プロフィール
登石 ナオミチ
神奈川県
プロフィール詳細
カレンダー
検索
タグ
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:565
- 昨日のアクセス:441
- 総アクセス数:1330462
QRコード
▼ アコウ(キジハタ)ゲームのいろは。リフト編
- ジャンル:日記/一般
- (テクニック)
これから、アコウ(キジハタ)釣りを始めようという人の為に基本をなるべく分かりやすく解説していきます。
やはり初めてやる釣り場合、「どんな種類のルアーが良いのか。」「どんなアクションが釣れるのか」などに目が行きがちだと思います。
それももちろん大切ですが、まずはもっと大切なこともあります。
それは、自分の投げたルアーが、水中でどう動いているのかを明確にイメージできるようになること!
やっぱりなんとなく何をやっているのか分からないまま釣りをしている人と、自分の中でルアーの動きを想像しながら釣りをしている人では釣果は大きく変わってきますし、何より根掛かりの数が違います!
では、どうすれば、しっかりと水中にあるルアーを想像しながら釣りをする事ができるのか?
それは……
基本動作をしっかり覚える!
これに尽きると思います。
という訳で、今日からしばらくキジハタに限らず、ボトムを取る釣り全てに通じる基本動作を解説していします。
基本過ぎてなかなか詳しく語られることが少ない部分ですが、以外と勘違いしていることも多いので、初心者だけでなく中級者の方にも見て頂ければと思います。
まず初回は〜
リフト
まずは、ボトムに着けたルアーを持ち上げて魚にアピールするリフトと言われる動作。
またこのアクションは、魚にアピールするだけでは無く、リフトして再び着底するまでの時間をカウントすることで、そのポイントの地形を把握したり、根掛かりしそうな場所をリフトして回避したりと、その使い方は様々。まさにロックフィッシュフィッシングの超基本動作の一つですね。
ここで、覚えて欲しいのが〜
同じロッド操作でも自分と、投げたルアーの距離によってリフトされる高さが違うということです。
「そんなの知ってるわー!自分から遠いほど低くて、近くなる程高くなるんでしょ!」
という方も多いことでしょう。
特にバスフィッシングをやる方にはこれは超常識ですね。
そうゆう方は、こうゆうような事を想像されているのだと思います。
ルアーが遠くにあるほどラインに角度がつかないので、同じ距離リフトをしても、実際にボトムから浮き上がっている距離は、ルアーが遠くにあるほど低くなる。。。
確かにバスフィッシングのような、あまり遠投をすることがなく、水深も浅く、また水に沈むフロロラインを使うような釣りではこれが正解です。
だけど、キジハタなどのロックフィッシュ釣りの場合は、必ずしもそうではありません。
何故なら実際には水中でラインはこうなっているから。
バス釣りと違って攻める水深が深く、また水に浮くPEラインを使うことが多いロックフィッシュ釣りでは、どうしても着底させてから最初の数アクションは、ラインが水に馴染まずに膨らんでしまいます。
(まぁバス釣りでも少しは膨らんでいるのですが意識するほどではない)
ですのでロックフィッシュ釣りでは最初はラインが膨らんでいるのでルアーのアクションは上方向に伝わり、リフトの高さが高くなります。
そして、アクションをする中で、徐々にラインが水に馴染んできて竿先と一直線になりはじめ、ラインに角度がなくなることで高さは低くなっていきます。
そして完全にラインが一直線になると今度はバス釣りと同じように自分にルアーが近づくにつれて高さが高くなります。
なので、正解は〜
着底して最初の数アクションは、リフトの高さが高く、ラインが馴染むに連れてだんだん低くなっていって、足元付近までルアーが来るとまた高くなる。
が正解でした!
まぁロックフィッシュ釣りをやり込んでいけば、こんな事は頭では意識しなくても、投げた距離と水深で体が勝手に分かってくるものではありますが、最初はちょっとこの事を頭に入れて釣りをしてみて欲しいと思います。
それだけで、何も考えずにリフトアンドフォールをしている人より高次元に水中の地形の変化やルアーのレンジをイメージすることができるようになります。
ここからはちょっと応用の話。
またこの事を応用すると、こんな事もできます。
根掛かりの回避です。
普通に投げてから引いてくると、手前の根などのストラクチャーにルアーがぶつかって根掛かりしてしまうようという、ロックフィッシュ釣りに良くある状況。
そんな時は敢えて遠投せずに手前のストラクチャーの直前に着底させる。
そうして最初の数アクションのまだラインが水に馴染んでいない段階の、高さのあるリフトを利用して根掛かりを回避する。
伊豆の磯の急激なブレイクでの根掛り回避なんかにも応用できますね♪
とりあえず、
「遠投して引いてきて手前で良く根掛かるな~」
という時は遠投しないで根がかる場所の少し沖で着底させて根掛りを回避しながら探ってみて下さい!こんな小さなことでも案外大切なのです。
以上ちょっとした応用の話でした。
ちなみに、遠投してボトムを取り、リフトしてから再び着底までの時間の変化で常に地形を把握しながら釣りをするサーフでヒラメやマゴチを狙うアングラーは、この精度がめちゃめちゃ高いです。
なので、そういう釣りからロックフィッシュ釣りに入った方には今回の内容はすんなりと頭に入ったかもしれませんね♪
反対にバス釣りからロックフィッシュ釣りに入った方には少し難しいかもしれませんが慣れちゃえば簡単です。
次回は、今回の逆で、フラットフィッシュアングラーのほうが意外と分かっていない、「着底」について解説したいと思います。
ではでは〜
iPhoneからの投稿
- 2016年9月17日
- コメント(4)
コメントを見る
登石 ナオミチさんのあわせて読みたい関連釣りログ
fimoニュース
登録ライター
- 37th 形のない答えを探して終…
- 2 日前
- pleasureさん
- 釣りのためのデータサイエンス…
- 5 日前
- BlueTrainさん
- ヤリエ:グリーブと万博
- 12 日前
- ichi-goさん
- 乗っ込み戦線異状アリ
- 17 日前
- rattleheadさん
- 私のシーバス(?)ロッドの偏…
- 26 日前
- ねこヒゲさん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 某運河 ★ まずまずの展開
- デューク
-
- 鳴門 磯マル釣行❗ ん~ん納得
- グース
最新のコメント