鱸釣りを始めて１年がたってしまった。
まさかここまで本気ではまって楽しんでいるとは思いもしなかった。

友達に誘われシーバスがなにかも分からずとりあえずやってみた感じの軽いノリでタックルベリーで１５０００円かけて最低限の準備をした。初日は若洲公園でラインとリーダーの結び方も分からずネットで検索して頑張って駐車場で準備して。夜中でまっくら、もちろんライトなんて持ってない。なにしていいのか、どうしていいのか、それよりもルアーという物に触れるのは初めてでさてどうするか。友達はとりあえず潮目狙えばいいんだよみたいな曖昧な感じで一晩中やってほげった！ルアーも当然のことながら無くした。

ネットで調べて２回目は多摩川に行くことに。友達は俺よりも初心者ながら全然知識もあったので橋脚の明暗だよといいながらやっていたとこ打ち始めて２～３時間すると３０センチぐらいのセイゴを釣り上げ、俺はこんなすごいのが釣れるのかとなった。初めてシーバス見る俺にとっては３０センチちょっとでもかなりのでかい魚に見えた。釣れても２０センチぐらいのトラウトやアジみたいな魚だと思ってたからこそ衝撃的だった。そのあとしばらくすると友達がさらにもう１本４０アップのを釣り上げて、さらに衝撃的だった。
それにしても俺にはなにもない朝日も昇りもうダメかなと思ってた時、根係りみたいに引っかかった感じになったのでやっちまった～みたいに言って力で回収しようとしたらグイッと動き始め”あれ？”となってひたすら巻いて巻いて巻いて４０アップがきた！！ルアーはサイレントアサシン。



ネットインしてすぐにルアーが外れちゃったのであぶなかった。でもこれはほんとにうれしかった１匹だった。今だから分かるけどこのヒットパターンはダウンクロスのスローのドリフト。そしてこいつベイト喰いまくってたみたいでおなかバンバン、バスみたいだった。こんなドヤ顔の写真が撮ってみたかった！



２回目の釣行で釣れた事は今でも鮮明に覚えている。だからこそ１周年記念の今日は絶対に釣り上げたい！今回は時間もなかったので地元の隅田川で下げ狙い。ピンポイントで橋下手通さないといけないポイントだからかなり難しく、ここでは過去にルアーをすでに５個ぐらいはロストと大破した橋脚。最近は先行者の絶えないポイントの激戦区らしく自分の入れたとこは偶然にぽっかりあいてた。右を見れば上流側の橋脚にはアングラーが一人。
狙うは橋からのヨレと明暗のクロスしたとこ。表層からレンジとトレースラインを変えて色々と攻めるがしばらく無反応。こうなると手早く色んなレンジを探れてちょっとでもやる気のある奴は喰ってくるダートアクションで徹底的に攻める事に。その数投で最後回収の時にショートバイトがきたからもしかしてと思い。より奥にキャストしてダートのスピード若干下げタメを若干増やしたらゴン！と１発！！いつもほどの引きがないからそのまま勢いで引っこ抜いてランディング！！ダートは本当によく釣れるアクションだ！
しかしまさかのミニエント丸のみでここからが大変なことに。エラの裏側にフッキングしていて全然外れない、力でエラごと抜いて無下に殺すわけにいかないので試行錯誤でエラの外から外してみることに。丁寧にやってたらうまく外れた。とりあえずサイズだけ写真残してすぐに川に戻したら元気に帰っていた。
かわいいサイズだったけど１周年を祝う１本が上がってうれしかった。これでトータル５９本目。まずは目指せ１００本！