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▼ リバーフラットフィッシュ攻略①春の釣れる場所と時合の見つけ方
- ジャンル:style-攻略法
はじめに
河口でのフラットフィッシュゲームにおける
①釣れる場所の探し方
②釣れる時間の予測方法
以上2点をお話していこうと思います
春は「水温上昇」がカギ
春の魚は水温が上昇したときに活性が上がる
という仮説のもと、
5月初旬の河口を調査していきました
なぜそういえるか?
春シーズンは夜中から朝にかけて
気温が1ケタ台にまで落ち込みます
その間に水温が一気に低下し、
魚たちにとっては苦しい環境
でも日が昇ってくると水温が上がるので
魚たちにとっては居心地のいい水温になるはず
快適な温度になったとき
積極的な捕食行動をとるようになるのです。
よって今回は、
水温が上がりやすい条件をそろえた場所
水温が上がりやすい時間帯を予測し
釣り場とタイミングを選定しました
場所選び
今回は水温が上がりやすい
3つの条件を満たしている場所を選びました
①シャローエリアであること(干潮時に干上がらないレベル)
②川のインサイドであること
③流れをさえぎるストラクチャーがあること
なぜそのような場所を選んだのか?
ひとつひとつ解説していきます
①シャローエリアは水温が上がりやすい
シャローエリア(浅い場所)は水量が少ないため
気温や太陽光の影響をモロに受けます
水量が少ない分
冷気に冷やされるのも速いですが
逆に暖気によってあたためられるのも速いです
今回は晴れた日の日中に釣行したので
水温が上がりやすく
朝の冷え込みから水温が回復しやすいような
シャローエリアを選びました
②川のインサイドは流れが弱い
人工物の影響を受けすぎていない河川では
たいてい川筋が蛇行しています
川が描くカーブの内側をインサイド
カーブの外側をアウトサイド
この中でも川の流れを強く受けるのがアウトサイド
逆にインサイドにはそんなに流れが当たりません
で、今回は流れの当たりにくいインサイドに陣取ったわけです
なぜインサイドなのか?
「流れが当たりにくい」というのは
陸上で言えば「風が吹いてない」
というのと同じような感じです
この日は朝イチに水温が低下していた日
魚にとっては寒いです
人間もそうです
寒い日に風があったら凍えちゃいますよね…
そんな寒い日には風の当たりにくい場所に逃げ込みたくなりますよね…
魚の立場で言い換えると
水温が低くて凍えそうな日には
流れ(風)があたりにくい場所に行きたくなるわけです
というわけで
流れが当たりにくいインサイドを選択しました
③流れがない場所ほど水温が上がりやすい
今回選んだのは
左右に流れを防ぐストラクチャーがある場所でした
左右にストラクチャーがあると
流れがせきとめられます
こういった流れのきいてないところの方が
水温は上がりやすいため
ストラクチャーが左右にある場所を選びました
流れがせき止められた場所は
太陽光によってあたためられた水が
閉じ込められて外に逃げにくいんです
これも人間におきかえるとわかりやすいです
換気されていない部屋って
人の体温やらなんやらで空気があたためられて
その熱気が閉じ込められて
すぐに温度が上がっていきますよね?
流れがせきとめられた空間というのは
喚起されていない部屋と同じ
暖かい水がたまり、
日中にいち早く水温が上がり
魚の活性も上がっていきやすいのです
時合の予測
釣れる場所選びも大事ですが
釣行する時間帯も肝心です
釣れる時間を選ぶ際にも
「水温が最も上がりやすい時間」を選んでやると
春シーズンの釣果は上がりやすいです
具体的に言うと…
晴れた日の場合は
「晴れた日の日中」
「干潮潮止まり前後」が理想的と言えます
干潮前後は水位が最も低く
水量が少ないため
晴れた日は太陽光によって
すぐに水があたためられるからです
長くなりましたが
こんな感じで釣れる場所と時合に関する考え方を
お伝えしておきます
では実釣編へ
※動画版はコチラです
実釣編① 気象条件
5月1日 8:30~13:00 中潮
和歌山県 某河川の下流域
水温上昇の条件を満たしたシャローエリア
風はほぼ無風で天気は晴れ
実釣編② 釣りの記録
8:30 実釣開始
ルアーは14gシンカーのジカリグに
クレイジーフラッパー2.8インチ
カラーはサイトフラッシュ(白系)
時々シェイクしながら
あとはズル引きするだけの簡単なお仕事です
干潮時刻が10時過ぎなので
干潮時刻の90分前
8時30分に釣行開始しました
流れを受けにくいエリアを選んでいるので
状況はベタ凪
しかし
「こんなん釣れるんかいな?」
という迷いはすぐに消え去りました
3投目でさっそくアタリ
しかし吐かれてしまう…
その後、エリア内でランガンしていると
コツっというかすかなアタリ
少し待ってみると一気に飲み込みました
フッキングを入れてファイトに移る
そして上がってきたのは40センチのマゴチだった
小さいけど我慢…
潮止まりに少し休憩したのち
11:30に釣りを再開
潮がとまっている間に水温が上がり
朝と比べて3℃も上がっていました
低水温の時期だったので
この水温上昇は最高の条件
期待が高まります
上げ潮に転じたタイミングで
潮の色も変わってきたので
カラーを少し変更
クレイジーフラッパー2.8インチ
ブラックチェリー(赤系)を使用しました
するとまさかの1投目でバイトが発生
でも地形に引っかかっているような気もする…
ん?
居食いしているのか?
よし、疑わしきはアワセ!
グンッ!
乗った!
しかもデカい!
めちゃくちゃ首振る!
いいぞいいぞ!
魚体が見えた!
まるまる太ったマゴチ!
しかし…
フワッ…
え、、、
まさかの目の前でスナップが破断
そしてマゴチは深いところに帰っていきました…
その後、気を取り直してランガン!
すると10投目ぐらいに…
コツっ
かすかなアタリ
そのままじっくり飲ませてからフッキング!
上がってきたのは42センチのマゴチだった
※記事容量の都合で写真はUPできません
写真追記のフルバージョンは個人ブログで公開しています
この日は4バイト
内訳は
1吐かれ
2キャッチ
1寸止めプレイ←
って感じでした(笑)
そのあと2日間連続で同じポイントに通いました
どちらも天気は晴れ
干潮潮止まりの前後の時間帯にエントリーし
2日目は54センチのマゴチ
3日目も48センチのマゴチをゲットしました
乗せきれないアタリもあったので
少し難しかったですが
低水温期の春マゴチ
釣れる場所や時合の傾向を掴み
3連勝を果たしました
- 2023年8月1日
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