日中に怪物に挑み、そしてそれを撮る

  • ジャンル:日記/一般








正直、燃え尽きてました。








ソルトウォータールアーフィッシングを始めて

まだまだ黎明期だった10数年前は

遮二無二大物を追い求め続け

地元小丸川に棲息する、幼い頃からの憧れだったマルカ(アカメ)に挑み続け

そして経験を積み、いくつかのパターンを掴み

多くの死闘を繰り広げ納得のいく釣果を得た。

当時、日本で初めてTVカメラの前でファイトシーンも撮った。



その後

最も身近なターゲット、ヒラスズキの当時JGFAの記録を持っていた

あの方が釣行で事故に遭い

ヒラスズキのタイトルを持ったまま、帰らぬ人に・・・

彼を弔う為にも、

なんとしても欲しかったJGFAのヒラスズキのタイトル。




それを手にして流した涙、

故人への想い。




そして


掲げた次の目標



ボクが世間に知らしめた

日向灘の怪物、オオニベを

全国のアングラーの前で魅せたい。





2007年12月

釣りビジョン  RUN&GUN SALT にて収録








あの日以来

次の目標が定まらず


不安定な釣り。





正直、釣りがつまらなくも感じた事もありました。

プレッシャーばかり大きく


大切な家族の為だけに生きる為



いっその事、背負っていた荷物をおろしてしまおうかとも思いました。










しかし


この12月


釣りビジョン Dz SALTで再びオオニベに挑むという企画が決定しました。



前回、RUN&GUN SALTではナイトゲームという

当時の主流とされていたステージでの挑戦。


同じ内容で挑んでも仕方ないので

あえて今回は、当番組のボク自身の拘りである


デイゲームオンリーで怪物に挑む事をスタッフにお願いしました。



当然

12月の忙しい時期にデイゲームでオオニベに挑んだ経験は少なく

それは容易な事ではない事は十分に承知

しかも


TVカメラを背負った状況でヒットさせ、ランディングさせる事の難しさは

経験したものでないと理解できない

極めて高いハードルです。






目標を失い、情熱も薄れつつある現在のボクにとって

この上ない新たな目標ができました。




釣れても、釣れなくても

二日間の釣りのすべてを

問答無用にOAをするガチンコノンフィクション番組です。




相手にとって不足なし。






息子の柔道指導の合間にも

来るべく勝負の12月の為に

自らのモチベーションを高めて行きたいと思います。






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