、足場から近い位置ににヨレができているを確認。
アクエリアス120Bをキャストしてジャーク&ストップにチェイスが目視できた。
でも、一定の距離を保ったままでバイトしてくる様子もない。
2投目は同じラインに遠投して(着水音でスレさせない為) 嫌な水の層まで浮き上がらない程度に早巻き。
ヨレの近くで巻きながら一瞬ロッドを送り込んでルアーに変化を入れた瞬間にドンッとバイト!
慎重になりすぎない様にやりとりして寄せると思った程のサイズではなくちょっとガッカリ。
40cm後半かなぁ……。
軽く携帯メジャーで計りそのままリリースしようかとも思ったけど、念のため魚体を真っ直ぐにできるフィーモメジャーに乗せてみる。
おぉ……50cmジャスト!!

夜明け前ギリギリにリミットメイク完了です。
長かったぁ……(*´-`)
前半でリミット3本を揃えて、上げ潮の後半でサイズアップ狙いという理想的なプランは大きく崩れてしまったけれどなんとかギリギリリミットメイクできて一安心。
サイズ的には全く満足はできないけれど、リミットメイクした3本の異なるヒットパターンは全て2月、3月に色々と試しながら実釣してきたモノ。
もちろん、季節も変わり、パターンも多様化して一概にそれがベストとは言えないけれど、自分の中では現状で大きな軸になっているパターンである事は確か。
他のエキスパートアングラーならば全く違うアプローチで攻略していたかもしれないし、各ポイントを見切るのが早すぎてもしかしたら最良なジアイを逃していたのかもしれない。
ポイントローテーションのタイミングをミスっていたのかも…………。
なんて事を色々と考えながら閉会式のある会場へ向かう。
(>_<)…………パーキングへの曲がり角を素通りしてしまいました(笑)
危うく葛西へ向かう荒川河口橋を渡る前の交差点直前に気付く《*≧∀≦》
こんなんばっか(笑)
更には、ラン&ガンの最中に道端の障害物にロッドを引っ掻けてしまい3番ガイドを破損という事故も……(>_<)
考え事も時と状況を考えないと行けませんね!
なんとか無事に会場に戻りウェイイン。
同じ時季に開催された過去のリザルトをチェックすると全体的にサイズは出ていないながらも3本のキーパーを揃えているアングラーは少なくない。
今回の自分の合計サイズを考えると良くてもトップ5に入れていれば上出来かなぁ……と。
閉会式が始まるまでの合間にTSSTを通して知り合った方達としばし談笑。
そして閉会式。
ウェイインしたサイズ順に結果と名前が呼ばれ各アングラーがかなり苦戦していた事が伺える。
5位の入賞者になってもウェイイン数は1本のみ…………(>_<)
僅か1cmの差や、同サイズでも帰着時間の差で順位が決まる過酷な結果発表。
自分の想像していた以上に東京湾全域で厳しいコンディションで、実力あるエキスパートアングラーでさえ苦戦していた事実にショックを受ける……(;´Д`)
4位まで発表された時点で3本揃ったのは3名のみという事が判明。
そして自分の結果は3位。
自分の予想していた“良くても5位”よりは良いリザルトで嬉しいと共に、僅かなプランの違いによって、自分ももっと苦戦していたかもという思いでちょっと複雑な心境でした。
因みに、5位以上の入賞者はコメントを発表するのですが、自分は相変わらずのカタコトでした(笑)
今回は体調も良いのでいつもよりはマシなコメントができると思ったのになぁ(* ̄ー ̄)
「相変わらず喋んないねぇ(笑)」
というツッコミが入り、ちょっと笑いが出てようやく気持ちがリラックス出来ました。
結果発表と受賞も終えて閉会後もTSST参加者の皆さんと談笑。
いつもフラフラな状態なので閉会式後は直ぐに帰宅するか車で仮眠しているのですが、こういう交流もTSSTの楽しいところなんだなぁと。
実釣以外の楽しさも経験できたので、次回も体調万全で参加しようと思います!
大会運営の『CROSS ROAD』の皆さん、参加者の皆さんお疲れ様でした。
ありがとう御座いました。
次戦もよろしくお願いします。
そして、副賞のペイントプレートを協賛して頂いた『ペイントショップ☆ハゼファクトリー』にも感謝です!
http://hazefac.com/

また、まだログにはしていないけれど、TSSTの1週間前に帰省した山口県であるアングラーと知り合い、談笑の中で僕が最近の釣りの中で気になっていた事へのヒントというか答えそのモノとも言えるアイデアを、僕が気になっている事とは少し違う形で気付かせてくれたことも、今回の結果に繋がった要素の1つではないかと思っています。
岩国のUZさんありがとう御座いました(’-’*)
また、お会いした時は後ろの車にクラクション鳴らされるほど夢中で釣りの話しましょう❗
- 2016年4月11日
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